2010年03月26日

「原発推進特需」で活気付く鳩山首相の地元「室蘭」

日本製鋼所室蘭製作所

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%8B%BC%E6%89%80%E5%AE%A4%E8%98%AD%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E6%89%80

が建設していた世界最大級の1万4千トン油圧プレスと、同プレスを備える第2鍛錬工場、第2熱処理工場が完成。


☆日鋼室蘭、新たな船出…1万4千トン油圧プレス完成
(室蘭民報)

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/03/26/20100326m_01.html

http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/471.html

総額800億円を投入する一連の設備投資が完了する23年度には、現行の原子力発電用圧力容器部材の年5・5基製造体制を12基に倍増させる。

(略)

原発用の圧力容器やタービンローターシャフトなどを鍛造する。

(略)

一方で、経済産業省のエネルギー基本計画案の中で、今後20年で原発を十数基増設する方針が示されたのは大きな追い風だ。




《関連記事》

☆世界シェア80%「室蘭」が支える世界の原子力発電所
(gooニュース。2009年3月16日)

http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/life/gooeditor-20090316-02.html

http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/202.png
(キャプチャー)


「室蘭を見れば世界の原子力発電事情が分かる」。電力会社の広報担当者の一言で室蘭に向かうことにした。「室蘭」とは鉄鋼・機械製品メーカーの日本製鋼所室蘭製作所のこと。かつて東洋一の民間最大の兵器工場と呼ばれた同社は、原子力発電用部材の製造で世界シェアの80%を占めるトップ企業なのだ。

(略)

これらによる原子力需要を追い風に、同所の原発用部材を含む鉄鋼製品関連事業の今年度売上高は、前期に比べ18%増の1090億円、営業利益は15%増の 288億円で、過去最高額の更新を見込んでいる。

同製作所は2007年度から3年計画で500億円、その後さらに300億円の追加投資を行い、2012年には原発用部材の年産能力を4基分から12基分へと拡大する方針だ。




〔ツイッターより〕

DEVS=HIROHITO TIDA
http://twitter.com/tida_hirohito/status/11028559609
日本製鋼所室蘭製作所は、この世で唯一、原子炉容器の中核部を単一の鋼塊をくり抜いて放射能漏れの恐れが少ない形で製造することができる。




《おまけ》

☆放射能を撒き散らす友愛政治 (3月6日の「きっこの日記」)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20100306

ついこないだ、東京電力が、青森県と福島県に新たに原発を4基も建設するって発表したばかりなのに、今度は、経済産業省の「資源エネルギー庁」が、現在計画してる14基の原発がすべて完成しても、2030年以降の20年間に、さらに20基の新設が必要だっていうトンデモナイ試算を発表した。そして、まるでこのキチガイ計画を後押しするかのように、ハトポッポは、5日の参院予算委員会で、「原子力はCO2削減に関しては優等生だ。推進すべきだ」ってノタマッた上に、続いて答弁に立った環境大臣の小沢鋭仁も「原発の稼働率を上げていく」ってノタマッた。

(略)

アメリカとフランスとニポン以外の多くの先進国が、この「WWF」の報告書や自国の機関の調査結果をもとにして、次々と原発を運転停止にして、風力発電や波力発電、太陽光発電や地熱発電などに切り替えてる中で、時代の流れに逆行して、未だに放射性物質を撒き散らす原発なんかを「お金儲け」のために造り続けるなんて、こんなことを政府が推進するなんて、とてもマトモな国家とは思えない。これじゃあ、「コンクリートから人へ」どころか、「CO2から放射能へ」だよ、まったく。

(略)

もんじゅを運営する「日本原子力研究開発機構」の仕事を請け負ってた下請け3社、「高速炉技術サービス」(敦賀市)、「TAS」(敦賀市)、「NESI」(東京都台東区)が、長期に渡って、福井県知事の西川一誠、敦賀市長の河瀬一治、自民党の衆議院議員で福井3区の高木毅たちのパーティー券を大量に買い続けてたのだ。そして、これらの企業は、その見返りとして、「もんじゅ」に関連する仕事をほぼ独占的に斡旋してもらってたのだ。当然、これとおんなじことが、全国各地の原発に絡んで行なわれてることは間違いないワケで、こんな守銭奴どものために国民が危険な思いをし続けなきゃならないなんて、あたしは、とてもじゃないけど「友愛」からはホド遠い話だと思った今日この頃なのだ。



☆原発の真実 (3月11日の「きっこの日記」)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20100311

最近、いつも以上に目が泳ぎまくってて挙動不審になっちゃってるハトポッポは、何をトチ狂ったのか、あたしたちの血税を使って、3日前からとんでもないテレビCMを流し始めちゃった。あたしが知る限り、ハトポッポがナレーションしてるのと加山雄三がナレーションしてるのと少なくとも2パターンあるんだけど、こともあろうに、こんなセリフをノタマッてるのだ。

「今、温暖化を止めなければ地球の環境は壊れてしまう。子供たちの未来のために、CO2、25%カット、ともにチャレンジしましょう!」

ほとんどの先進国が「脱原発」の方向へ進んでて、各国が協力して「地球上から危険な原発をなくそう!」って努力してる時に、時代の流れに逆行して危険極まりない原発を推進した挙句に、何百年も何千年も消えない放射性廃棄物を大量に生み出して、それを未来へ押しつけることが「子供たちの未来のため」とは、これほどの詭弁は前代未聞だろう。それも、林立させた原発で作り出す電力は、未来の子供たちのための電力じゃなくて、現代のあたしたちが便利で快適な生活を続けるために湯水のごとく使いまくってる電力なんだよ。

posted by はなゆー at 14:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きっこさんを怒らせてはヤバいですな。
おそらく、参院選まで手がつけられないでしょう。
Posted by さとし@酔いどれオヤジ at 2010年03月27日 11:44
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