2010年09月23日

〔尖閣紛争〕菅内閣は6月の初閣議でいきなり対中国強硬方針を決めた

孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25246814105
6月8日初閣議で尖閣列島で「解決すべき領有権の問題は存在しない」の答弁書決定。係争地なら武力衝突につながる国家権力使用は抑制。鳩山前総理は国際的協議慎主張。領有問題なしなら日本領への侵入。断固たる措置可能。「初閣議」で準備ない者に誰が主導権をとってこの決定をしたか。要チェック


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25246303569
私がもし米国の陰謀家なら何故今日本に中国漁船拿捕をさせるか。
(1)東アジア共同体など日本に日中緊密化の動き、阻止、
(2)防衛大綱見直し検討
(3)普天間など米軍存在意義抑止論。中国脅威+
(4)自衛隊を米戦略一体化。中国は10月党中央委員会。次期指導体制検討。弱腰出来ず。緊張不可避


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25247253869
9月16日アーミテージ官房長官訪問。「中国日本を試している」と発言。多分緊張回避でなく日本の毅然とした態度進言。15日記者クラブで講演。防衛費を増強、比沖での海兵隊訓練に自衛隊の参加を提言。私のツイッター「私がもし米国の陰謀家だったら」と全く偶然に方向が一致。不思議なことである。


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/statuses/24991535000
もし管政権が初閣議で「領有問題は存在しない」と決定〈産経ニュース)した政策を続けるなら危険。1996年以降米国は係争地としている。繰り返すが政府は係争地での公権力の行使は武力衝突につながる性格を持っているとの危機感を持っているのか。自らの主張をするのと危険認識は別。


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/24980147127
歴史的に日本外的環境把握が弱い。日中戦争、ノモハン、三国同盟、真珠湾。相手の反応過小評価。今のまたその愚を継続が。国際政治は「あるべき」で行動すべきでない。相手の過激な行動をどう押さえるか、それをまず考えるべし。道徳の競争でない。」





☆米政府、思いやり予算大幅増を要求へ 「対中戦略経費」と強気
(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000504-san-pol

http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/693.html

中国の東シナ海での活動の活発化に加え、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で起きた中国漁船衝突事件での中国の強硬姿勢を受け、米側は思いやり予算を「対中戦略経費」と位置づけ、日本の応分の負担を迫る構えだ。

(略)

基地従業員の給与などでも日本側負担の上積みを求めてくることも想定される。在沖縄海兵隊が移転するグアムで施設整備を進める上でも米側がエコ対策を適用し、追加負担を迫る懸念もある。




☆ノモンハン事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

清朝が雍正十二年(1734年)に定めたハルハ東端部(外蒙古)とホロンバイル草原南部の新バルガ(内蒙古)との境界は、モンゴルの独立宣言(1913年)以後も、モンゴルと中国の歴代政権の間で踏襲されてきたが、1932年に成立した満洲国は、ホロンバイルの南方境界について、従来の境界から10-20キロほど南方に位置するハルハ河を新たな境界として主張、以後この地は国境紛争の係争地となった。

1939年にこの係争地でおきた両国の国境警備隊の交戦をきっかけに、日本軍とソ連軍がそれぞれ兵力を派遣し、交戦後にさらに兵力を増派して、大規模な戦闘に発展した。

(略)

1938年に起こった張鼓峰事件は、満州とソ連の国境でおこった紛争だったが、関東軍・満州国軍ではなく日本の朝鮮軍が戦った。この事件でソ連側が多くを得たことに不満を感じた関東軍は、係争地を譲らないための方針を独自に作成した。それが「満ソ国境紛争処理要綱」である。

「満ソ国境紛争処理要綱」は辻政信参謀が起草し、1939年4月に植田謙吉関東軍司令官が示達した。要綱は、「国境線明確ならざる地域に於ては、防衛司令官に於て自主的に国境線を認定」し、「万一衝突せば、兵力の多寡、国境の如何にかかわらず必勝を期す」として、日本側主張の国境線を直接軍事力で維持する好戦的方針を示していた。この要領を東京の大本営は黙認し、政府は関知しなかった。

(略)

この期間にはソ連軍の航空勢力が増大した。日本の航空偵察は、この戦闘中ずっと「敵軍が退却中である」という誤報を流しつづけ、上級司令部の判断を誤らせた。

(略)

東京の大本営は、関東軍の楽観的な報告により、8月26、27日まで戦闘が有利に進んでいると認識していた。が、急激な事態の悪化を知り、日本軍が引くことで事態を収拾することを決め、9月3日にノモンハンでの攻勢作戦を中止し係争地から兵力を離すように命じた。

(略)

日本は、軍部の威信低下を避けるため、国内に対して敗北を隠し、新聞はノモンハンでの日本軍の圧勝を報じた。また、軍内部においては敗北の責任を参加将兵の無能と臆病、および政府の非協力に帰し、参加将兵に緘口令をしいた。一般の日本人が敗北の事実を知ったのは、戦後になってからだった。陸軍はノモンハン戦後に「ノモンハン事件研究委員会」を組織しその敗戦の要因を研究したが、装備の劣勢や補給能力の低さを認識したものの抜本的なドクトリンの改革には結びつけず、“軍の伝統たる精神威力の更なる鍛錬を”と精神論に堕した。太平洋戦争後半において新型の中戦車開発に経験は活かされたものの、生産も投入も間に合わず、また戦車の対戦車性能を改善する教訓も十分に生かされず、結果として第二次大戦末期に至るまで旧式な装備を使用する事となり連合軍戦車・対戦車装備との陸上戦で苦戦する一因となった。

(略)

