2010年04月30日

〔普天間〕沖縄県以外の国内世論は「辺野古浅瀬案」を容認へ

Kentaro Hamada(香港・東京で軍事ファンドを経営)
http://twitter.com/KenHamada

在沖縄米軍の訓練を新田原(宮崎)、築城(福岡)に移行させようと動いている人物がいる。何とか感触レベルだけでも同意を取り付け、総理訪沖の手土産にしたいらしい(笑)さて、お手並み拝見


おかしい。普天間基地移設先候補の辺野古、NHKも新聞も、「現行案より修正(浅瀬)案の方が環境に優しい」と報道し始めた。サンゴやジュゴンの生態系への影響はどちらも変わらないはず。誰かが操作してる感アリ。


メガフロートはタンカーと同じ浮かせる形式。ただ高波に弱く、地元に金落ちないので現行案に。鳩の修正案(浅瀬杭打ち方式)は「環境に優しい」らしい(苦笑)下がガラ空きでテロに弱く、工事費も現行案の倍以上、6000〜8000億円。これも地元にあまり金落ちない。

「辺野古修正案(杭打ち浅瀬案)も環境に悪影響」、私の捏造だとか現職議員まで言い始めたので、ちょっと反論。環境に影響ない大規模工事なんて今時ないわけで、ただそれを隠して「環境に優しい」とか言うのがちゃんちゃらおかしい(笑)
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/henoko/2010/04/post-2.html


当然上部構造で下のサンゴと藻は死滅、藻をエサとするジュゴンに影響。&鉄杭による潮流影響も不明。陸上案より多少マシとの観測を「環境に優しい」とする手法に苦笑。



☆辺野古沖桟橋方式は自然への冒涜です (池田香代子ブログ)

http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51398188.html

そのなかで、辺野古沖に杭を打ち、桟橋方式で飛行場をつくる、という案が取り沙汰されています。でも、埋め立てでなくても、広大な海面を覆えば、その下の珊瑚は日光を奪われて死んでしまいます。藻も育たないでしょう。藻を食むジュゴンは姿を消すでしょう。デリケートな動物です。基地から発せられる騒音に耐えられるでしょうか。さらには、無数の杭そのものが、珊瑚をばりばり壊して打ち込まれるのです。当然、潮の流れも変わり、漁場への影響は計り知れません。

(略)

徳之島案というのは、海兵隊が常駐するのではなく、有事の時に軍隊が来る、ということのようですが、この案をつくった人は有事法制をどうお考えなのでしょうか。有事の際には、自衛隊も米軍も、すべての民間空港をつかえることになっています。なのに、こと改めて徳之島にこのような話を持ちかけるとは、いったいどういうことでしょうか。

(略)

そもそも、アメリカがアフガニスタンとイラクで大失敗をやらかした延長線上に、米軍再編計画は立案されました。金銭面をふくめてその一翼を担うというのなら、自衛隊が参戦したあのイラク戦争は果たして支持し、参加するべきものだったのかを検証するところから出発しなければなりません。すでに100人の国会議員がこれに向けて動きだしています。私たちは、アメリカの軍事行動とは、今後もあのように協力すべきものなのかどうかを、自分たちで判断する基準を、イラク戦争参戦という手痛い経験から学ばなければなりません。それをなおざりにして、アメリカの軍事計画にはとにかく協力するのが同盟国のつとめだとするのは、おおいに疑問です。無残な思考停止以外のなにものでもありません。



戦争広告代理店
ラベル:池田香代子
posted by はなゆー at 13:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もはや新聞が何を言おうが、情報操作・世論誘導の臭いが立ち込めている。つまり信用出来ないって話で、多くの国民は統制情報と知っている。
こんなプロパガンダ紙を、カネを支払って購読する人は少ないであろう。

これが新聞の購読数が減少の一途を辿る原因であり、そのうち合併でもしなけりゃやって行けなくなるだろう。
しかし、腐敗の果てに合併した巨大マスコミは国民からは相手にされない。
Posted by 奇兵隊 at 2010年04月30日 22:53
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