新潮文庫。
ジョージ・ジョナス著。新庄哲夫・翻訳。
価格:¥740 (税込)
1972年9月、PLOの過激派「黒い九月」がミュンヘン五輪選手村を襲撃し、イスラエル選手団の一部を虐殺した。激怒したイスラエルの秘密情報機関モサドは暗殺チームを編成し、アラブ・テロリスト指導部の11人を次々に消して行く…。今は本名を変えて米国に住む、元暗殺隊長の告白に基づく凄絶な復讐の記録。冷徹な組織の論理と揺れ動く個人の心理をドラマチックに描出する。
▼ 目次 ▼
1 秘密情報工作員への道
2 歯には歯を
3 暗殺行
4 祖国よ、さようなら