また、ソ連側が二正面作戦を避けるために独ソ不可侵条約によって後顧の憂いを断つなど、この戦争に国家的な対応を行ったのに対して、日本軍は関東軍という出先軍の、辻政信と服部卓四郎など一部の参謀の近視眼的な独断専行による対応に終始した。そのため、政略・外交・戦略・動員・兵站など前線での戦闘以前の段階で日本軍はソ連軍に圧倒されていたのである。

(略)

福井雄三は著書「坂の上の雲に隠された歴史の真実 明治と昭和の歴史の虚像と実像」で「10倍近い敵に大被害を与えて足止めをした実戦部隊は大健闘、むしろ戦術的勝利とも言えるが、後方の決断力欠如による援軍派遣の遅れと停戦交渉の失敗のため戦略的には敗北した」と結論付けている。

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ラベル:孫崎享
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〔尖閣〕漁業関係者「漁船が警備艇に故意に衝突することはありえない」

黒薮哲哉(ジャーナリスト)
http://twitter.com/kuroyabu/status/25214066693

中国の肩を持つわけではないが、尖閣諸島の事件について、面白い情報がある。漁船が警備艇に故意に衝突する行為は、常識ではありえないという漁業関係者の話。船体の強度がまったく違うので、衝突は自殺行為だというのだ。この事件のニュースは単に記者クラブの情報を流しただけでは。

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2010年09月22日

〔尖閣諸島紛争〕日本側は中国側の出方を完全に読み違えたようだ

☆ハイレベル協議を拒否=船長の無条件釈放を要求―中国外務省
(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000136-jij-int

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/518.html

中国外務省の姜瑜・副報道局長は22日夜、尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で発生した漁船衝突事件で悪化した日中関係の改善に向け、仙谷由人官房長官が同日の記者会見で日中ハイレベル協議の開催を求めたことについて、「日本側の詭弁(きべん)は成り立たない」と批判した上で、中国人船長の無条件釈放によってしか、両国関係の悪化を回避できないとする談話を発表した。




noiehoie
http://twitter.com/noiehoie/status/25209783894
「支那自ら蹂躙し挑戦」「挑戦する支那 盟約を無視」「仮面の下に爪を研ぐ支那」「政府は速やかに解決せよ・逡巡は誤解のもと」 
繰り返しますが、これ、日の丸クラスタのツイートじゃなく、昭和12年7月の東京日日新聞と東京朝日新聞の見出しね。


noiehoie
http://twitter.com/noiehoie/status/25210078032
極めつけはこれかな。「日本くみし易しとする驕慢児となり、その偏見がついに今日の事態を醸し出した」 ・・・・これも日の丸クラスタさんのつぶやきじゃなく、昭和12年7月13日の東京日日新聞の社説。


noiehoie
http://twitter.com/noiehoie/status/25210474321
で、昭和12年7月の末にはとうとう「皇軍の向かうところ海に陸に敵なく、すでに征戦数次、よく国威を宣揚し国運を進展した。」とか書いちゃうようになる。たった数週間でおこなった、戦前の朝日のマッチポンプ。
村木さん煽った後検察煽ってるのと同じ構図ね。



高城通教
http://twitter.com/kyuhzaemon/status/25212810275
支那の本質は昔も今も同じ。そして戦前日本は支那に対する対応を誤り、強硬策に出て、自爆。

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〔メモ〕中国軍が赤瓜礁(南沙諸島)を武力制圧した「赤瓜礁海戦」

☆南沙諸島
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B2%99%E8%AB%B8%E5%B3%B6

南沙諸島(なんさしょとう)、スプラトリー諸島(Spratly Islands)とは、南シナ海に浮かぶ約100の小さな島々。諸島全体は大変小さな島々で構成され、互いの距離は十数キロメートルから数十キロメートル程度で位置している。

一般の人が普通に居住できる環境ではなく、島そのものにはほとんど価値が無いが、海洋・海底資源が見込める。

そのためベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、中華民国(台湾)、中華人民共和国が領有権を主張している。

現在、島を実効支配しているのは中華民国(台湾)、中華人民共和国、フィリピン、ベトナム、マレーシアである。

(略)

1988年3月南沙諸島における領有権をめぐり中華人民共和国とベトナム両海軍が衝突(赤瓜礁海戦)し、中華人民共和国が勝利支配する。





☆赤瓜礁海戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%93%9C%E7%A4%81%E6%B5%B7%E6%88%A6

赤瓜礁海戦(あかうりしょうかいせん。1988 Spratly Islands naval battle)は、中華人民共和国とベトナムの間で1988年3月14日に行われた戦争。ベトナムが統治していた南沙諸島の赤瓜礁に中華人民共和国が攻撃をしかけ、中国の統治下とした戦い。この戦闘で、ベトナム水兵70名以上が死亡した。




☆Johnson South Reef Skirmish
http://en.wikipedia.org/wiki/Johnson_South_Reef_Skirmish

The skirmish was sparked by Chinese activities on Johnson Reef in March, 1988.

On January 21, 1988, the Yibin arrived at the Spratly Islands and on January 31, People's Liberation Army Navy troops were detected at Johnson South Reef. Vietnamese forces were rushed into the area to prevent them.

On February 22 and on March 5, PLA-N frigates Nanchong, Xiangtan and Yingtan were dispatched as reinforcements to the area while the Vietnamese dispatched their own forces on March 11 from Ba Son naval yards in Ho Chi Minh City.


The PRC's accounts reported the skirmish as following:

On March 13, the Nanchong detected PAVN vessels HQ-604 heading toward Johnson South Reef, HQ-605 heading toward Lansdowne Reef, and HQ-505 heading toward Collins Reef in a simultaneous three-prong intrusion upon the disputed reefs.

