東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations、ASEAN)のスリン・ピッスワン(Surin Pitsuwan)事務局長は6日、海と住宅地の間の緩衝地帯として機能していたマングローブ林の破壊が、ミャンマーを直撃したサイクロンで多くの死者が出た原因の一つであると述べた。
シンガポールの民間研究機関、S. Rajaratnam School of International Studiesが、気候変動、環境破壊、鳥インフルエンザなどの新しいかたちの脅威についての研究センターを開設するにあたって基調演説を行ったスリン事務局長は、「今回の甚大な被害は、人口の増加により、住宅地を上げ潮、高波、嵐から守る緩衝地帯となっていたマングローブ林が破壊されたためだ。いまや人間は自然の脅威に直接さらされている」と述べた。
ミャンマーの国営紙「ミャンマーの新しい灯」(New Light of Myanmar)は、死者の多くはサイクロンで壊滅したエヤワディ・デルタの中心地ボガレ(Bogalay)の町で出たと伝えた。
ASEANのアジア地域生物多様性保全センター(ASEAN Regional Centre for Biodiversity Conservation、ARCBC)のウェブサイトによれば、エヤワディ川は森林破壊と農耕地利用のため世界で最も沈泥が進んでいる川の1つだ。保全区域の周囲は農耕地に転用され、保全区域のマングローブも急速に消滅しつつある。ARCBCのウェブサイトには「1977年から1986年と同様のペースで破壊が進めば、マングローブ林のすべてが50年以内に消滅する」とした研究も紹介されている。
【環境の最新記事】
- 豚インフルエンザ・ウイルスが変異してパワ...
- 豚インフルエンザ遺伝子の変異は意外と簡単...
- 日刊ゲンダイ「豚インフルエンザの“強毒性...
- WHO事務局長「豚インフルが鳥インフルと...
- 茨城県東海村の核燃料加工会社でボヤ
- 〔豚インフルエンザ〕発生源?の養豚場は衛...
- 〔豚インフルエンザ〕1976年には集団予...
- 日刊ゲンダイ「“豚インフルエンザ”感染拡...
- 〔豚インフルエンザ〕WHOが警戒水準を「...
- 【速報】WHOが豚インフルエンザの警戒水...
- 南アフリカで「遺伝子組換えトウモロコシ」...
- 「米国内の豚インフルエンザ防止策は手遅れ...
- 日本は「豚インフルエンザ」のワクチンをま...
- 米国とメキシコで「豚インフルエンザ」が人...
- 浜岡原発と島根原発で「データ改ざん」
- 「柏崎刈羽原発」の原子炉建屋内で火災
- 柏崎刈羽原発の貝処理装置からコバルト60...
- 〔日テレ動画〕豊橋市:新たに1か所の農場...
- 「福島第1原発」が圧力異常で原子炉停止
- 日本国内で「カビ米」が食用として流通して...



