そこで因果関係があるかないかは不明だが、備忘録がわりにいくつかの情報をクリッピングしておくこととする。
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☆政府出資の特殊会社施設で有害物質漏えい 行政に報告せず 北海道 (産経新聞。2009.12.8)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091208/crm0912081256016-n1.htm
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/350.html
政府が全額出資する特殊会社「日本環境安全事業」の北海道事業所(室蘭市)の有害物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物処理施設で、PCBを含む油約300リットルの漏えいがあったことが8日、分かった。同社は地元の北海道や室蘭市に報告しておらず、道と市は必要な報告がなかった疑いもあるとみて7日、現地調査した。
北海道事業所によると8月31日、変圧器の解体エリアで、作業員がバルブを閉め忘れたため洗浄機械から洗浄液の油約300リットルが漏えい。ほとんどは安全確保のための回収装置で回収されたが、約150ミリリットルが洗浄機械の受け皿に流出した。1キロ当たり1435ミリグラムのPCBを含んでいた。
同事業所は報告しなかった理由について「事故は施設内で、報告基準には当たらないと判断した」と説明している。同社は北九州市や愛知県豊田市など全国5カ所でPCBの処理施設を運営している。
☆「タンポポの異変」と体調不良の関係 (J-CASTテレビウォッチ。ワイドショー通信簿〜スーパーモーニング。2008/9/24)
http://www.j-cast.com/tv/2008/09/24027386.html
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/352.html
植物の奇形が各地で多発している、その原因がわかったというのだ。
最初は2002年6月、神奈川県で奇形があるというので、玉川が現地へいった。ディジーの茎が平べったくなっている。それも1本や2本ではない。これは「帯化」といわれる奇形で、自然界での発生率は100万本に1本といわれるものだった。
番組で呼びかけたところ、同様の例が北海道から熊本まであることがわかった。北海道はとくに奇異だった。タンポポなどの「帯化」がいたるところにあり、それも札幌、旭川、室蘭など都市部の、公園や道路脇など人間生活と隣り合わせの場所ばかりだった。
専門家はその時点で、放射線か化学物質、とみた。
そんななか、洞爺湖近辺の住民から、奇形植物に囲まれた家という情報が寄せられた。家を新築したのだが、夫婦共に体調不良になり、「化学物質過敏症」と診断された。室内外の調度を調べたがわからない。
そのうち庭の芝生の一部だけが枯れてきた。調べてみると、クローバーやタンポポに奇形がみつかり、それも20株に1株という高い割合だった。しかし、原因は不明。夫婦は結局、家を出ざるをえなかった。
翌年6月、スパモニはここで土を採取して、専門機関に分析を依頼した。残留農薬はなかったが、植物奇形のある場所とない場所とで、いちじるしく違う数値を示す物質があった。これをさらに帝京科学大に特定を依頼して、物質が「リン酸トリス」であることがわかった。
自然界にはない化学物質で、カーテンなどの難燃剤として使われていた。過敏症の原因であることはこれでわかったが、植物奇形との関係は、浮き草を使った実験でも確かめられなかった。
それから5年、帝京科学大の別府敏夫教授から「サクラソウで帯化奇形がみとめられた」と連絡があった。あらためて北海道の例を調べてみると、宅地の造成で建築廃材が使われていたこともわかった。6年たって全てがつながったわけだ。
別府教授らは、タンポポなど奇形植物の遺伝子を調べた結果、敏感な種類という共通点があることがわかり、敏感なサクラソウで試みた結果、奇形が発生したのだという。ただし、別府教授は「リン酸トリスだけじゃない」という。
赤江珠緒が「タンポポが教えてくれた」
落合恵子も、「レイチェル・カーソンの『沈黙の春』も、毎年来るコマドリがこなくなった、という手紙から始まった。自然界の警告だった」
鳥越俊太郎は、「帝京科学大も、よく5年間やったね」と感心しきり。
玉川はそこで、こうした異常(奇形植物、異常な生き物、異常な自然現象)があったら、教えて下さいと呼びかけた。
動植物の異常が、大きな異変への警告であった例は多い。環境ホルモンも、すでにわかっている事柄を並べ直して導き出した結論だった。
☆ムク木コラム 「木のみ木のまま」奇形のタンポポ (山川元志氏の文。平成15年12月)
http://www.mukugi.com/kinomi30kikei.htm
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/351.html
テレビ番組で、植物の奇形問題が取り上げられていた。
都市の公園や道路脇で、茎が帯状になったり花が双頭になったタンポポやレッドクローバーが見られるという。
実はこの現象は化学物質過敏症と大いに関係がありそうなのだ。
北海道のとあるご夫婦が宅地を購入し家を新築されたのだが、その庭から奇形の帯化タンポポがいくつも見られたというのである。
タンポポには有性生殖の日本タンポポと無性生殖の西洋タンポポの2種類があって、それは通常の遺伝子からはあり得ない交雑が起こり育った奇形らしいのだ。
つまりDNAに何らかの異常がおこっているらしい。
原因物質を特定するため、土壌に蓄積されている物質を分析すると、奇形が見つかった土壌からは他より明らかに高濃度の「リン酸トリス」という有機リン系の物質が見つかった。「リン酸トリス」とは、難燃剤や可塑剤に使用されている物質である。
因果関係は証明されてはいないが、疑うに足る物質である。
私が大変気になったのは、その家がエコクロスを使用するなど材料に気を遣い新築されたにもかかわらず、10ヶ月ほどしか住んでおられず、空き家のまま放置されていることである。
その理由は、入居後ご夫婦はシックハウスになられ、病院で化学物質過敏症と診断されたのだという。以来この家には住めず、ローンだけを払っているのだという。
そしてこの家の庭には散見されるタンポポやレッドクローバーの奇形。そしてその土壌からは異常に多いリン酸トリス。有機リン系の中の「リン酸トリス」だけでも年間1万トン以上も生産されているという。
(略)
この番組でも述べられていたが、タンポポ自身が特定物質の影響で化学物質過敏になる。そのため通常では反応しない性的結合が起こり奇形が生まれる。ベトナム戦争の枯葉剤で生まれたドクちゃんべくちゃんの悲劇。そんな危険がいま私達の身近な住まいや生活環境のなかに満ちあふれ潜んでいる。私たちはもっともっとその危険を知るべきである。
特に有機リン系はあやしい証拠がいっぱい出てきている。シックハウス法など中途半端な法律は悲劇を先延はしにし、拡大こそすれ何の助けにもならない。本来は即、製造と使用を許可制にして限定すべきなのだ。明らかな因果関係の証明が出来てからでは遅い。
udonenogure(Location:湘南)
http://twitter.com/udonenogure1/status/6467079539
湘南でも毎年決まっていますよ。三浦(横須賀)NTTの通信研究所周辺に前は多かったんだけど最近は行きませんけどね。自然の状態でも起きますが、100万本に1本の割合です。純血の関東タンポポは今まで、一本だけ写真に収めています。
レイチェル・カーソン