On March 14, PLA-N forces lead by Yingtan arrived at Johnson South Reef and disembarked 25 naval infantrymen: the Nanchong already onsite disembarked a further 33 naval infantrymen in support. The Xiangtan was dispatched to Lansdowne Reef to counter the intrusion there.

At approximately 07:30 hours on Johnson South Reef, Vietnamese troops attempted to erect the Vietnam flag on the reef. It was reported that PAVN Corporal Nguyen Van Lanh and PAVN Sublieutenant Tran Van Phuong disputed the flag against PLA-N sailor Du Xianghou resulting in pitch battle between the two opposing forces. Vietnamese forces, with HQ-604 in support, opened fire in response. PLA-N forces and the Nanchong counter-attacked at 08:47 hours: HQ-604 was set ablaze in the firefight and sunk. in the same morning was fought between the Yingtan and HQ-505 which was beached at Collins Reef. The subsequent firefight resulted in the loss of the PAVN vessel, HQ-505.

At 09:15 hours, the Xiangtan arrived at the Lansdowne reef and discovered 9 Vietnamese troops from HQ-605 had already landed. The Xiangtan immediately hailed the Vietnamese forces demanding their withdrawal from the reef and was met with Vietnamese fire in reply.
In the ensuing firefight, the HQ-605 was damaged heavily and sunk by the Chinese.

posted by はなゆー at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国とフィリピンが「南沙諸島」領有をめぐって緊迫してきた模様

☆China warns Philippines over Spratly Islands military base
(ラジオ・オーストラリア)

http://www.radioaustralianews.net.au/stories/201009/3019251.htm?desktop

China is opposing plans by the Philippines to restore an outpost on the Spratly Islands in the South China Sea.

Chinese Ambassador to Manila Liu Jianchao has informed Philippine foreign affairs officials that plans to repair its facilities in the Spratly Islands are not a welcome pronouncement while the two countries iron out issues related to the Manila hostage siege.

The ambassador says China has just received the Philippine report on investigations on the bungled police rescue of the hostage siege.




☆南沙諸島
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B2%99%E8%AB%B8%E5%B3%B6

南沙諸島(なんさしょとう)、スプラトリー諸島(Spratly Islands)とは、南シナ海に浮かぶ約100の小さな島々。諸島全体は大変小さな島々で構成され、互いの距離は十数キロメートルから数十キロメートル程度で位置している。

一般の人が普通に居住できる環境ではなく、島そのものにはほとんど価値が無いが、海洋・海底資源が見込める。

そのためベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、中華民国(台湾)、中華人民共和国が領有権を主張している。

現在、島を実効支配しているのは中華民国(台湾)、中華人民共和国、フィリピン、ベトナム、マレーシアである。

(略)

1988年3月南沙諸島における領有権をめぐり中華人民共和国とベトナム両海軍が衝突(赤瓜礁海戦)し、中華人民共和国が勝利支配する。




☆赤瓜礁海戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%93%9C%E7%A4%81%E6%B5%B7%E6%88%A6

赤瓜礁海戦(あかうりしょうかいせん。1988 Spratly Islands naval battle)は、中華人民共和国とベトナムの間で1988年3月14日に行われた戦争。ベトナムが統治していた南沙諸島の赤瓜礁に中華人民共和国が攻撃をしかけ、中国の統治下とした戦い。この戦闘で、ベトナム水兵70名以上が死亡した。

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ノンフィクション絵本「戦争のつくりかた」(2004年8月刊行)

文:りぼんぷろじぇくと

絵:井上ヤスミチ

原案・監修:りぼん山本

制作協力:池田香代子、伊藤美好、今村和宏、井上祐子、
ちさと、福間由紀子、室田元美、吉田真紀子、石塚、藤山、
hana, milky、ramu、smile、yodai


http://smile.hippy.jp/ehon/index.htm

あなたは 戦争がどういうものか、知っていますか?

おじいさんやおばあさんから、
むかしのことを聞いたことが
あるかもしれません。
学校の先生が、 戦争の話を
してくれたかもしれません。

話に聞いたことはなくても、
テレビで、戦争している国を見たことなら、
あるでしょう。

わたしたちの国
は、60年ちかくまえに、
「戦争しない」
と決めました。
だからあなたは、戦争のために
なにかをしたことがありません。

でも、国のしくみやきまりをすこしずつ変えていけば、
戦争しないと決めた国も、
戦争できる国になります。

そのあいだには、
たとえば、こんなことがおこります。

わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、
武器を持って よその国にでかけるようになります。

世界の平和を守るため、
戦争でこまっている人びとを助けるため、
と言って。

せめられそうだと思ったら、
先にこっちからせめる、とも言うようになります。

戦争のことは、
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
というきまりを作ります。

ほかの人には、
「戦争することにしたよ」 と言います。

時間がなければ、 あとで。

政府が、戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、
テレビやラジオや新聞は、政府が発表したとおりのことを言うようになります。

