2010年05月02日

海上自衛隊がイエメンの近くに「国外基地」を設けることになった

☆「日本海軍」が第二次大戦後初の国外基地をアフリカ(ジブチ共和国)に
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/342.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2010 年 5 月 02 日 08:30:16


AFPによりますと、「日本海軍(海上自衛隊)のcommander であるKeizo Kitagawaが、第2次世界大戦後初めて、国外に日本軍の基地が作られると明らかにした」そうです。そこはアフリカのジプチ共和国。紅海の出口付近、海賊出没で有名なソマリアの隣国で、米国が将来「対テロ戦争」の一環として攻撃予定のイエメンのすぐそばにある国です。

(略)

モスクワ東洋学研究基金のセルゲイ・ルジャニン教授は、海賊による脅威は実際に深刻なものだが、実際より誇張として、次のように語った―

「肝心なのは、西側主要先進国が当初、報道も軍の諜報機関も、海賊行為とは、貧困にあえぐ人々が生活の糧を手にするため犯罪に及んだものだとする、間違った解釈をしていたことにある。しかし実際はそうではない。この海賊行為が、自前の教育・訓練養成システム、諜報機関や最新の通信機器、巨大な資本を有した、強力な国際機構であることに、いまや疑いの余地はない。またこの国際機構は、過去にいずれかの国で諜報機関に関係していた専門家を利用していると考えるに十分な根拠がある。これは新たな形の国際テロリズムであり、政治に大きな影響を与える。また海賊の正体を正しく評価できないこと等により、戦いは非常に困難なものとなる」

  実際、この西側諸国の基地が密集する地域の目と鼻の先で、いかにしてソマリア沖の海賊がすばやく略奪を成功させているのか、理解に苦しむ ところだ。ジブチには最大規模のフランス在外海軍基地があり、また2003年にはそれを上回る規模のアメリカ海軍基地が建設された。日本はこの地で第3の海上自衛隊基地を建設することになる。すでに明らかなように、この地のアメリカやフランスの基地には海賊への抑止力はない。アメリカやNATO軍のなしえなかったことに日本が成功し、この地域の海賊行為に決定的な打撃を与えることができればいいが、その望みは薄いだろう。実際のところ、西側諸国の基地や強力な装備にもかかわらず、海賊は常に活動を続けている。今のところ、海賊らは一歩先を行っている。そしてこの問題は、この海域全体が西側列強のまさに軍事的利益ゾーンと今にも宣言されるような規模に発展しそうな雰囲気だ。

 ちなみにこの地域の歴史には、そうしたことがかつてあった。面白いことに当時も、まさに海賊対策がその口実とされたのである。



倫理的な戦争
posted by はなゆー at 08:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かかる重大な憲法違反をヒタ隠しにして強行に依る既成事実化を図る、前政権与党自民党と自衛隊の国民に対する背任行為は許し難い。
国民を愚弄しATMとしか見ない、反日行為である。
未だに民主主義のシステムを理解不能とは、何処迄、根性の腐った低能であうか!
因みに、ソマリア海賊を訓練したのは英国軍であり、ソレ自体は秘密でも何でも無い。
Posted by 田仁 at 2010年05月02日 22:02
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