2008年09月18日

〔史料〕「カドミウム米」に関する農林水産省の“不審な”発表

農林水産省は危険な「カドミウム米(カドミウム汚染米)」に関しても、本来需要の存在しないはずの「工業用ノリ」として処理・転用したと明言している。

なお「カドミウム米」に関しては、以下も読まれたい。

             ↓

☆「カドミウム米」の放出先を調査すると騒然となるかもとの説
http://www.asyura2.com/08/bd54/msg/185.html


☆今後注目の「カドミウム汚染米」に関するリンクいくつか
http://www.asyura2.com/08/health14/msg/174.html


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

プレスリリース
平成17年12月16日
農林水産省

http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051216press_6.html

平成17年国内産米穀のカドミウム含有状況の調査結果について

農林水産省では、米穀のカドミウムに係るリスク管理を産地段階において的確に推進することを目的として、国産米穀を対象にカドミウム含有状況の調査を行っております。

この度、平成17年産米穀の調査結果[PDF]を取りまとめましたので、お知らせします。


食品衛生法の基準である1.0ppm以上のカドミウムを含む米穀は、地方公共団体等において焼却処理されています。また、食品衛生法上違反とはなりませんが、0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウムを含むことが判明した米穀についても、工業用のりなどの非食用として処理しています。

本調査において、0.4ppm以上のカドミウムを含むことが判明した米穀については、米穀出荷業者等により他の米穀と混ざらないよう保管され、適切に処理されますので、市場に流通することはありません。


http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=12045&oversea=

発表日 2005.12.16   
農林水産省

17年産国産米に含まれるカドミウム 1,931点中1点が食品衛生法基準値超過

 食糧庁は平成17年産の国内産米穀を対象として実施した、カドミウム含有調査の結果をまとめ、17年12月16日付けで公表した。

 17年産米カドミウム調査については、重点調査で295点、一般調査1,636点、計1,931点の米について調査を実施。

 このうち福井県越前市産1点から食品衛生法に定められた基準1.0ppmを超える濃度のカドミウムが検出されたほか、安全性に問題はないが消費者に配慮し、(社)全国米麦改良協会が買入れ非食用としているレベル(0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウム含有 注1)の米も4県5市町村で計21点みつかった。

 なお1.0ppm以上のカドミウムを含む米については福井県がすでに焼却処分を実施するとともに、この米穀生産地の土壌のカドミウム汚染除去対策を検討している。

 0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウムを含む米21点については、(社)全国米麦改良協会が買入れ工業用ノリとして処分する予定。

(注1)0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウム含有米は、昭和45年から食糧庁が買入れ、工業用ノリなどの非食用として処理されてきたが、平成16年度からは政府買い入れが廃止された。現在は生産者・産地によるカドミウム含有米生産抑制の取組みを支援している(社)全国米麦改良協会が、結果的に生産されたカドミウム含有米の買い入れを行い、食品としての流通を防止している。
【農林水産省】



posted by はなゆー at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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