政府につごうのわるいことは言わない、
というきまりも作ります。

みんなで、ふだんから、戦争のときのための練習をします。

なんかへんだな、 と思っても、
「どうして?」 とは聞けません。

聞けるような感じではありません。

学校では、
いい国民は何をしなければならないか、
をおそわります。

どんな国やどんな人が悪者か、
もおそわります。

町のあちこちに、 カメラがつけられます。
いい国民ではない人を見つけるために。

わたしたちも、 おたがいを見張ります。
いい国民ではない人がまわりにいないか と。

だれかのことを、
いい国民ではない人かも、と思ったら、
おまわりさんに知らせます。

おまわりさんは、
いい国民ではないかもしれない人を
つかまえます。

戦争が起こったり起こりそうなときは、
お店の品物や、 あなたの家や土地を、
軍隊が自由に使える、というきまりを作ります。

いろんな人が軍隊の仕事を手伝う、 というきまりも。

たとえば、
飛行機のパイロット、お医者さん、看護師さん、トラックの運転手さん、ガソリンスタンドの人、建設会社の人などです。

戦争には、お金がたくさんかかります。

そこで政府は、税金をふやしたり、
わたしたちのくらしのために使うはずのお金をへらしたり、
わたしたちからも借りたりして、
お金を集めます。

みかたの国が戦争するときには、
お金をあげたりもします。

わたしたちの国の「憲法」は、
「戦争しない」 と決めています。

「憲法」は、
政府がやるべきことと、やってはいけないことを
わたしたちが決めた、国のおおもとのきまりです。

戦争したい人たちには、つごうのわるいきまりです。

そこで、
「わたしたちの国は、戦争に参加できる」と、
「憲法」 を書きかえます。

さあ、 これで、 わたしたちの国は戦争できる国になりました。

政府が 戦争する と決めたら、
あなたは、国のために命を捨てることができます。

政府が、
「これは国際貢献だ」と言えば、
そのために 命を捨てることができます。

戦争で人を殺すこともできます。

おとうさんやおかあさんや、学校の友だちや先生や、近所の人たちが、
戦争のために死んでも、
悲しむことはありません。

政府はほめてくれます。

国や「国際貢献」のために、
いいことをしたのですから。

人のいのちが世の中で一番たいせつだと、
今までおそわってきたのは
間違いになりました。

一番たいせつなのは、
「国」になったのです。





《おまけ〜「茶色の朝」》

☆フランス寓話が問いかけるもの ファシズム牽制(東京新聞)
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/752.html
投稿者 のらくろ 日時 2004 年 2 月 14 日


筋書きはこうだ。主人公はごく普通の男性市民。ある日、遊び仲間の友人から飼い犬を安楽死させたと知らされる。理由は、政府が毛が茶色以外の犬や猫はペットにできないという法律を定めたためだ。

その後も日常に小さな変化が起きる。このペット制限を批判した新聞が廃刊され、その系列出版社の本も消えていく。

しかし、「(政府の認めた)『茶色新報』も競馬とスポーツネタはましだから」と、さして不自由のない生活に主人公はまだ、声を上げない。だが、ある日、友人をはじめ、多くの人々が逮捕され始める。過去に茶色以外の動物を飼っていたことを犯罪と見なす法律ができたためだ。「茶色の朝」、主人公にも危険が迫る−。


(略)

現代日本の風俗、事件を分析してきた東京都立大の宮台真司助教授(社会学)も同書について「『なんだか茶色になっていくなあ』という漠たる不安を抱えた日本の現状にうまく照準する部分がある」と論評する。

同助教授は「第二次世界大戦の開戦決定という合理的な判断が必要とされる場面で、日本は引けないまま進んできた」と評す。そのうえで、日本社会を「火にかけられた鍋のお湯の中のカエル」に例える。

「カエルはだんだん熱くなっても飛び出さず、そのまま丸ゆでされてしまうのに似ている。わずかにおかしいと気づいた人がいたとしても声を上げない。カエルは『周りの誰も飛び出さないからまだいい』とそのままゆでられてしまう」

こうなってしまう理由として「(多くの日本人は)周囲に少数派に属する友人がおらず、異質な人間と接触することがほとんどない結果、自分は多数派、あるいは勝ち馬に乗っていられると信じている」と指摘する。

「日本ではメディアも運動家も、分かりやすい言葉で『早く鍋から出ないとまずい』と伝えることができていなかった。この本はそうした人々に問題を分かりやすく伝えている」

茶色の朝

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中国人の友人を持つ日本人・自由主義者の憂鬱(昭和8年)

昭和八年の清沢洌(自由主義者の知識人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B2%A2%E6%B4%8C
の言葉「こちらからワンといって、先方がただ黙って引込むなら現実主義は一番実益主義だ。しかしこちらがワンというと、先方がそのまま引きさがる保証があるかね」。

           ↓

『非常日本への直言』(山本義彦編『清沢洌評論集』岩波文庫、177〜183頁)

http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/587.html


序に代えて わが児に与う

お前はまだ何にもわからない。が、お前の今朝の質問がお父さんを驚かした。

この書の校正が出来あがって、序文を書こうとしている朝である。お前は「お父さん、あれは支那人じゃないの?」と、壁にかけてある写真を指して聞いた。「ウン、支那人ですよ」と答えると、「じゃ、あの人と戦争するんですね」というのだ。

「お父さんのお友達ですから戦争するんでなくて、仲よくするんです」

「だって支那人でしょう。あすこの道からタンクを持って来て、このお家を打ってしまいますよ」

お前のいうことを聞いていて、お父さんは思わず憂鬱になったんだ。お前は晩生れの七歳で、まだ学校に行ってはおらぬ。母親か女中かに教わって、片仮名でどうやら苗字だけは書くが、ワとアが混線して、行衛が不明になっている程度だ。不便なところに住んでいる関係で、お友達のないことが気の毒なほどだから、外部からの影響のあるわけはない。

それだのにお前は、いつの間に、そしてどうして支那人は日本人と戦争をする人間であることを知り、そうした恐ろしい人をお友達に持っているお父さんを不思議に思うようになったのだろう。

「どこから支那人は日本人をタンクで打つと教わったの?」と、お父さんが聞くと、お前は得意そうに肱を張って「教わらなくたって知っていらア、ちゃんと雑誌で読むんですもの」と答えたのだった。

