報道の自由のために活動するNGO「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」と国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)」は6日、グーグル(Google)、ヤフー(Yahoo!)、マイクロソフト(Microsoft)の3社に書簡を送り、世界のネット検閲に抗議する12日の「World Day Against Cyber Censorship」(世界反サイバー検閲デー)に自主検閲を行わないよう求めた。
両団体によると20を超える国が日常的にインターネットのアクセスを制限している。特に中国のネット管理は厳しく、反体制派、非合法の気功集団「法輪功(Falun Gong)」、チベット亡命政府、1989年の天安門(Tiananmen)事件に関するサイトを閲覧できないようブロックしている。
グーグルは、中国政府の要求に応じて民主主義や天安門事件に関連した検索結果を制限したとして非難を浴びている。
前年World Day Against Cyber Censorshipを始めた国境なき記者団は、この日にネットの自由についての報告書を出す予定。
2009年03月08日
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