2010年03月21日

社民党が「脱原発」に固執すれば連立政権から放逐される可能性も

☆原発賛成2氏人事案に署名?棄権?揺れる社民 (読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100320-00000912-yom-pol

http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/463.html

問題の人事案は、班目(まだらめ)春樹東大教授を原子力安全委員会委員に、森本宜久電気事業連合会副会長を日本銀行政策委員会審議委員にそれぞれ充てるものだ。「脱原発」を掲げる社民党は、「両氏とも原発に賛成する立場で、問題がある」としている。

(略)

政府は3月下旬の閣議決定、採決を目指している。党首が閣議で賛成した人事案の採決を所属議員が棄権するような事態になれば、「政党の体をなしていない」という批判が出そうだ。




《備考》

2007年8月3日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 代表 小山英之
http://www.jca.apc.org/mihama/accident/keisan_yokyu070803.htm
また、委員長の班目春樹氏は、地震直後から「運転再開は1年後」と早々と発言し、「調査・対策委員会」の委員長に就任してからも、取替が不可能な圧力容器の損傷の評価に関して、「今の技術ならば、やろうと思えばできる」(8月3日付日本経済新聞)などと無責任な発言を繰り返している。



2007.7.31 原子力資料情報室 共同代表 
山口幸夫、西尾漠、伴英幸
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=558

 ところが、班目委員長は、想定外の揺れにB,Cクラスは壊れても仕方がない、Aクラスは壊れず原子力の安全は確保されていると早々と安全宣言をしている。さらに、1〜2年で運転再開ができるような見通しを繰り返しコメントしている。まだ、格納容器内部を見ていない段階で、このような発言をすることは学者としての倫理を疑わざるをえない。氏のこのような発言から、設置される委員会すらもお座なりな調査・対策しか行えないとの批判を免れないだろう。

 言うまでもなく、今回の揺れは弾性変形の上限であるS1を大きく超え、塑性変形を許容しているS2をも大きく上回る揺れが観測されている。外観上は影響がないように見えても、安全を脅かすひずみが残っている危険性があり、これをどのように確認するかが最大の問題である。これを調べつくすことが最大の問題である。にもかかわらず、調査の前に安全が確保されているなどと発言することは言語道断である。

 以上の理由から班目氏は委員長として不適格であり交代を求める。
なお、参考として、不適格であることを示す同氏のこれまでの発言録を添付した。


■『六ヶ所村ラプソディ』 斑目春樹教授発言

技術の方はですね、とにかく分かんないけれどもやってみようが、どうしてもあります。

で、だめ、危ない、となったら、ちょっとでもその兆候があったら、そこで手を打とうと。

おそるおそるですよ。

原子力もそうなんですね。

原子力もそういうところ絶対あります。

だって、例えばですね、原子力発電所を設計した時には、応力腐食割れ、SCCなんてのは知らなかったんです。

だけど、あの、まだいろんなそういうわかんないことがあるから、あの、えーと、安全率っていうかですね、余裕をたーくさんもって、でその余裕に収まるだろうなーと思って始めてるわけですよ。

そしたら、SCCが出てきちゃった。

で、チェックしてみたら、まあこれはこのへんなんか収まって良かった、良かった。

今まで、良かった良かったで、きてます。

ただし、良かったじゃないシナリオもあるでしょうねって言われると思うんですよ。

その時は、原子力発電所止まっちゃいますね。

原子力発電に対して、安心する日なんかきませんよ。

せめて信頼して欲しいと思いますけど。

安心なんかできるわけないじゃないですか、あんな不気味なの。

核廃棄物の最終処分をすることに技術的な問題はなくても、そこを受け入れる場所が、なければ、今、困っちゃいますもん。

ないですよね、探せても、イギリスまで、

うん、ないですよ。

それは、大きな問題じゃないですか

え、いや、だから、あのー、えーと、基本的に、その何ていうのかな、今の路線で、今の路線がほんとに正しいかどうかは別として、今の路線かなんかで、替えがあるだろうと思ってるわけですよ。

というのは、最後の処分地の話は、最後は結局お金でしょ。

あの、どうしても、その、えーと、みんなが受け入れてくれないっていうんだったら、じゃ、おたくには、今までこれこれっていってたけど2倍払いましょ。それでも手を挙げないんだったら、5倍払いましょ。10倍払いましょ。どっかで国民が納得することがでてきますよ。

それは、経済的インセンティブと、そのー、

あの、処理費なんてたかが知れているから、えー、たぶん、その、齟齬は来さないですね。

今、たしか、最終処分地を受け入れてくれるボーリング調査させてくれるだけで、すごいお金流してますね。

20億円ですよ



六ヶ所村ラプソディー(DVD) ◆20%OFF!
posted by はなゆー at 19:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
批判上等!
棄権しろ。
社会党の失敗に学ぶべきだ。
馬鹿みたいに言いなりにならなくて良いから!
マスコミなんかの!
Posted by 田仁 at 2010年03月21日 22:24
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