なるほど読めた。雑誌社の好意で寄贈してくる少年雑誌などの絵を見て、お前は自然に時代の空気を感受してしまったのであるらしい。

        ×

親父がジャーナリストだから、この子も時代の空気を嗅ぐことは早い、と笑ってしまうのには、お前の疑問はあまりにお父さんの神経を刺激したんだ。

「この空気と教育の中に、真白なお前の頭脳を突き出さねばならんのか」

お父さんは、お前の教育について始めて真剣に考えたよ。それと同時に、思わずバートランド・ラッセルのことを想い出したんだ。かれの教育に関する著書の中に、かれの息子が教育期に達して、その教育問題に直面するようになってから、始めて真剣に教育のことを考え、その思索の結果がその著だという意味のことを書いてあった。そしてその後、かれは夫人と共に少年のための学校を経営するようになったはずだ。

ラッセルとお前のお父さんに、天分の相違がどれだけあったところが、子供に対する責任を感ずる点において相違があるものじゃない。お父さんも、今朝、今更ながら人間を偏えに敵と味方に分ける現代の教育に、お前を托さねばならぬことにいい知れぬ不安を覚えたのだ。壁にかかっている写真は、みんなお父さんの先輩や友達なんだ。比較的に世界を旅行したから、欧洲の人の写真もあれば、アメリカ人の写真もあり、またお前が見つけ出したように、支那人の写真もある。しかしこれは皆なお父さんのお友達なんだよ。お父さんのお友達が、たまたま支那人であったり、アメリカ人であるが故に、お前の家をタンクで撃つということがあるもんですか。

      ×

お前はまだ子供だから分からないけれども、お前が大きくなっても、一つのお願いは人種が異ったり、国家が違うからといって、それで善悪可否の絶対標準を決めないようにしてくれ。お前のお父さんはアメリカに行っておった時に、人種の相違で虐められたこともあった。その時には

「なに、こいつらが……」

と燃えるような憤怒を感じたものだが、しかし年齢をとって静かに考えるようになってからは、地球の上から、一人でもそういう狭い考えを持つものが少なくなることを念ずるようになったんだ。

前にもいったようにお前のお父さんは、世界を旅しない方ではない。それから感じたことは、文明というものは国を縦にした国境で決るものであるよりは、世界を横にした文化層で決るということだった。つまり一国の智識階級は、その国内の不智識階級よりも、むしろ外国の同じ層と、かえってよく手が握られ、世界文化の発達のためにつくせる場合がある。世界を縦に区切ることは、決して悪いことじゃない。けれども、これから広い世界に育たねばならぬお前に対して、お父さんは囚えられぬ心構えを望むんだ。

        ×

お前はお父さんが理想主義だと笑うかも知れない。しかしお前が、ものを考える時代になったら、その笑われた理想主義が果して遠道であったかどうかを見てくれ。

こちらからワンといって、先方がただ黙って引込むなら現実主義は一番実益主義だ。しかしこちらがワンというと、先方がそのまま引きさがる保証があるかね。こちらが関税の保障を高くして、先方だけに負わせる仕組が出来れば結構だが、先方も自己防衛から円の下落と、こちらの関税に対抗しないという保証がどこかにあるかネ。先方も困るということは、こちらが困らないということではないよ。近頃の日本のインフレ経済学者の中にも、時代の影響を受けて、こうした一本道の人が多いのは喜ぶべきことだろうか。

お前を対手にして、こんな小難しい理屈でもあるまいが、永遠から永遠に生きねばならぬわれらの国家にとって、いうところの理想主義者は結果において現実主義者であることをいおうがためなのだ。お前がこの文章が分る頃になったら、昭和七、八年の頃のことを歴史的立場から顧みてくれ。

        ×

お前が大きくなって、どういう思想を持とうとも、お前のお父さんは決して干渉もせねば、悔いもせぬ。赤でも白でも、それは全然お前の智的傾向の行くままだ。

しかしお前にただ一つの希望がある。それはお前が対手の立場に対して寛大であろうことだ。そして一つの学理なり、思想なりを入れる場合に、決して頭から断定してしまわない心構えを持つことだ。

お前のお父さんは、一部から非愛国者のようにいわれたことがある。しかし一家に育ったお前として、これほど滑稽な批難はないことが大きくなったら分るはずだ。「九千万という多い国民の中で、自分だけが国家の前途を憂えなければならぬような義務を誰に負わされたか」お前のお父さんは、時々、こんな自問を胸に画いて自嘲したい気持になるほど、真剣にこの国の前途を憂えているんだ。

お前もこの国に生れた以上は、国家を愛するに決っている。が、お前の考えるように考えなくても、この国を愛する者が沢山いることだけは認めるようになってくれ。お前のお父さんも、全然反対な立場に立つ人に対しても、真剣でさえあれば、常に敬意を払って来たんだ。

        ×

お前はお前だ、お父さんはお父さんだ。お前を教育するのに、お父さんの型に入れようというような気持は微塵もない。お前はお前のもっているものを、煩わされることなく発揮すればそれでいい。

お前は一生の事業として真理と道理の味方になってくれ。道理と感情が衝突した場合には、躊躇なく道理につくことの気持を養ってくれ。これは個人の場合にもそうだし、国家の場合でもそうだ。日本が国を立って以来道理の国として、立って来ている以上は、道理に服することが日本に忠実でないというようなことがあるものか。

西洋の誰かは「私は自分が生れた時より、自分の死ぬ時の方が、少し世の中をよくしたと信ずることが願いだ」といった。お前は世の中を救うの何のという夢のような考えを持たないでいい。一生道理のあるところに従った ― そういう確信を持ったようになれば、それでお前のお父さんの願いはたりるのだ。

