http://newsweekjapan.jp/foreignpolicy/2009/04/post.php
2. 支援金を手にするのは誰なのか?
どうやら支援金は、シェイク・シャリフ・アハメド大統領の暫定政府を経由して配分されるらしい。この1月に発足したばかりの政権がどう支援金を使うのか、使途をきちんと監視するのは容易ではないだろう。
3. 支援金はソマリアの治安能力の強化に当てられるというが、果たしてこの国に治安部隊など存在すると言えるのだろうか?
エチオピア軍が昨年、治安部隊の訓練を実施したが、給料を支払わなかったため、彼らの多くが職務を放棄した。まだ残っている隊員はどれぐらいいるだろうか。彼らにとっては治安部隊より武装勢力に加わるほうが実入りがいいのではないか。
《備考〜「保坂展人のどこどこ日記」より》
☆「国連分担金・信託基金」と外務省の闇
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9ade071d9fb69a64053d98f3673be4cd
しかし、90年代の10年間だけで、国連分担金と国連PKO分担金をあわせた約4500億円は、いったんは円で国内口座(UNIC国連広報センター)に振り込まれてドルに交換されて、その後にニューヨークの国連本部に振り込まれていた。これは、円高時代における外務省の「為替運用システム」だったのだ。
☆『ブラックホークダウン』で巨額の残余金を生んだソマリア支援金
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/dbe495b38b56e7bdd1a9bd369d812669
いったい日本は、ソマリアにいくら払っているのか。1992年にソマリア信託基金に1億ドル(129億円)と人道支援に2700万ドルを支出している。外交青書には、このことしか記載されていない。時は、宮沢政権で加藤官房長官である。ところが、政府の予算書を補助金総覧などで見ると、翌年に430億円の支出が確認出来る。その用途は「ソマリア国連PKO分担金等」とある。以前、書いたように「いったい何に使ったのか」と答弁を求めても、「5年間の書類の保存期限が経過したので、すべて廃棄処分していてわかりません。おそらく『ソマリア国連PKO分担金等』と書いてあるので、ソマリア国連PKOにそのすべてかほとんどを使ったんじゃないでしょうか」と嘘のような答弁を平気でする。
1993年(平成5年)、ソマリア国連PKO等の予算が「予備費」「補正予算」などから拠出されていくのは、9月以降である。『ブラックホークダウン』の映画が描く米軍の強襲作戦が失敗に終わったのは、10月である。おそらく、国連ソマリアPKO予算は使い切れなかったはずだ。事実、国連の資料を閲覧すると、日本政府から1993年に支払われた分担金は1億ドル(129億円)程度だ。残りの300億円はどこへ消えたのか。
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