http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121601000860.html
http://www.asyura2.com/08/social6/msg/329.html
「派遣の仕事がなくなった」と供述、所持金は9円だったという。
(略)
供述によると、前田容疑者は派遣会社に登録して運送関係会社で働いていたが、11月に仕事がなくなった。ほかに仕事を探したもののすべて断られ、事件前日には滞納していた家賃の督促状も届いた。
★日本におけるセーフティネット=刑務所。

反貧困
「非正規労働者は40歳を過ぎると、年齢制限などで働く場が少なくなり、最後は自殺か餓死かホームレスか刑務所か、という最悪の4択が待っている」
出典:
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20081202-OYT8T00378.htm
「[私のあんしん提言]若年貧困層に住む家を 雨宮(あまみや)処凛(かりん)さん(作家)」(2008年12月2日 読売新聞)
もちろんこの場合、自殺・餓死を選択するわけにはいかない。
40歳過ぎではなかった(35歳)けれど、助けてくれる人がどこにもいなければ家賃滞納で追い出されるわけだから、所持金9円では俄かホームレスにもなれない。
「いずれ捕まると思った」、つまり、刑務所を選択するほかなかった、と。
自殺・餓死でなかったのが不幸中の幸いというべきでしょうか。緊急退避というべきでしょうけれど、初犯でしょうから仮に執行猶予がついた場合はもう一度刑務所を目指すしかない「究極の2択が待っている」かも。最悪。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081216/stt0812162157011-n1.htm