2008年10月01日

霊場「恐山」副山主による“小泉改革”“小さな政府”批判

僧侶による“小泉改革”批判という珍しい切り口の文章であり、参考になる。「小さな政府」の副作用に言及しているのも面白いところ。

 
☆欲望と自由 (恐山あれこれ日記)

http://indai.blog.ocn.ne.jp/osorezan/2008/09/post_71d6.html

http://www.asyura2.com/08/hasan58/msg/628.html

かつて、「変人」首相が「構造改革」を喧伝して、「規制緩和」すれば「市場経済」が万事うまくやっていくから、「小さな政府」で大丈夫というようなことを叫んでいた時代がありました。そのとき、この男には致命的に教養が足りないなあと私が感じたのは、入り口を規制緩和するなら、中で誰かが監視しなければならない以上、公的責任と負担はそうかわらない、つまり政府はそれほど小さくならないはずだと考えていたからです。

ですから、物事を単純に考えて規制あるいは監視を手抜きすれば、市場は資本の原理として「欲望化」するだけであり、「価値」も「倫理」も「責任」も結果的に無視されるだろうことは当たり前なのです。多くの業界で「偽装」が繰り返され、金融会社が「投機」というバクチに狂奔した果てに破綻するのは、いわば市場の本質に由来するのであり、それを防げなかったのは、市場そのものに「自由」はありえず、あるのは「欲望」であるという事実を誤認したからでしょう。


〔コメント欄より一部抜粋〕

● ではわれわれ有権者の教養はどうなのか。「変人」首相は完全に間違った道を走っていると訴えた評論家もいましたが、変人音頭の圧倒的なボリュームの前にその声はかき消されてしまっています。「ん〜まてよ。するってーとなにかい」とすぐ思わなかったわれわれ有権者の教養はもっと深刻なのではないでしょうか。オペラ座の変人はオペラも終わり幕の向こうへ消えました。「あー損した損した」とオペラ座を出て気晴らしをするのではなく、変人の教養を見抜けなかったわれわれ一人一人が自らの教養を反省することこそ、仏教者の「懺悔」ではないでしょうか。政治が悪い、いや教育が、というのは簡単ですが、有権者一人一人が自らを省みることなく、この問題は根本からは解決しないと思います。



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posted by はなゆー at 20:33| Comment(1) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
要するに、『B層右翼は馬鹿!』と少々面倒でもコマメに指摘、個々人が『王様は裸だ!』作戦を展開すべき!って事だな。
Posted by 田仁 at 2008年10月01日 21:14
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