2010年05月18日

【口蹄疫】マスコミ関係者がウイルスの媒介となっている模様

「現地入りしている某紙記者に消毒はしたかと聞いたが、していなかった」

「口蹄疫の発生地点は、九州全域を結ぶ高速道路の結節点のインターチェンジ近く」



松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14166271727
口蹄疫のウイルスとの戦いには、国だ県だ、与党だ野党だ言っていることほどばかばかしいことはない。初動の失敗を繰り返してはならない。今日も現地入りしている某紙記者に消毒はしたかと聞いたが、していなかった。毎日が失敗の繰り返しではいけない。記者が口蹄疫を媒介してどうするのか。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14165101081
口蹄疫の細菌(注:ウイルス)は、すでに県境を越えて九州全域に広がっている恐れがある。ツイッターを見ると、全国の野党議員が宮崎に徒手空拳で押し寄せそうな雲行きだ。改めて、視察に行く議員は、「完全防疫」で。取材の記者やカメラマンも防疫服着用・事後消毒は必ずやってください。敵は、目に見えない細菌(注:ウイルス)です。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14164143390
まず口蹄疫について、感染が疑われる牛の殺処分を命じるのは、農水大臣ではなく都道府県知事の権限だ。大臣が国の隅々までどこの牧場で牛や豚を飼っているかすべて把握しているわけではないから、これは当然の権限分担。初動対応の責任は一義的には知事にあり、財政など国が即応するのは当然である。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14164512596
今回の口蹄疫の初動対応のミスは大きく2つある。英国など経験のある国では、殺処分を専門の防疫班が消毒済みの防疫服を着て行い、終了後にも消毒をしている。口蹄疫の細菌(注:ウイルス)は、人体や衣服に付着して広がるからだ。東国原知事が殺処分を急ぐあまり、防疫装備もない農家に殺処分をさせたのは失敗だった。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14164797570
もう一つは、殺処分した牛を小さい農場では埋立処分できず、死体が放置されたために、ハエなどを媒介して細菌感染が拡大したこと。国有地の提供が遅れたのは多くの人が指摘している通りだが、県有地の提供も遅れた。あらゆる面で、不慣れなゆえに初動の処理を誤ったことは、国も県も猛反省が必要。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)   
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14165892282
口蹄疫の対応のようにトータルで経費がいくらかかるか発生時点で分からないものは、知事の判断で、県の予算で必要な対策を打ち、あとで請求書を国に回すやり方が認められている。東国原知事は、当初から風評被害対策を国に求め、国の国有林を処分場にという案を一度蹴るなど対応に不慣れな面があった。


松田光世(菅直人副首相の元・政策秘書)
http://twitter.com/matsudadoraemon/statuses/14146660934
口蹄疫の発生地点は、九州全域を結ぶ高速道路の結節点のインターチェンジ近く。すでに九州全域に細菌(注:ウイルス)が蔓延している可能性を指摘すると、ほとんどの九州の政治家が慌てふためいて、地元の知事に対応の電話。当然の対応だが、先週まで何やってたの?

posted by はなゆー at 04:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ネットのニュースで読売新聞発として、国の対策が後手後手に回って農家が激怒しているとの記事が載っていました。でも、県知事の責任には一言も触れていませんでした。県がまず対応した上で手に負えない部分があれば国に援助を求めるのがスジですよね。今回のは、県(知事)に対応能力が無いので仕方なく国が動いたというようにも読めます。
Posted by 市井の精神科医 at 2010年05月18日 08:48
ドラえもんさんに現地から正確な情報が伝わってないですね。

現行法と防疫指針を遵守して、県知事がベストを尽くして法定受託事務を実施した結果、今に至っているんですよ。

「まず、口蹄疫について、感染が疑われる牛の殺処分を命じるのは、農水大臣ではなく都道府県知事の権限」って、そもそもの法解釈が間違ってますよ。口蹄疫は法17条の知事による殺処分命令の対象じゃない。法16条に基づき、命令など待つことなく、家畜防疫員(獣医師さん)が不眠不休で対応しなければならないのが実情。誰も「防疫装備もない農家に殺処分をさせた」りなんかしてませんよ。

人員も消毒剤(ビルコンS)も、県内だけじゃ全然足りなくて、法の規定に従い、国や近県に対して人員や消毒剤の応援要請をやってるんですよ。でも、逐次投入ばかりで、十分な量を投入いただけていない。結果として、殺処分が感染拡大のペースに追いついていない。↓
http://ameblo.jp/higashi-blog/page-9.html
http://ameblo.jp/higashi-blog/page-8.html

「国の国有林を処分場にという案を一度蹴」ったのは、そこが海岸沿いで、掘り返すと海水が出てくる場所であって、そこに埋却することで海水が汚染されてさらなる感染拡大を招いたり、漁業にダメージを与えたりするおそれがあるため、地元の同意が得られなかったためなんですよ。それを『不慣れな対応』だとか、地元に非があるような言い方は、いくらドラえもんさんだからって、地元の住民からしたら到底容認できませんよ。↓
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20100510

最後に言いたいのは、家畜伝染病対策の最終責任者は、農水大臣だってこと。法47条に基づき、要請があろうがなかろうが、知事に対してあれこれ指示できる立場なんですよ。当人に自覚がないから、鳩山総理が対策本部長となって陣頭指揮を執らざるを得なくなった。見方を変えれば、これは現行法では封じ込められないってことです。

昨日の荒れに荒れた知事記者会見や地元の様子を、ぜひご覧ください。惨状がお分かりいただけると思います。↓
http://sv0001.live-vod-com.co.jp/pref-miyazaki/movie/W_H22/201005188001001.asx
http://www.47news.jp/47topics/e/159663.php
http://green.ap.teacup.com/mutuo/
Posted by 地元民 at 2010年05月19日 01:42
事態が深刻なだけに、安愚楽牧場の感染ルートをキッチリ解明しないといけませんね!
安易に政府批判とならないよう、東国原知事も非常に心を砕いたインタビューをしてました。
記者が常に揚げ足を取ろうとするのでね…。
行政機関同士で足の引っ張り合いを演じさせたいらしいです。
何処に如何いった利害関係があるのか知りませんが。
Posted by 田仁 at 2010年05月20日 20:08
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