「スミスフィールド・フーズ社の豚肉は、日本でも、住商フーズ株式会社等で輸入しており、ヨークベニマルや住友商事の子会社『サミット』などで扱われ、また、外食では大戸屋や豚カツ専門店『いなば和幸』『かつ浜』『株式会社食研』などでも扱っているようだ。」
☆米政府、「豚インフルエンザ」の名称変更を検討 (AFP通信)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2597916/4091891世界的に流行が拡大している新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)について、米政府は28日、「豚インフルエンザ」との名称が誤解を与え、世界各国で北米からの豚肉の輸入を禁止する措置が起きていることを受け、名称の変更を検討していると発表した。
トム・ビルサック(Tom Vilsack)米農務長官は、記者団に対し「(新型インフルエンザは)食物が媒介するものではない。豚インフルエンザと呼ばないことが重要だ。豚肉を食べても感染はしない。このメッセージを届けることが重要だ」と述べた。「われわれは安全面だけでなく、経済への打撃も懸念している」
☆新型インフル 当初、なぜ「豚」の名称を使ったのか (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090429-00000561-san-inthttp://www.asyura2.com/09/buta01/msg/227.htmlAP通信によると、欧州連合(EU)のワシリウ欧州委員(保健担当)は同日、「豚」の名称が養豚産業に損害を与える恐れを指摘し、「新インフルエンザ」と呼ぶべきだと発表した。
(略)
イスラエルのリッツマン副保健相も27日、「メキシコインフルエンザ」と呼ぶよう要求した。
(略)
一方、日本政府は当初、「豚」の呼称を使用していたが、WHOが世界的流行に対する警戒水準(フェーズ)を「3」から「4」に引き上げたのを機に、「新型」と呼んでいる。
《備考》
☆豚インフル発生源は南部養豚場? メキシコ政府否定 (4月28日の産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000647-san-inthttp://www.asyura2.com/09/buta01/msg/229.html男児が住む人口約3000人の山間の村、ラグロリア近くには米・メキシコ合弁の大規模な養豚場がある。廃棄物によって周辺の水や空気が汚染されたとして、住民の抗議活動が続いていた。現地に入ったAP通信の記者に対し、住民は「豚インフルエンザの発生をテレビで見たとき、ここで起きたことと同じだ、と思った」と語った。
(略)
養豚場を経営する米国の食品会社スミスフィールド・フーズ(バージニア州)も強く関連を否定する声明を出し、現地担当者も豚インフルエンザ感染が確認されたことと養豚場にとって「非常に不運な偶然の一致だ」と述べた。
(略)
ただし、ラグロリアでは今年2月にはすでに、体調の不良を訴える住民が続出していたとされ、男児が本当に最初の感染者で、かつ唯一の感染だったとは言い切れない。
☆メキシコ「第一号」は?…感染源、小さな村の5歳児に注目 (4月29日の読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090429-00000669-yom-inthttp://www.asyura2.com/09/buta01/msg/228.html村には米国資本の豚肉会社が経営する大規模な養豚場があり、フンの処理などを巡って以前から住民とトラブルになっていた。
村人の間では2月以降、エルナンデス君と同様の呼吸器障害や高熱の症状が相次ぎ、死者も出た。3月には人口の6割にあたる約1800人に症状が広がり、「異常な風邪が流行している」との不安が一気に高まった。村の男性(34)は今回、新型インフルエンザの症例などを報じたテレビを見て、「我々と同じ病気だ」と叫んだという。
《阿修羅掲示板より》
豚フルー感染爆発の発生源は米畜産大手スミスフィールドフーズの子会社グランハス・キャロルで、昨年末から感染が始まっていた
http://www.asyura2.com/09/buta01/msg/146.html投稿者 passenger 日時 2009 年 4 月 28 日
下記の《ラ・ボス・デ・アストラン》はメキシコの被抑圧状況を鋭く分析する情報サイトとして定評があるが、今回のレポートによると、米国系大手畜産企業の子会社が、メキシコシティから100マイルほど離れた場所で運営している養豚場が、豚フルー感染爆発の“発生源”とのこと。 この養豚場は衛生管理がズサンで、屎尿の沼ができており、大量のウイルス媒介昆虫が“涌いていた”という。すでに昨年12月には感染が始まっており、今や周辺住民の6割が感染症状を呈しているという。だが養豚企業側がワイロを使ってこのスキャンダルの露呈を阻止しており、地元ベラクルス州当局が、この問題を暴露した村民を「虚偽風説流布」の罪状で逮捕するという状況になっているという。
このレポートの内容が事実なら、米国とメキシコからの豚肉は感染リスクが高いので、輸入禁止措置も検討されるべきであろう。
《元・衆議院議員(当選5回)である笹山登生・元農林水産政務次官
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%B9%E5%B1%B1%E7%99%BB%E7%94%9Fのブログより》
☆Smithfield工場が豚インフルエンザ発生元」との情報の出所は?
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=1000http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=999なお、これらの情報には前段があり、メキシコの地元紙「la jornada」が、今月4月6日と4月12日にこの問題を取り上げ、すでに、2月時点で、住民のインフルエンザ感染があったとの報道がされている。
また、酸化池(oxidation lagoon)からのハエの発生はものすごく、さらに、酸化池からの処理水の地下への浸透が、地下水汚染を招いているとしている。
すでに2月はじめに3000人いる住民の60パーセントに当たる1800人がインフルエンザに感染していたとしている。
症状としては、高熱、筋肉痛、関節痛、頭痛、嘔吐、下痢であったという。
症状は、急速に訪れ、住民たちは、寝込むばかりであったという。
2月はじめ以降、この地区で、三人のこどもが死亡したが、メキシコ当局が過日発表したのは、その中の4歳の子供だけであった。
この記事の時点(4月6日)で、400人が保護されているが、依然として、肺炎・呼吸器症状はやんでいないようだ。
今年3月のはじめ、地域の医療関係者が、ハエの殺虫、地域の家屋のくん蒸消毒と全住民へのワクチン接種をしたという。
(略)
これが事実だとすると、メキシコ政府が対策に乗り出す2ヶ月以上も前に、豚インフルエンザ感染者が発生していたということになり、未発症感染者は、メキシコ政府の対策開始時点では、すでに、相当な数に達していたと推測される。
なお、スミスフィールド・フーズ社の豚肉は、日本でも、住商フーズ株式会社等で輸入しており、ヨークベニマルや住友商事の子会社「サミット」などで扱われ、また、外食では大戸屋や豚カツ専門店「いなば和幸」「かつ浜」「株式会社食研」などでも扱っているようだ。