2010年05月01日

「東京大学新聞研究所」が近代史に果たした役割に注目すべきとの意見

286 名前:名無しさん@3周年[]
投稿日:2010/04/30(金) 22:15:57 ID:8JyXbkaC [2/3]

大正デモクラシーの気風が消え、ファシズムへ邁進していく重大な転換点はいつか?

5・15事件→政党政治の終焉とか、日中戦争勃発とか諸説あるだろうけど、マスコミ的には満州事変直後(昭和6年)に右翼と軍部から強烈な圧力を受けて、足並み揃えて論調が一変、以後敗戦までひたすら大本営まんせー記事一色になった事だ。

(地方新聞で散発的に反ファシズムの抵抗があったが、昭和12年位までにあらかた鎮圧された)

ファシズムの深化と新聞販売部数は足並み揃えて伸びていった。

(特に対中国戦線が拡大していくにつれ、新聞の発行部数は飛躍的に伸びた)

戦後、マスコミの戦争犯罪人の多くが東大新聞研に移り、平成初期まで隠然たる力を奮っていたのだ。

首都圏の有名私立大学のいわゆるマスコミ学、社会学、政治学などといった分野で東大新聞研の果たした役割は小さくない。

この辺りの経緯はもう少し検証されるべきだ。

庶民の多くが働き手を軍隊にとられ、「贅沢は敵だ!」のスローガンの下、
配給制度による耐乏生活を余儀なくされていたにもかかわらず、特権階級は昭和19年の暮れに至ってもまだスキー旅行を満喫し、ご馳走を平らげていたのだ。

私はたまたま旧家の蔵書整理の折、昭和20年初頭の結婚披露宴のメニューを見てその豪華さにたまげた事がある。

貧しい農村出身の兵隊さんがアッツ、ガダルカナル、サイパン…で悲惨な戦死を遂げ、本土での空襲も本格化し始めているのに、特権階級はこの通りだ。



288 名前:名無しさん@3周年[]
投稿日:2010/04/30(金) 22:56:34 ID:8JyXbkaC [3/3]

知らぬが仏とは良く言ったものだと思う。
知恵や知識、人為を捨て、静かに生きられるのならそれもまた幸福だとは思うけど、都市部での貧乏庶民である私たちは残念ながら常に現実と向き合いつつ生きていかなければならない。

日本の富裕層の総数、分布、この10年での貧困層の激増ぶりは歴史的驚異と言わざるをえない。

マスコミがどうでも良いゴシップやスキャンダルにうつつを抜かしている今も、毎日数百人単位のレベルで自殺や行方不明者が続出している国なのだ。

貧困による自殺、過労死、過労うつ自殺…

このテーマから目をそらす事なく、マスコミは真実をしっかり伝えるべきだけど。

まあマスコミなぞに期待するほどあほではないよ私も(笑)



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posted by はなゆー at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 床屋政談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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