2008年06月10日

秋葉原通り魔事件に関する霊場「恐山」副山主のコメント

☆殺すなかれ (恐山・院代のブログ「恐山あれこれ日記」)

http://indai.blog.ocn.ne.jp/osorezan/2008/06/post_a6c8.html

http://www.asyura2.com/07/social5/msg/556.html

数年前、修行道場で一緒だった後輩が、修行を終えて師匠の寺に帰った後、急死してしまいました。路上で危険行為をしていた青年たちに注意をしたら、暴行を受け、殺されてしまったのです。

彼の葬儀には大勢の人々が参列し、悲しみを共にしたということですが、その最後に彼の師匠であり父親である住職は、挨拶の中でこう述べて絶句したそうです。

「それでも、赦さないといけないのでしょうかね・・・・・」

僧侶であることと父親であることに引き裂かれた、このギリギリの言葉を思い出すたび、私は自分自身に改めて覚悟のほどを問い直してみるのです。
posted by はなゆー at 19:41| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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