2010年06月07日

ロシアの専門家は「北朝鮮が韓国哨戒艦を撃沈」説を疑問視

☆天安沈没、安保理へ 背後で露中が意見交換
(The Voice of Russia)

http://japanese.ruvr.ru/2010/06/06/9196226.html

http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/777.html

「現場から引き上げられた魚雷と爆破装置については当初、ドイツ製との報道があった。米韓海軍ともにドイツ製を配備することもあるからだ。その後、北朝鮮製であるとの説が唱えられるようになったが、専門家からは非常に強い疑問が寄せられている。事故現場となった海域では、最新の追跡システムを搭載した米韓の軍用艦が軍事演習を実施していた。北の潜水艦が全く気づかれずに通過できたとの見方はおかしい。天安を沈めたとされる魚雷の残骸も大問題だ。船を真っ二つにした魚雷のボディ部分はほとんど何にも触れていないようだし、部品の一部も完全に無事なのだから。」

北犯行説の主な証拠となっているのは、魚雷の残骸につけられている識別番号だ。とはいえそれも工場の製造ラインで機械により印字されたわけではなく、マーカーを使い手で書かれている。

さらにジェビン所長は、「もし魚雷が北朝鮮製だとしても、天安を沈めたかどうかは別問題」と主張する。

「南北間で幾度となく武力衝突が起きた現場海域では、非常に多くの魚雷が沈んでいる。うちひとつが爆発し、海底に沈み、発見されたということもありえるのだ。だから北朝鮮は米韓による挑発行為ということが出来る。(ベトナム戦争勃発の契機となった)トンキン湾事件でも米国は同様の手口を使っており、北の主張には一定の根拠がある。」



《関連記事》

☆北の魚雷「決定的証拠」すでに揺らぐ?断定要因に疑問の声
(5月21日のサーチナ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000042-scn-kr

http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/559.html

しかし、韓国の専門家らは、この「一番」表記に疑問を寄せている。専門家によると北朝鮮では順序を表す時、「一番」「二番」よりも「一号」「二号」という方法を用いることが多いという。実際、7年前に収集した北朝鮮に訓練用魚雷にも「四号」の文字が記されており、「一番」表記は見慣れないとしている。

また、文字が刻印されたのではなく、マジックのようなもので書かれていることも、北朝鮮による攻撃の「決定的証拠」とするには信憑性に欠けると指摘。

専門家らは、調査団の発表した「小型潜水艦による攻撃」の可能性にも疑問の目を向けている。調査団の発表が事実であるとするなら、北朝鮮が130トン級の小型潜水艦を使い、130トン級の小型潜水艦には装着不可能なはずの1.7トン重魚雷を装着して韓国軍艦を真っ二つにし、その後、北朝鮮の海軍基地に戻ったということになる。専門家らは、このようなことは理解し難いと述べ、発表内容には納得できない部分が多いと指摘している。




《ツイッターより》

田仁
http://twitter.com/cui4ying1/status/15252526698
韓国KBS:天安沈没合同調査団は、原因の魚雷に書かれた「1番」のマジックインキが「高熱で燃焼する筈」との疑問に、水温3℃の水中で爆発し魚雷を包む外郭は木っ端微塵に粉砕、因って金属の熱伝導も起きず、弾頭の後部ケース内に書かれたインキは残留、と反駁。水中で高熱を加えても紙は不燃とも。


田仁
http://twitter.com/cui4ying1/status/14679881219
大体合ってる記憶ログ:天安沈没KBS 4
世論沈静化の為、静かに航行中の「天安」がヒョイっと前後で真っ二つに裂けて沈む、軍事評価では一寸あり得ない不思議な画像も報道。意味は北朝鮮にそんな物凄い軍事技術があれば世界のパワーバランスが完全に書き換わると言う…?海底の捜索は大変な強行軍。


田仁
http://twitter.com/cui4ying1/status/14680009219
記憶ログ:天安沈没KBS 5
何故こんな事に?!と説明責任が問われ、沈没位置の特定により周辺の地形に沿った犯人探しの世論沸騰。北朝鮮犯行説なら「天安」右舷に着弾は可能だが、左舷ならば不可能と暗に友軍事故が仄めかされる雰囲気に。「天安」を引き上げれば判る!と大統領が平静呼びかけ。


田仁
http://twitter.com/cui4ying1/status/14412249253
ネット上では、かの韓国哨戒艦「天安」を前後で真っ二つにした「北朝鮮製魚雷」の残骸公開写真が
1:海中に長期在り黒錆を貼り付かせた後
2:引き上げられて陸上でも長期間放置し赤錆た、事件から1ヶ月やそこらと思えない『摩訶不思議なオーパーツ』と噂に。
色々と大変ですね…。



Kono
http://twitter.com/kono_chiha/status/14430063691
ところが、米国の新聞記事をググッてみたところ、しばらくの間「魚雷または機雷による沈没した」との表現がありました。事故から時間が経てば経つほど、報道の中の魚雷色が強くなっていったのです。そして根拠も、火薬などであり、航走音に言及したものはありません。


Kono
http://twitter.com/kono_chiha/status/14430711008
あの海域は水深が浅いと田岡氏が言ってました。それで潜水艦って?という疑問は最初からありました。機雷なら北朝鮮製以外考えられないと言ってもいいと思うのですがね〜。


Kono
http://twitter.com/kono_chiha/status/14426110065
魚雷ならソナーなどの証拠がもっと早い時期に出てきても良いのでは?と疑問に思ってます。事故を攻撃に仕立てたのかしらん?



一夢庵
http://twitter.com/ichimuann/statuses/14349465424
潜水艦 浅瀬で高い作戦能力か(NHK)
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/562.html
私には北朝鮮にそんな高性能な潜水艦があり、かつ高度な技術を有しているととても思えないのだが・・・。




☆ウィキペディア「トンキン湾事件」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E6%B9%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6

トンキン湾事件(とんきんわんじけん、英: Gulf of Tonkin Incident)は、1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件。これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入、北爆を開始した。アメリカ議会は上院で88対2、下院で416対0で大統領支持を決議をした。しかし、1971年6月ニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者が、7,000ページに及ぶペンタゴン・ペーパーズと呼ばれる機密文書を入手、トンキン湾事件はアメリカが仕組んだものだったことを暴露した。


posted by はなゆー at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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