NHK解説主幹の長谷川浩さん(55)が東京都渋谷区神南のNHK放送センターで転落死していたことが、17日分かった。
NHKによると、長谷川さんは15日午前、同センターの敷地内で倒れており、間もなく死亡した。警視庁代々木署は「事件性はない」と話している。
長谷川さんは71年にNHKに入局。政治部、バンコク支局長などを経て、98年から解説主幹を務めていた。安全保障などが専門で、最近では10月10日放送の「特集・あすを読む」で米国同時多発テロ関連の解説をした。
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米中枢同時テロなどの解説を担当していたNHK解説主幹の長谷川浩さん(55)が、15日に亡くなった。
NHKによると、長谷川さんは15日午前11時ごろ、東京・渋谷の放送センター敷地内で倒れているのが見つかった。救急隊が駆けつけたが、間もなく死亡した。上層階からの転落死とみられる。代々木署が原因などを調べているが「事件性はない」としている。遺書などはなかったという。
長谷川さんは東大法学部卒業後、71年入局。政治部、バンコク支局長などを経て、97年から解説委員、98年から解説主幹を務め、現在はラジオ第1の「ラジオ夕刊」などを担当。同時テロ関連では、10日夜放送の「特集・あすを読む」などに出演し、今後の見通しなどを解説していた。

昭和史発掘(4)新装版
ラベル:長谷川浩