予備自衛官「自分たち(注:自衛隊を指す)の活動を理解をしてくれない国民よりも、現場で共に汗をながす米軍の方が信頼できるんじゃないでしょうか。」
☆「トラスト・ミー」はだめ?=日米同盟に陸自幹部が発言 (2月10日の時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100210-00000251-jij-socihttp://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/244.html陸上自衛隊幹部が10日、宮城県の陸自王城寺原演習場で始まった米陸軍との共同訓練開始式で訓示し、日米同盟に関して「『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言した。
(略)
発言した幹部は、陸自第6師団第44普通科連隊(福島市)の中沢剛連隊長(47)=1等陸佐=。「同盟というものは外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と訓示した。
☆陸自幹部発言 「信頼してくれ」では日米同盟維持されぬ (2月11日の毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100211-00000000-mai-polhttp://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/245.html米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、鳩山由紀夫首相が昨年11月、オバマ米大統領に「トラスト・ミー」(私を信じてほしい)と伝えていた。こうした中での陸自幹部の発言は波紋を広げる恐れもある。
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岩上安身(フリーランスのジャーナリスト)
http://twitter.com/iwakamiyasumi/statuses/9052866385この連隊長の発言を、軽く見てはならない。彼個人ではなく、同様の思想・感覚を持つものは多数いると思われる。
岩上安身(フリーランスのジャーナリスト)
http://twitter.com/iwakamiyasumi/statuses/9052915373この連隊長がはしなくも吐露してしまったものは、自分達が忠誠を誓っているのは、民主主義国家としての日本国政府ではなく、日米同盟である、ということ。
岩上安身(フリーランスのジャーナリスト)
http://twitter.com/iwakamiyasumi/statuses/9053204059軍とは、いつの時代、いかなる国でも、クーデターを起こしうる実力組織である。その潜在可能性については常に細心の注意が必要。この連隊長の言葉から伺いうるのは、もしこの国でクーデターがありうるとしたら、「同盟」のパートナーである米軍に忠誠を誓うものとなるかもしれない、ということ。
外務太郎(予備自衛官)
http://twitter.com/MOFA_TOKYO/status/9056529656私も予備自として各地で訓練をしていますが、そのことについて現場の自衛官が不快感等をもっているようには思えませんでした。自分たちの活動を理解をしてくれない国民よりも、現場で共に汗をながす米軍の方が信頼できるんじゃないでしょうか。
《備考》
☆ホンジュラス・クーデターを支援したワシントン:これが証拠 (2009年7月20日の「マスコミに載らない海外記事」)
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2009/07/post-eaa7.htmlアメリカ国務省はクーデターを事前に知っていた。
国務省とアメリカ議会は、クーデターに参加したホンジュラス国内の関係者達と組織に、資金援助と助言を与えた。
ペンタゴンに訓練され、教育され、指揮され、資金援助され、装備を与えられたホンジュラス軍が、クーデターをやらかし、ホンジュラス国民を、武力によって、抑圧し続けている。
ソトカノ(パルメローラ)軍事基地を占拠して、ホンジュラスに駐留するアメリカ軍は、暗黙の共謀と、クーデターに関与していたホンジュラス軍への支持撤回を拒否することによって、クーデターの正当性を認めた。