ただ始めに書いたように現代の教育にお前を托するには、お父さんには相当に不安がある。それが少し心配だが、しかしさらばとてラッセルを真似て学校をたてるだけの甲斐性はあるまい。この現在の空気の下で、出来るだけお前を、道理を把持して動かない人間に導いて行くの外はない。

折も折、今朝の食卓でお前の頑是ない質問があったばかりに、お前に与える手紙がこの著の序文の代りになった。これも何かの想出になろう。


昭和八年三月十四日





《おまけ》

☆清沢洌 『暗黒日記』
(東京新聞・特報。2005年4月11日)

http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/264.html


〔要点抜書き〕

●「物を知らぬものが、物を知っている者を嘲笑(ちょうしょう)、軽視するところに必ず誤算が起こる。大東亜戦争前にその辺の専門家は相談されなかったのみではなく、いっさい口を閉じしめられた」(四三年七月十四日)


●「不思議なのは『空気』であり、『勢い』である。(米国にもそれはあるが)日本のものは特に統一的である。その勢いが危険である」(同六月二十七日)


●「空気は怖い。客観性を覆い隠してしまう」と信太氏は話す。「特攻隊の自分でも最後は助かる、これは悪夢に違いないと思っていた。この楽天性は日本人の遺伝子なのかとも思う。裏を返せば、見ざる、聞かざる、言わざる、の“三猿主義”の結果なのだが」


●清沢はさらに統一的な空気が「あれはアカ(社会主義者)だ」「米英的思想だ」といったレッテル張りの排撃で成り立ち、知識層を委縮させた点に注目する。


この点を信太氏は「日本人は決めつけが大好き。相手から学ばず、でかい声を出した方が勝ちになる。この点は右翼でも左翼でも変わらない」と冷静にみる。



●排撃されたのは知識人だけではなかった。言うまでもなく、中国人や朝鮮人に対しては攻撃的だった。

「お前(七歳の長男)は『お父さん、あれは支那(中国)人じゃないの?』と壁にかけてある写真を指して聞いた。『ウン、支那人ですよ』と答えると、『じゃ、あの人と戦争するんですね』というのだ。(略)お父さんは憂鬱(ゆううつ)になったんだ」(三三年三月十四日、『暗黒日記』序文として転載)


海軍兵学校の教育では、「脱亜入欧」が貫かれていたと斉藤氏は振り返る。「戦争をしながらも、米英には敬意を抱いた。裏返しにアジア人には、潜在的な蔑視(べっし)の意識が強かった」



●戦争が先か、民心の荒れが先かは微妙だ、と斉藤氏は話す。「戦前も現在と同様に大不況の後、一気に軍国化していった。生活の不安定さは特定の政治方向に引っ張られる条件になる。おぼれる者はわらをもつかむ、という心境なのだ」

「東条(英機)首相の演説に対する感想を満州国、タイ(略)から集めて(略)大々的に取り扱っている。こうした子供らしい自己満足が世界をして日本を侮辱させることになるのだ」(四三年六月十七日)



●「理解し難いのは、戦前の誤りに対する指摘が『自虐史観』になるという考えだ。海軍の中ですら、日中戦争批判はあった。反省すべきことを反省してこそ、自分の祖国を誇れる。愛国心教育にしても、愛国心は自然にわき上がるもので押しつけるものではない」

「時が経(た)つにつれ、物事を美化したがる」のは「お上の情報を信じたがる」ことと併せ、日本人の悪い癖だと信太氏は指摘する。

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〔史料〕米政界の一部「日本を核武装させて中国や北朝鮮と戦わせろ」

☆日本の核武装とアメリカ 
(2006年10月24日。田中宇の国際ニュース解説)

http://tanakanews.com/g1024japan.htm

「日本を核武装させろ」という主張は、10月9日の北朝鮮の核実験後、再びアメリカのタカ派言論人から活発に出されている。「悪の枢軸」という言葉を作り、ブッシュに演説で使わせたネオコンのデビッド・フラム(David Frum)は「アメリカがイスラエルに軍事援助してイランの核施設を先制攻撃させるのが良いのと同様、日本を核武装させて北朝鮮を叩かせ、中国に対抗させるのが良い」と主張している。

またフラムは「日本は核拡散防止条約(NPT)を無視して核武装すればよい」とも言っている。この主張の裏には「NPT体制はアメリカの軍事戦略を縛っているので、日本に破らせて壊すのが良い」というネオコンの考え方があるのだが、まるで「日本は戦前の猛々しさを取り戻し、国際社会の批判など無視して軍事大国になり、反米の朝鮮を征伐し、中国を侵略すればよい」と言っているかのように聞こえる。

日本では、こうしたアメリカ内部の意見を「極論」と切り捨てて自らを安心させたい人が多いかもしれないが、そうした「見ざる聞かざる」の態度は危険である。フラムは「悪の枢軸」を発案した人であり、ブッシュをその気にさせてイラク侵攻を挙行し、今またイラン攻撃を画策している実行力のあるネオコンの代表格の一人である。




《おまけ》

☆借刀殺人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E5%88%80%E6%AE%BA%E4%BA%BA

借刀殺人(しゃくとうさつじん)は兵法三十六計の第三計。
「刀を借りて人を殺す」である。


敵が我に対して攻撃意図を明らかにしたときに、同盟国が対応をまだ決定していなかったなら、この同盟国を引きずり込んで敵を攻撃させるよう仕向けよ。我が方の労力を払うのでなく、損卦すなわち山澤損をもって推し進めよ。(同盟国が)喜んで自分のものを差し出させるよう仕向けよ。

