以下、丸々コピペ
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労働者派遣法「改正」法案について、今国会で一気に成立をはかろうという動きが出てきています。心ある労働者、市民のみなさん、あらゆる方法で、「ろくな審議もなく骨抜き3党合意のごり押し止めよ」の声と運動を緊急に強めてください。
会期末は9日、延長なしという話が強まりつつありますが、その場合、7日に衆院、8日に参院という話です。しかも、会期末のタイトな日程のため、朝いちや場合によっては17時以降の夜間の審議の可能性も浮上しています。
ご承知のように、民主と自民・公明の3党合意の内容は、今でさえ大穴が開いているといわれる政府法案をさらに骨抜きにするものです。
リーマン・ショック後の派遣切りの嵐、「年越し派遣村」を経て、紆余曲折はありながら盛り込まれた、製造業派遣と登録型派遣の「原則禁止」の旗まで下ろすというのですから、今次「改正」の肝を外すものであり、事実上、法改正の旗を降ろしたというほどの大幅修正です。
民主党は雇用破壊を強く叫び、製造業派遣の原則禁止などを強く叫び09年夏の総選挙大勝、政権交代につなげたのですから「公約違反」も明らかです。
それなのに、ろくな審議もなく、会期末のあわただしい日程のなかでごり押しすることなど許されません。
「震災後の大変な状況のなかで、少しでも雇用の場を」などという声もあるようですが、被災地等の事実はあべこべです。ハローワークに行っても月の手取りが10万円ちょっとの短期雇用が多く、また、派遣など他県の仕事も多く、「これでは暮らせない。復興も、生活再建もできない」ということが強く出されています。被災地以外でも、震災の直撃を受けたのは派遣など非正規労働者でした。今回も「雇用の調整弁」として、仕事を切られ、また大幅な減収に直面した非正規労働者が全国で多数出ました。
「震災だからこそ、雇用の安定を」「人間らしい暮らしを保障する賃金を」、それこそ、大震災の教訓です。復興と日本経済の再生のためにも、労働者派遣法の抜本改正が求められているのです。
こうした緊迫した情勢のもとで、労働法制中央連絡会や全労連は以下の行動への結集を呼びかけています。関係者は現在の緊迫した状況を組合員や構成員に伝え、行動への決起を呼びかけてください。
他団体でもいろんな行動が計画されると思いますが、みなさん、今こそ、力を合わせて一刻を争ってがんばりましょう。
自民党筋からは「財界の圧力はすごい」という声も出ているようですが、派遣切りなどの違法の限りを尽くした大企業に再び雇用破壊を許すわけにはいきません。会期末は9日、力を合わせれば必ずごり押し強行を阻止できます。
来春からは、有期労働法制やパート労働法なども遡上にのぼりますが、派遣法で大きな運動をつくることは、それらのとりくみの前哨戦です。市民の生活と雇用まもれと願うすべてのみなさん、今こそ、がんばりましょう。 (取り急ぎの雑文で、すみません)
5日 街頭宣伝行動 自由法曹団・労働法制中央連絡会・全労連
17〜19時 新宿駅西口 (他団体と競合の場合は南口に移動)
6日 衆院第二議員会館前・座り込み宣伝行動
12:15〜 昼集会 (公務の賃下げ反対の行動・10時〜と共同)
13:00〜 派遣法緊急座り込み・宣伝
15:00〜 議員要請行動
★夜は「JAL不当解雇撤回・総決起集会」 18時半〜、池袋・みらい座
7日 衆院厚労委の緊急傍聴行動
9:00〜終日 衆院議員面会所集合 委員会の傍聴行動
まだ何時から厚労委員会かはっきりしませんので、朝から集合し待機
7日 緊急院内集会
12:00〜 共同行動・緊急院内集会 衆院第一議員会館・第4会議室
全労連関係は以下の行動と分担して参加を
12:15〜 大運動実行委などの昼集会 衆院第二議員会館前
13:30〜 社保協・院内集会 衆院第一議員会館・大会議室
8日 参院厚労委の緊急傍聴行動 前日に衆院で可決され送付された場合
9:00〜終日 参院衆院議員面会所集合 委員会の傍聴行動
時間帯等が判明した場合は、その時点で再度連絡しますが準備を
8日 衆院第二議員会館前・座り込み宣伝行動
12:15〜 昼集会 (公務の賃下げ反対の行動・10時〜と共同)
13:00〜 派遣法緊急座り込み・宣伝
★7日・8日の厚労委は夜間になる可能性もありますので、体制確保を
★ 全国各地で緊急宣伝行動を チラシ版下送付済
★ 政党・議員への要請ファックスのいっそうの強化を 案文等送付済
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全労連 事務局次長 井上 久
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