2010年05月11日

「もんじゅ」運転員が制御棒の挿入方法を知らないまま運転

☆もんじゅ、運転員が操作法知らず 制御棒挿入ミスで 
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051101000463.html

http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/555.html

原子力機構によると、この運転員が操作ミスのあった制御棒の挿入作業に当たるのは初めてだった。ボタンの長押しが必要だったのに何回も短く押したため、制御棒が十分挿入されなかった。操作法を記した「試験要領書」にも長押しが必要との記述はなく、訓練もなかったという。



☆ウィキペディア「チェルノブイリ原子力発電所事故」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85

その状況は「スクラム」ボタンが一度ならず押されたという事実によって複雑になっているが、実際にスクラムボタンを押した人物は放射線障害により事故の2週間後に死亡しているため真相は不明である。



☆ウィキペディア「スリーマイル島原子力発電所事故」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85

原子炉は自動的にスクラム(緊急時に制御棒を炉心に全部入れ、核反応を停止させる)し非常用炉心冷却装置(ECCS)が動作したが、すでに原子炉内の圧力が低下していて冷却水が沸騰しておりボイド(蒸気泡)が水位計に流入して水位を押し上げたため加圧器水位計が正しい水位を示さなかった。

このため運転員が冷却水過剰と勘違いし、ECCSは手動で停止されてしまう。このあと一次系の給水ポンプも停止されてしまったため、結局2時間20分も開きっぱなしになっていた安全弁から500トンの冷却水が流出し、炉心上部3分の2が蒸気中にむき出しとなり、崩壊熱によって燃料棒が破損した。このため周辺住民の大規模避難が行われた。

posted by はなゆー at 14:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
怖ぇ〜!
滅茶苦茶、怖い!
何考えてんの?!としか。
社員教育費をケチってる?
利権の美味い汁に回る資金がデフレで足りなくなって?
人命を一体何だと!
てか、ンなマトモな事すら思考不能な資金繰りのカネ詰まりか?!
Posted by 田仁 at 2010年05月11日 15:20
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