※山澤損は上は山、下は澤。下卦の澤の陽を損して上卦の山の陰を益し、澤の深を損して山の高きを益す。(易経)



同盟者や第三者が敵を攻撃するよう仕向ける戦術。敵を討っても自軍の損害は出さないことも目指している。例えば、敵のうちの一国と密かに講和して、交換条件に今までその国が同盟していた他の敵国を背後から奇襲させるというような計も借刀殺人にあたる。(本邦の小早川秀秋)


鄭の荘公(在位紀元前744年 から701年)が、鄶(かい国名)を奪おうとしたとき、まず鄶の臣下のうち勇猛な者、優秀な者の氏名を書き連ねて、鄭が彼らに官位や土地を与えるとした誓約書を捏造した。それを鄶の都の城門の外に立てた祭壇の下に埋め、そこに鶏の血まで撒いて、あたかも誓約の儀式が本当になされたかのように工作した。鄶の君主はこれを見つけて、誓約書に氏名のあがっている者をことごとく殺してしまった。荘公はすかさず鄶を滅ぼした。

紀元219年、蜀の関羽は魏の樊城を攻めた。魏の援軍は撃退され曹操は遷都を検討するほどの窮地に陥った。ここで司馬懿と蒋済は、関羽の領土を分け合うことを条件に、呉の孫権と同盟することを曹操に献策した。魏と同盟した孫権は、関羽に恨みを持つ糜芳と傅士仁を寝返らせて、関羽の本拠地の江陵を占領した。関羽はやむなく樊城から撤退したが、呂蒙の懐柔工作で関羽軍からは離反者が続出。関羽は息子とともに孫権の軍に捕らえられ殺されてしまった。

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ラベル:田中宇
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〔尖閣諸島紛争〕無政府主義に近いと思われる視点からのツイート

下畑広
http://twitter.com/punkproro/status/25185970653
尖閣列島(釣魚台)の話しになると、みな国家目線の議論が当たり前のようになっている。あの誰も住んでいない岩がどっちの国の領土かどうかなんてずっと庶民にはどうでもいい話しだったはず。ヒートアップを伝染させてナショナリズムに俺らをまきこむなよな。中国も同じ。中国の庶民をまきこむなっての


下畑広
http://twitter.com/punkproro/status/25192476813
はーい、すんませーん。岩じゃなかったでーす。無人島(現在)でしたー。でも、俺が言いたいのは、だからなんでみな島とか海域に熱くなってるのよってことなんだけどなー


fox_sendai
http://twitter.com/fox_sendai/status/25190633923
あの岩自体の価値は知りませんが、支那の「制海権」確保とか、ガスや原油等の「資源」が絡むので、譲る可能性は無さそうですけどね。


下畑広
http://twitter.com/punkproro/status/25192690293
資源とか海域とかがなんか僕らと切実な関係があるかのように思わされて、中国は許せんとか、日本政府は弱腰だ云々という議論の煽られ感がイヤですねえ。




《おまけ》

▼ 応仁の乱直後に記された軍記「応仁記」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%9C%E4%BB%81%E8%A8%98
より ▼


http://homepage1.nifty.com/sira/ouninki/ouninki01.html

これに加えて、大乱の起こる前兆であったのか、公家も武家もおおいに奢り、都鄙遠境の人民まで奢侈を好み、諸家大営万民の疲弊は言語道断のことであった。

こうして万民は憂悲苦悩し、夏の民が桀王の妄悪を恨んで、「この世はいつか亡びる。我と汝と、共に亡びよう」と歌ったのと同様のありさまであった。

もしもこの時に忠臣がいれば諌言しないはずはなかった。

しかし、「天下は破れるなら破れよ。世間は滅びるなら滅びよ。人はどうでも我が身さえ富貴ならば、他人より一段と贅沢に振舞おう」という風潮であった。


posted by はなゆー at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 床屋政談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【速報】イランで爆発

Reuters Top News
http://twitter.com/Reuters/status/25195241372

FLASH:
Blast in northwest Iran city Mahabad kills nine people, injures dozens - Al-alam TV
posted by はなゆー at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前田恒彦検事(兼・容疑者)は証拠改ざんの常習者だった疑いも

「いつもの癖で書き換えて遊んだ」「いつもの癖で」


☆「改ざん」同僚検事が指摘 検事正、調査せず…大阪地検
(読売新聞)

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100922-OYO1T00633.htm

http://www.asyura2.com/09/news8/msg/376.html

前田容疑者は逮捕前の大阪地検の調査に対し、「FDのデータをUSBメモリーに移してから、上村被告が日付をいじっていないかを確認した。その際、いつもの癖で書き換えて遊んだ。USBのデータを変えたつもりだったが、しばらくしてUSBを確認したら変更されておらず、『FDの内容を変えてしまったのでは』と思った」と、過失を主張していたという。

ラベル:前田恒彦
posted by はなゆー at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北海道警の裏金事件に縁のある2人がツイッターを開始した

TANAKA Tetsu(北海道で新聞記者をやっている)
http://twitter.com/TTetsu/status/25190460929

道警裏金事件のホイッスルブロワー 斉藤邦雄さんと原田宏二さんが、ヒウィッヒッヒーを始まられました フォロー、フォロー
https://twitter.com/gspbc039
https://twitter.com/tokiwanoinnkyo

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posted by はなゆー at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ムンクの叫び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔短報〕ニュージーランド国際放送の16時からの定時ニュース

ニュージーランド国際放送「ラジオ・ニュージーランド」の日本時間16時からの定時ニュース。


トップニュースは、中国と太平洋の島国フィージーの関係強化をオーストラリアがやや警戒?
「China reliance is poor aid for better Fiji governance, says Australian institute」
http://www.rnzi.com/pages/news.php?op=read&id=56006
The Australian international policy think tank, the Lowy Institute, says Fiji’s reliance on China is a cause for concern if governance in Fiji is to improve.

posted by はなゆー at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ムンクの叫び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔尖閣紛争〕中東有力紙もどちらかというと中国寄りの記事を掲載

☆Who’s afraid of China? (UAE紙「Khaleej Times」)

http://t.co/iRBEkyv

Yet China for most of its history has lived contentedly within its borders. The country is enormous and it has never ached for more. Tibet has long been considered, centuries before the Communists came to power, as part of the imperium. China has never attacked Japan, but Japan launched a very bloody war against China in 1937, just as it did in 1894 and 1932.


★元寇の時に日本に攻めてきたのはモンゴル軍。

posted by はなゆー at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔尖閣〕ジャパンタイムズ「日中関係悪化なら日本の観光業に大打撃」

☆Travel industry fears major impact from China dispute
(ジャパンタイムズ)

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100922a3.html

The average Chinese tourist spends about \100,000 on shopping and another \100,000 for everything else, including air fare, hotel accommodations and food, according to JNTO.

posted by はなゆー at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

次期米海兵隊司令官が証言「戦闘部隊も沖縄からグアムに移転する」

☆米戦闘部隊もグアムに移転 次期海兵隊司令官が証言 (共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092201000143.html

http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/695.html

アモス次期米海兵隊司令官は21日の上院軍事委員会の公聴会で、グアムに移転する沖縄駐留海兵隊約8千人について、司令部要員だけでなく戦闘部隊の一部も含める意向を表明した。

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posted by はなゆー at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

嘉手納基地から離陸した米空軍機が「クラスター爆弾」約20発を投下

☆クラスター弾搭載機離陸 FA18、約20発投下 (琉球新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000004-ryu-oki

http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/694.html

米空軍嘉手納基地で21日、米海兵隊岩国基地所属のFA18ホーネット戦闘攻撃機が世界的に禁止が進むクラスター(集束)爆弾24発を積んで離陸し、少なくとも約20発が投下されたことが確認された。


 
posted by はなゆー at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔尖閣〕日本の頭越しで中国と米国が水面下交渉をやりそうな雰囲気も

☆China tells US to stay out of South China Sea dispute
(フィリピン紙「Inquirer」)

http://globalnation.inquirer.net/news/breakingnews/view/20100922-293650/China-tells-US-to-stay-out-of-South-China-Sea-dispute

BEIJING−China on Tuesday warned the United States not to interfere in a territorial dispute in the South China Sea at an upcoming meeting in New York between President Barack Obama and Southeast Asian leaders.

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posted by はなゆー at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ムンクの叫び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国が日本に「思いやり予算」の大幅な増額(中国対策の経費)を要求

米政府が在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の大幅な増額を要求。


☆米政府、思いやり予算大幅増を要求へ 「対中戦略経費」と強気
(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000504-san-pol

http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/693.html

中国の東シナ海での活動の活発化に加え、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で起きた中国漁船衝突事件での中国の強硬姿勢を受け、米側は思いやり予算を「対中戦略経費」と位置づけ、日本の応分の負担を迫る構えだ。

(略)

基地従業員の給与などでも日本側負担の上積みを求めてくることも想定される。在沖縄海兵隊が移転するグアムで施設整備を進める上でも米側がエコ対策を適用し、追加負担を迫る懸念もある。

 
            ↓
   

孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25139340780
産経「米政府思いやり予算大幅増要求」。
米軍基地支援は日本は世界の半分以上、独の3倍、英国の20倍、全Nato諸国の1.6倍(2004年米国防省資料)。本来少なくとも独並減額要求をすべき。村田元次官遺書的著書で指摘。対米追随の日本はどこまでなめられているのか。



孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25140069201
村田良平(元次官)著「何処へ行くかこの国は」:独との差が大きすぎる。日本の政治家と外務、防衛、財務の各省も筋が通った額しか負担しないことにすべきだ。
(略)
米軍の要求は『米国の貪欲」が該当すると思っている。ゲーツ国防長官来日開口一番の思いやり予算極めて重要発言を見て,憤りを覚えた。



Keigo Cul(札幌在住の社会人大学院生)
http://twitter.com/itaxes/status/25158353383
中国の強行姿勢が、アメリカの思いやり予算増額要求を引き起こしたのか。中国が暴れて、利益を享受するのは誰だ?


dc98b945
http://twitter.com/dc98b945/status/25156616281
「思いやり予算」よりも「対米上納金」と言った方が分かりやすくていい。日本は2つのヤクザにたかりを受けている、今まで脅せば黙って差し出していた、あるいはそっちで勝手にいいように計らってくれていたので、そのつけが余裕の無い今も続いているのだろう

posted by はなゆー at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソマリア暫定政府の首相が辞任、暫定内閣も総辞職

ソマリア暫定政府の首相が辞任。暫定大統領との対立が原因らしい。


☆Somali PM resigns in deadlock with president
(フランス国際放送「ラジオ・フランス」)

http://www.english.rfi.fr/africa/20100921-somali-pm-resigns-deadlock-president

Somali Prime Minister Omar Abdirashid Ali Sharmarke resigned Tuesday to prevent what he called political turmoil after reaching deadlock with the country's president. Sharmarke stood next to President Sheik Sharif Sheik Ahmed as he announced his decision to reporters in Mogadishu.

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posted by はなゆー at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする