2010年07月07日

失業手当の拡充を主張する「ドイツ左翼党」が勢威を増している

☆ドイツ 左派新党が存在感 旧西独でも支持拡大
(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100705-00000029-mai-int

http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/842.html

左派新党は旧東独の社会主義統一党の流れをくみ、失業や格差拡大に対する全国の有権者の不満を吸収している。

(略)

左派新党は05年、当時の連立与党だった社会民主党の社会保障削減政策に反発し離党したグループと、旧東独政権党の流れをくむ民主社会党が合流して発足。失業手当の拡充やアフガン派兵中止などを訴える。

躍進の背景には、05〜09年に右派キリスト教民主・社会同盟と大連立を組んだ社会民主党への「批判票」がある。




☆ウィキペディア「左翼党(ドイツ)」の項→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6%E7%BF%BC%E5%85%9A_%28%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%29

左翼党(ドイツ語: Die Linke、左派党、左派新党とも)とは、ドイツの左翼政党。

2005年に、二つの政党「WASG」と「左翼党―民主社会党(Die Linkspartei.PDS)」が、政党連合(統一会派より更に踏み込んだ連合)としての「左翼党」を結成。2007年6月17日に正式に合併して、同名の政党「左翼党」となった。




☆左翼党躍進の背景と意義 −ドイツ総選挙寸評
木戸衛一(大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授)

アジア記者クラブ通信2005年10月号掲載

http://apc.cup.com/kido200510dd.html

つまり左翼党は、既成4党が「オルターナティヴは存在しない」と合唱する内政・外交に対決すべく、大同団結するために生まれた政党と言えるのである。内政面で左翼党は、新自由主義的な「改革」に、社会的公正の原則を対置する。今年3月2日に公表された「貧困報告書」によれば、「赤緑連合政権」の下で、平均所得の6割に満たない貧困層の割合は、12.1%から13.5%に拡大、反対に、私有財産に最も裕福な1割の層が占める比率は47%と2ポイント増加した。

(略)

ドイツの失業者数は、2005年に入り500万人の大台を突破、2月には、連邦共和国史上最悪の521.6万人を記録した(失業率12.6%、東独では20.7%)。史上空前の収益を挙げる大企業をさらに優遇し、国民にはいっそうの「痛み」を求め、貧富の差を広げる政治のあり方を、左翼党は根本的に批判する。

また外交面で左翼党は、「人道」の名の下に連邦軍を世界大に展開する政策を拒絶する。グローバルな経済権益をグローバルな軍事力の展開で擁護するため、戦争を再び政治の手段として用いることは、ますます世界を不安定化させ、民生も阻害するというのである。



ラベル:ドイツ
posted by はなゆー at 21:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ビンボー平和人間の味方ですね
沖縄問題一点の政党も見習うほうが

でも日本ではなかなか評価されないかな

または‥失業手当充実‥‥
だから‥またぞろ

切れ切れる‥切られたり

労働者が‥‥?余計な心配かな
Posted by 介護員 at 2010年07月07日 23:09
よもや、ドイツで左翼と全体主義が結び付いたりしないでしょ。
過去のヒトラーの存在がソレを許さない。
容易に忘れ去るには余りに強烈なマイナスの存在。
反面教師として物凄い存在感です。
現に、戦争否定の立場を取ってる、と木戸助教授。
Posted by 田仁 at 2010年07月08日 16:33
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