テグシガルパ駐在アメリカ大使、ヒューゴ・ローレンスは、トーマス・シャノン国務次官や、現在、ヒラリー・クリントン国務長官の顧問として働いているジョン・ネグロポンテらと一緒に、マヌエル・セラヤ大統領の追放を、とりまとめたのだ。
クーデター発生の初日から、ワシントンは、関与した人々を“両者”とよび、“対話”憲法秩序を回復させる必要を言い、彼等を、人権と民主的原理の犯罪的な違反者ではなく、対等な参加者と見なして、クーデター指導者達を正当化した。
国務省は、ホンジュラスでの出来事を、法律的に“クーデター”として扱うことを拒否し、ホンジュラスに対する経済援助や通商を、停止または凍結することもしておらず、現在の政権に効果的に圧力をかける手段を全く講じていない。
単純に、現在の政権を、合法化し、依然としてクーデターに抵抗しているホンジュラス国民を疲労させることを狙う、今でも実施されている戦略の一部として、ワシントンは、米州機構(OAS)をあやつって、時間稼ぎをして、クーデター政権に勢力を固められにようにする一方で、セラヤ大統領が即時権力復帰する可能性を弱めている。
クリントン国務長官と、その広報担当官達は、コスタリカ大統領オスカル・アリアスを、クーデター政権と憲法上の政府との間の“調停者”として指名した後、セラヤ大統領の復帰について語るのをやめた。
そして、今や国務省は、クーデターの際に違法に権力を奪取した独裁者ロベルト・ミチェレッティを、“暫定管理大統領”と呼んでいる。
クーデター政権と“交渉”するという戦略は、クーデターをひき起こしたとして、非難することで、セラヤ大統領の信用を傷つけ、クーデター指導者を合法化する方策として、オバマ政権によって課されたのだ。
アメリカ議会の議員達が、民主党も共和党も、ホンジュラスのクーデター政権の代表によるワシントン訪問をとりまとめ、アメリカ首都の様々な舞台で、彼等を栄誉をもって受け入れている。
元々、自分の事務所とコネがあるロビー会社、コーマック・グループ経由で、クーデター政権の代表のワシントン訪問をとりまとめたのは共和党上院議員ジョン・マケインであったという事実にもかかわらず、今や、非合法な政権は、一流のロビイストで、党派を超えて、ホンジュラスのクーデター政権の全般的承認を実現するために、ワシントンにおける自分のコネと影響力を、行使しているクリントンの弁護士ラニー・デイビスを代表にしている。
オットー・ライヒと、ベネズエラにおける2002年4月のクーデター時に、独裁者ペドロ・カルモナの弁護士をしたことで有名なロベルト・カルモナ -ボルハスという名のベネズエラ人が、ホンジュラスにおける、対セラヤ大統領クーデターの基礎作りを手伝った。
ホンジュラスのクーデターを計画し、手助けするよう、ワシントンから選定されたチームには、最近、中米に派遣されたアメリカ大使の集団で、キューバ革命に対する不安定化工作の専門家達や、USAIDのキューバ “デモクラシーへの移行”プログラムの元局長アドルフォ・フランコらが含まれていた。
《おまけ》
フジヤマ・ガイチ
http://twitter.com/gaitifujiyama/status/9048076807この間山本薩夫の「皇帝のいない8月」を見ていたら、高橋悦史扮する内調の局長が東京地検特捜部に大物政治家をパクレと命じる場面があった。昔見たときは「そんな事あるかよ」と思っていたが、最近は「そういう事もあるだろうな」と考えが変わったw
☆ウィキペディア「皇帝のいない八月」の項→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%B8%9D%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E5%85%AB%E6%9C%88新風社文庫版のあとがきによれば、自衛隊のクーデター計画があったと聞かされたことが執筆の原因であると作者は述べている。
(略)
保革伯仲し与党内でも分裂が危ぶまれる政局不安定な198X年(予告編による)の暑い夏、アメリカに媚を売り、腐敗しきっている自民党の現政権に対して、自衛隊と結んだ右派系の元首相一派が自衛隊の最高幹部とともにクーデターを計画する。目的は自衛隊を国防軍に再編成すること。そのために軍事力で政府を制圧し、内閣総理大臣を拘束、憲法改正を断行する。ここにCIAが戦略・情報・人脈を使って介入してくる。
だが、そこで登場したのが内閣情報調査室室長。彼がすべての情報を探索し、官邸から自衛隊の統帥を指揮し、クーデターを制圧せんとする。だが、実はとんでもない大どんでん返しが待っていた…。