2010年05月30日

「ネット選挙全面解禁」ならもっとも有利になるのは「公明党」か?

与那嶺松一郎(那覇市)
http://twitter.com/halbabychan/statuses/14983967367
ネット選挙によって政党の役割が希薄化していくとすると、信者を背景にした固い組織票を持つ宗教政党は総体的に影響力を増していくと思う。この影響については考えておく必要があるかもしれない。


与那嶺松一郎(那覇市)
http://twitter.com/halbabychan/status/14978510773
参院選に向け、佐々木俊尚『マスコミは、もはや政治を語れない』、山田直樹『新宗教マネー』を併読中。前者は、ブログなどを通じて個人発信されるネット論壇が新聞のステレオタイプの政治報道を凌駕しているとの指摘。後者は新宗教の経済力のからくりを明かし、創価学会や幸福の科学の政治指向も指摘。


与那嶺松一郎(那覇市)
http://twitter.com/halbabychan/status/14979895196
ツイッターのフォロワー数というのは政治家の集票力を測る目安になる。逆も真なりではないが、多くのフォロワーを抱えている発信者は(政治家としての資質はともかく)選挙は強い。「地盤(後援会組織、地縁・血縁)、看板(知名度)、カバン(資金)」で選挙の強さを測ることはいよいよ通じない。



〔山田直樹著「新宗教マネー」を読んだ人のブログより〕

http://d.hatena.ne.jp/shins2m/20100505/1273039263

「創価学会が百貨店とすると、幸福の科学や真如苑は、特化した専門店、つまりユニクロや家電量販店としての“伸びしろ”を持っているようにも見える。幸福の科学や真如苑に折伏はなく、信者個々人の宗教心の発露に特化したシステムを築いている。学会は、現実社会で救いのない貧しい人びとに『幸福になれる』と確信させ、組織ポジションを多数こしらえ、会内部にもうひとつの競争社会を作り上げてきた。逆に言えば、その『社会』の中に入ればすべてがかなうといって信者を囲い込んできたともいえる。その閉鎖性が、他宗教への攻撃性とパラレルに同居している。これに対して、真如苑は『霊能』を目指すし、幸福の科学はどこかサークル的な組織だ。両者の方がより現代人へのメンタリティにマッチしていることは間違いない」

これは「宗教=ビジネス」と確信している著者ならではの考え方かもしれませんが、この一種のマーケティング思考は面白いと思いました。

posted by はなゆー at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 床屋政談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック