☆“北海道”洞爺湖町が財政破綻危機 (日刊ゲンダイ)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/73549http://www.asyura2.com/09/senkyo61/msg/446.html昨年7月に首脳サミットの開催地となった北海道・洞爺湖町が“財政破綻”の危機に瀕している。「地方公共団体財政健全化法」が4月から施行され、町は今秋にも、破綻スレスレの「早期健全化団体」に指定される見通しだ。財政悪化の理由が「サミット開催による観光客の減少」というからシャレにならない。
(略)
「2000年の有珠山噴火に伴う住宅建設負担で、町財政はすでに厳しかった。それに拍車を掛けたのが、洞爺湖サミットです。そもそもサミット開催時期の7月は町一番の書き入れ時なのに、『厳重警備』が報道されてお客さんはサッパリだった。サミットが終わったと思ったら、今度はガソリン高が襲い、トドメは金融危機です。昨年の温泉客は約70万人で、前年比でざっと6万人も減ってしまいました」(町の商工関係者)
サミット開催地に強力に洞爺湖町を推したのは当時、警察庁長官だった漆間巌官房副長官だ。
「06年11月の時点で、サミット開催地に名乗りを上げていたのは大阪や横浜など大都市です。ところが翌12月に漆間氏が突然、北海道知事に開催地の立候補を要望。会場の『ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ』の所有者は、警備会社のセコムで、漆間氏の兄の元警察官僚は、同じ警備業界の綜合警備保障に天下りして長年、社長を務めていた。綜合警備保障の村井温社長は『洞爺湖サミットの大型警備受注が売り上げに貢献』と言っており、サミットは警備業界にとってよほどオイシかったに違いない」(全国紙記者)
その一方で自治体はガタガタに。洞爺湖町の財政悪化は“漆間不況”が原因だ。
☆漆間のおかげで洞爺湖町が財政危機破綻 (反米嫌日戦線)
http://anarchist.seesaa.net/article/117070660.htmlhttp://www.asyura2.com/09/senkyo61/msg/447.html洞爺湖サミットで、漆間の兄の会社はぼろ儲けで、開催地の洞爺湖町は財政危機に……。まったく納得がいかねぇじゃないか。
☆また原稿が遅れてしまいそうだ(3月9日の宮崎学氏のホームページ)
http://miyazakimanabu.com/2009/03/09/530/http://www.asyura2.com/09/senkyo61/msg/448.html漆間の兄・英治は早大政経を卒業して警察庁に入り(弟は東大だが)、警視庁捜査二課長や広島県警本部長を歴任した後、綜合警備保障に天下り、代表取締役社長に就任している。
(略)
安倍政権政権において、安倍が唯一首相らしいことをできたのは洞爺湖サミットであった。最近のサミットは利権でしかないのだが、わかりやすいことに、ここの警備で大儲けしたと綜合警備保障側も認めている。
(略)
一方、サミットで使われたホテルは警備がしづらいうえ、バブル崩壊で倒産した悪名高いものであった。そして、倒産後は02年に警備会社のセコムが買い取っている。
当時外相だった麻生太郎は、サミットでこのホテルを使うことについて「バブルの象徴のようなホテルはいかがなものか」と言って、安倍を説得しようとしたが、安倍の決意は固かったと当時の報道にある。
少しは話が見えてきたか。
セコムが所有するホテルの警備には綜合警備保障も参入したことであろう。ここでどういうカネの流れがあったのか。入札はあったのか。もしかして随意契約ではないのか。このへんを国政調査権で調査すれば、わかることがいくつもあるかと思う。
☆ALSOK IR情報 社長ご挨拶 (綜合警備保障株式会社)
http://ir.alsok.co.jp/japanese/message/01_00.htmlhttp://www.asyura2.com/09/senkyo61/msg/449.html代表取締役社長 村井温
(略)
機械警備業務につきましては、売却及び工事の売上の落ち込みにより、前期並みの売上に留まりましたが、常駐警備業務につきましては、洞爺湖サミットにおける大規模警備の受注やPFI関連事業等が売上に貢献しました。
(略)
これら営業活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、142,195百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
(略)
平成20年12月
《関連記事》
☆大手新聞が報道しないニュースの中にこそ重要な事実がある (2008年4月23日。天木直人氏のブログ)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/23/#000838http://www.asyura2.com/08/senkyo49/msg/449.htmlその一例として、日刊ゲンダイ(4月23日)に出ていた二つの記事を紹介したい。
一つは、なぜ今年のサミット開催地に洞爺湖が選ばれ、そこにあるザ・ウィンザーホテル洞爺が会場となったのか、その裏には、実は重大な疑惑が隠されている、という記事だ。
今年のサミットのテーマは環境である。環境といえば京都議定書を決めた京都がある。官邸関係者も外務省もそう思っていた。しかし安倍首相のツルの一声で北海道の洞爺湖に決まったというのだ。
巨額の借金を抱え、サミット関連予算を捻出する余裕のなかった北海道も、当初は乗り気ではなかった。それを、「財政支援をするから」と、突然政府筋から言われ、しぶしぶ立候補の手を上げたという。
洞爺湖を選んだ理由として「京都は警備が厳しい」というのがあるが、真っ赤な嘘だ。05年に来日したブッシュ大統領も京都の迎賓館に泊まっている。
おまけに風光明媚なリゾート地は、北海道にはいくつでもある。はじめに洞爺湖ありきだったというのだ。
それではなぜ安倍首相は洞爺湖にこだわったのか。
それはずばり安倍政権とホテル関係者との癒着があるという。どんな癒着なのか。
「バベルの塔」ならぬ「バブルの塔」と地元で揶揄されたウインザーホテルは北海道拓殖銀行が巨額融資した不動産業者が建設した。それが、拓銀破綻(97年11月)のあおりで閉鎖。いったん廃墟になった。
それを、警察OBが多数天下っている警備会社セコムが買収、修繕した後にサミット会場に決まったというのだ。
その決定の裏には、前警察庁長官の漆間巌氏が暗躍したと言われる。また、セコムの創業者・飯田亮氏と安倍首相は悪くない。
安倍首相は洞爺湖のホテルを一度も訪れることなくツルの一声で決めたという。どう考えても「政官業癒着のサミット」と呼ぶべきではないか、と日刊ゲンダイは書いている。
☆サミット開催地 大逆転で洞爺湖に決定のウラ側(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/07/senkyo33/msg/1059.html投稿者 スタン反戦 日時 2007 年 4 月 27 日
「北海道は当初、サミットの誘致に積極的ではなかった。土壇場で名乗りを上げたのは、首相官邸サイドが促したからだといわれています。2年前から立候補していた横浜などは怒り心頭で、候補地はみな『選定基準はどうなっているんだ』と不満が爆発しています」(政界関係者)
会場に選ばれた「ザ・ウィンザーホテル洞爺」も“色メガネ”で見られている。社長の窪山哲雄氏は、石ノ森章太郎の漫画でテレビドラマになった「ホテル」に出てくる藤堂マネジャーのモデルとされる業界の有名人だ。日本ではここにしかないパリの3つ星レストラン「ミシェル・ブラス」はグルメにも評判。ホテルに文句はないが……。
「窪山氏は97年にウィンザーの社長に就任していますが、多額の資金を出していた拓銀がオープン4カ月目で破綻し、ホテルも閉鎖。その後、オーナーを引き受けたのが、セコムの会長だった飯田亮氏(現・取締役最高顧問)でした。私財を投入したともいわれている。その飯田氏がウィンザーホテル運営会社の取締役に就任していて、それが今度の疑惑の火種としてくすぶっているのです」(地元業界事情通)
飯田氏といえば、安倍首相の実兄の義父・ウシオ電機会長の牛尾治朗氏とはツーカーの間柄だ。総合規制改革会議や特殊法人改革推進本部参与会議など政府の有識者会議に名を連ね、昨年、刑務所のPFI事業をめぐり、「利害関係のある企業(セコム)の最高顧問が座長を務めているのは問題だ」と国会で指摘されたこともある人物だ。
「サミット招致での観光やPR効果は絶大。ウィンザーホテルはグレードアップで万々歳でしょう。さらに、ホテルはもともと警備業界と関わりが深い。各国の首脳が集まるサミットとなればなおさらです。飯田氏にとってメリットが計り知れないだけに、選考の経緯が怪しまれているのです」(永田町事情通)