2009年02月09日

〔史料〕小泉首相「国民が増税してくれというまで歳出を削れ」

☆「増税してくれというまで削れ」首相、諮問会議で発言 (朝日新聞。2006年6月27日22時56分)

http://www.asyura2.com/07/revival2/msg/342.html

小泉首相が22日の経済財政諮問会議で「歳出をどんどん切り詰めていけば『やめてほしい』という声が出てくる。増税してもいいから必要な施策をやってくれ、という状況になるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない」と発言していたことがわかった。27日に公表された会議の議事録で明らかになった。

首相は「ヨーロッパを見ると野党が(増税を)提案するようになっている」と、欧州の消費税をめぐる論議を引き合いに出し、増税には徹底した歳出削減が必要との考えを強調した。


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平成18年 第16回経済財政諮問会議 議事要旨

http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/0622/shimon-s.pdf
(注:PDFファイルである)


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小泉の「増税してくれというまで歳出を削れ」平成18年第16回経済財政諮問会議議事要旨PDFをテキストにしてアップしとこ。

http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/954.html

投稿者 ROMが好き 日時 2009 年 2 月 09 日 11:08:15


(小泉議長)
私も、目先の政策を行う場合にも、中長期的なあるべき姿から考えなくてはいけないということを就任以来言ってきた。毎年度の予算を編成する場合にも、5年、10年先を見て、一つのあるべき姿を見て、来年どうやるべきか。それは大事だ。

郵政民営化を掲げるから、ドン・キホーテと言われているけれども、私は冷厳な現実主義だと思っている。消費税は私の在任中上げないと言ったら無責任だと言われた。私が就任時の目標どおりプライマリー・バランスを黒字化すると言ったら、既に消費税の法案を出している。今までのやり方だったら、公共事業を増やさなくては景気は回復してこない。それが、公共事業をマイナスにしても税収が上がってきた。長期的な目標を大事にしつつ、現実の対応はいろいろある。公共事業をマイナスにしても、消費税を上げなくても、歳出削減に取り組んで規制改革をやってきている。政府にも自民党にも、こういう発想は今までなかった。そこが大事だ。

来年度の予算を編成するにしても、中長期的な目標、あるべき姿を考えるのは大事である。しかし、状況というのは、公共事業をとってみても、消費税をとってみても、必ず変わってくる。消費税を上げないのは無責任だと言っているが、そう言った人たちも、今年も来年も消費税法案を出せるはずがない。現実に、私の言っているとおりになっている。

これから情勢が変わり得る。歳出削減をどんどん切り詰めていけば、やめてほしいという声が出てくる。増税をしてもいいから必要な施策をやってくれという状況になってくるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない。そうすると消費税の増税幅も小さくなってくる。

これから、歳出削減というのは楽ではないことがわかってくるだろう。今はまだ分かっていない。歳出削減の方が楽だと思っている。歳出削減を徹底していくと、もう増税の方がいいという議論になってくる。ヨーロッパを見ると消費税は10%以上、ドイツは19%、与野党が反対、反対と言っていたのが一緒になった。みんな10%以上である。野党が提案するようになっている。

情勢を見ながら、歳出削減をどんどんやっていくとどういう状況になっていくか。長期的な展望は大事だが、これから柔軟な対応が打てるような幅はとっておかなくてはいけない。

言っていることには大した違いはないが、現実の対応はそこで違う。一見不可能というものが可能になる場合もあるし、可能と思ったのが不可能になる場合もある。この5年間を見てみたら、全部そうではないか。そういう5年先、5年経った後の更に5年先。そういうことを言っているので、その辺をよく調整してやってほしい。


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コピペ間違い、作業間違いはないとは思いますが、一応このテキストファイルのコピペでの転載はお断りします。万一作業間違いがあってそれが出回るのはまずいので、転載する場合は、PDFの元ファイルからのコピペでやるようお願いします。あくまでも僕自身が自分のパソコンでGREP検索、正規表現検索などで個人的にこのファイルを再利用する時のための作業です。
 
↑の理由により冒頭部分だけ。

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(開催要領)

1.開催日時:2006年6月22日(木) 17:34〜18:39

2.場所:官邸4階大会議室

3.出席議員:
議長 小泉純一郎  内閣総理大臣
議員 安倍晋三 内閣官房長官
同与謝野 馨  内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
同 竹中平蔵 総務大臣
同 谷垣禎一 財務大臣
同 二階俊博 経済産業大臣
同 福井俊彦 日本銀行総裁
同 牛尾治朗 ウシオ電機(株)代表取締役会長
同 奥田碩 トヨタ自動車(株)取締役会長
同 本間正明 大阪大学大学院経済学研究科教授
同 吉川洋 東京大学大学院経済学研究科教授
臨時議員 中馬弘毅  行政改革担当大臣

posted by はなゆー at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 史料倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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