■東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山国
■ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々
■極東に造られた、もう一つのユダヤ人の祖国
■国がまるごと音信不通になった、とんでもない島国
■絶海の落人島は書類一つに5300km
■今も生きる十字軍の騎士たちの領土なき国家
■国家ぐるみで行なった、民営化という名の搾取 など
吉田一郎・著。
価格:¥1,500 (税込)
交通新聞社。
常識や道徳を思い切って脱ぎ捨てて、奇妙な52カ国にどっぷり浸かってみませんか。ハローキティ金貨が通用するオチャメな島々など、世界って意外にいい加減かもしれません。考えちゃう人に贈る、オモシロ世界地図。
▼ 著者略歴 ▼
吉田 一郎
1963年11月3日東京都赤羽生まれ。埼玉県大宮育ち。法政大学社会学部卒業。中学生時代、タモリの「四ヵ国語麻雀」で中国語と韓国語に目覚め勉強を始め、映画『Mr.Boo!』で香港にとりつかれる。イギリス植民地時代の1985〜87年にかけ香港中文大学に留学。九龍城砦14階に住みながら日本語学校でアルバイト講師生活を送る。週刊『香港ポスト』記者を経て、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長。現在、日本に帰国し大学院生活。
▼ 目次 ▼
第1章 小さくても立派にやってる極小国家ベストテン
(バチカン市国―潜在的“国民”は一〇億人以上!?世界最小の大国家
モナコ公国―殿様商売と思いきや、意外に時代をつかんだ商売上手 ほか)
第2章 国の中で独立するもうひとつの国
(アトス山(聖山修道院自治州)―東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山
コソボ自治州―民族の聖地への、強すぎる思いが生んだテロの応酬 ほか)
第3章 ワケあって勝手に独立宣言をした国々
(沿ドニエストル共和国―レーニンの銅像がそびえる、今も「ソ連」な国
アブハジア共和国 南オセチア共和国―ソ連の亡霊に悩まされるカフカスの小国 ほか)
第4章 常識だけでは判断できない珍妙な国・地域
(ピトケアン島―絶海の落人島は書類一つに五三〇〇km
スバールバル諸島―日本人でも自由に暮らせる不思議な外国 ほか)
第5章 かつてはあったこんな奇妙な国・地域
(ビアフラ共和国―大国のエゴが生んだ二〇〇万人の犠牲者
東パキスタン―宗教だけで作られた、世界最遠飛び地国家の破綻 ほか)