2011年04月04日

【訃報】「解放の神学」のコンブラン神父(赤い司教)が88歳で死去した

CJC通信
http://twitter.com/#!/cjcpress/status/54821826555166720
「解放の神学」のコンブラン神父死去

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「解放の神学」の推進者として知られるホセ・コンブラン神父が3月27日、ブラジル・サルバドルの病院で心臓疾患のため死去した。88歳。

1923年ベルギー・ブリュッセル生まれ。

47年、司祭に叙階、教皇ピオ12世が、司祭の足りない地域に自発的に宣教するようにと司祭へ呼び掛けたのに応え、58年ブラジルを訪問した。

主にサンパウロ州カンピナスに居住、『青年カトリック労働者』運動に協力した。その後、チリに移動し、神学生を指導した。両国から国外退去を命じられたこともある。

ブラジルで人権問題と「貧者のための教会」に力を注ぎ、「赤い司教」と呼ばれたヘルデル・カマラ司教の助言役として、またその後継者として「解放の神学」を推進した。

遺体は故人の遺志により、パライバ州の貧困地帯の町に埋葬される。




☆解放の神学
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E6%94%BE%E3%81%AE%E7%A5%9E%E5%AD%A6

キリスト教社会主義の一形態とされ、民衆の中で実践することが福音そのものであるというような立場を取り、多くの実践がなされている。中南米のプエブラ司教会議でも支持されたが、階級的視点などにおいて「マルクス主義方法論をベースにした共産主義」と意図的にも無知からも混同されて中傷される事も多く、各国で政府側からも反政府側からも聖職者や修道士などが暗殺される事が多い。一方でフィリピンやインドネシア、東ティモール、ハイチなどでは実践が重ねられている。その神学論理の一部については同じ立場を取るプロテスタントの新正統主義神学、フェミニスト神学、プロセス神学などと同様にバチカンからは拒絶されている。

現在の教皇ベネディクト16世も教理省長官時代からの解放の神学の反対者として知られている。

解放の神学は特に社会正義、貧困、人権などにおいてキリスト教神学(概ねカトリック)と政治的運動の関係性を探る傾向を持つ。解放の神学の主な革新は社会的抑圧や経済的な貧困の視点から神学するというその神学(例えば神の語りかけ)にある。ジョン・ソブリノS.J. によれば、貧困は神の恵みへの特権的な通路である。フィリップ・ベリマンによれば解放の神学は「貧苦と闘い希望を持つ者のキリスト教信仰の解釈であり、社会とカトリック信仰、キリスト教への貧者からの批判」である。

解放の神学では解放者としてのイエズスに焦点をあてる。聖書の中でも解放者、正義をもたらす者としてのイエズスの使命について書かれた記述を強調する。これは(時折文字通り)この正義の使命のための出動命令と解される場合がある。さらに多くの解放の神学者はマルクス主義から階級闘争などといった概念を借用する例がある。

解放の神学は今日では通常カトリックの大学や神学校では教えられることはなく、プロテスタント起源の学校でしばしば教えられるものとなっている。彼らは貧困層とより関係を持つ傾向があり、聖書の解釈も彼らの実践をどう位置づけるかという文脈で行われることがある。

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posted by はなゆー at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 訃報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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