2010年05月29日

名古屋市長のポピュリズム新党「減税日本」が参院選に候補者擁立か

民主主義・議会主義にかかる費用を「無駄ガネ」とみなし、「民主主義よりゼニ」「民主主義より明日のメシ」を求める傾向が強いB層有権者の心を完全に掌握するであろう新党である。

        ↓


☆参院選愛知 河村名古屋市長の「減税新党」乱入なら民主党が浮上!? (日刊ゲンダイ)

http://gendai.net/articles/view/syakai/124160

http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/259.html

名古屋のお騒がせ市長がまた、どえりゃーことを言い出した。夏の参院選に、自らが代表を務める地域政党「減税日本」から、候補者擁立を検討しているという。比例代表もしくは愛知選挙区での擁立で、河村市長は、日刊ゲンダイ本紙に対しこう言った。

「議会のリコールに全力投球しとるで、まだわからんわなあ。『(参院選に候補を)立ててくれ』いう声もあるし、『出たい』いう候補もおる。国も『減税』をやらなかん」



☆河村たかし市長、ナゴヤ市議会に「果たし状」 政治をボランティア化せよ! (JANJAN。2009/11/21)

http://www.news.janjan.jp/area/0911/0911203404/1.php

河村市長は、とうとう業を煮やして「ここまで極端に言うか」というほどの革新的!条例案を11月議会に提出した。

その内容は「市民税減税10%」「地域委員会創設」「議会改革(議員定数削減、政調費と費用弁償費の廃止、議員報酬の半減)」という一括抱き合わせ条例案だ。

(略)

政治はボランティアとして行われるべきか、それとも家業化した職業議員によって行われるべきかについて、議会という市民の市民による市民のための公開された発言の場という最も崇高な場所において、主権者たる225万市民に真正面から問いかけてみたいと思ったからでございます。

(中略)

私は、本来議員とは、自発的で見返りを求めないボランティア精神に基づき、自らの信条により、いわゆるパブリックサーバントとして市民に奉仕する存在であらねばならないと思っております。しかしながら現状を省みますと、議員が税金によって身分保障され、政治が家業化、職業科されることによる集権化が進み、その結果として市民が政治や行政に参画する意欲や機会を阻んでいる弊害が随所に見受けられます。

(中略)

議員が、制度的には非常勤特別職の公務員でありながら、庶民に比して驚くべき高額の収入を得ております。



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ラベル:河村たかし
posted by はなゆー at 00:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あなたは何故、私を避けるのでしょう?否定しようとするのでしょう?
自分の胸に聞いてみる事です。 http://blog.goo.ne.jp/aiu_kikaku
Posted by 反映 at 2010年05月29日 10:31
税金を払える層はまだ恵まれている方。
税収の縮小は「払えない(税が発生しない)」層の増大。
市長が言う減税は、まあ言えば、小市民小資産家向けの優遇策。
ポピュリズムでもあるし、一方で本当に困っている層を無視する形になる事により「手遅れ」を招く悪行も含んでましょう。
Posted by 田仁 at 2010年05月29日 20:15
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