2010年07月28日

社民党幹事長の「参院選総括」は中身がなさすぎてダメだと思う

☆参院選総括の論点――重野安正幹事長に聞く (社会新報)

http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/496.html

http://www5.sdp.or.jp/index.htm

私は選挙中、複数回行った所を含め20県を訪れ、61ヵ所で応援の街頭演説を行なった。そのときに感じたものが結果に出てしまったというのが率直な感じだ。1つひとつの演説の場に支持者、有権者を集めるという当たり前の取り組みに、地元の党組織や選対は全力を挙げているのか、周囲に対する働きかけを本気でやっているのか、ただ選挙日程をこなすということになってはしないかという懸念を各地で感じざるを得なかった。

(略)

この間、国政選挙のたびに党の獲得票が減っているのは間違いない事実であり、このことを直視すべきだ。その上で、来年の統一自治体選が党再生のターニングポイントになると考えている。ここで議員を増やすことができるかどうかに、次の総選挙で社民党が日本政治の中に存在し得ることができるかどうかがかかっていると言ってもよいと思う。そのことを全党で確認し、全党員がまなじりを決して汗をかこうという気にならなければ、わが党の前進と未来はない。


            ↑


★「1つひとつの演説の場に支持者、有権者を集めるという当たり前の取り組みに、地元の党組織や選対は全力を挙げているのか、周囲に対する働きかけを本気でやっているのか」というが、民主党は昨年の衆院選などに「民主くん」をフル動員して、世間の耳目を集め

http://www.youtube.com/watch?v=xRstCRGni4A

http://www.youtube.com/watch?v=AghgARo38Nw

通りすがりの人に演説を聞いてもらったり、ビラを受け取ってもらったりして効果をあげたが、社民党はそのような「良き先例」をアレンジして取り入れる発想がなかった。



★また、全盛期の民主党から国政選挙に2度出馬した戸倉多香子氏の証言では

http://twitter.com/tokuratakako/status/18376574090
過去2回の選挙(小沢党首の時代)は、政策のビラが山のようにあって、自信をもって民主党の政策を紹介することができたけれど、今回はほとんどなかった気がする。急に決まった新人候補は政策を訴えにくかっただろう。気の毒だ。

…とある。社民党はこのような「良き先例」を取り入れる発想がなかった。




★「全党員がまなじりを決して汗をかこうという気にならなければ、わが党の前進と未来はない」というのはその通りであるが、社民党のように年齢層が高めの組織だと、どうしても若い党員の斬新な提言や意見が通りにくくなる。これをどう改善するかについての方策がないままでは、どうにも戦いようがない。

            ↓

本田ゆみ(社民党北海道の幹部末席)
http://twitter.com/honda_yumi/status/19632411463
社民党執行部はわたしからは遠いところにある。ボトムアップ型なのでそ
れで納得してる。わたしはボトムでがんばる。党中央の運営に明確な指摘できるほど、わたしは政治が見えてない。ふさわしい新しい人が執行部の議論の輪の中に入ってほしい。


はなゆー(一試合完全燃焼)
http://twitter.com/hanayuu/status/19638095020
ボトムアップは良いが、社民党のように年齢層が高めの組織だと、若い層の提言や意見が通りにくくなる。これをどう改善するか。


本田ゆみ(社民党北海道の幹部末席)
http://twitter.com/honda_yumi/status/19641462607
そうですね。若い層や市民運動的なポジションの人の発言場所を各地域でも、中央でも、作ること(そういう人が「いれば」、という問題)。アファーマティブアクション。


内藤祐太(社民党党員。駒澤大学地理学科4年)
http://twitter.com/Marinepolaris/status/19638339464
確かに下の方の意見が通りにくいのがあるなー

ラベル:重野安正
posted by はなゆー at 19:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 床屋政談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
民主党も‥あせあせ(飛び散る汗)だっ手(パー)
Posted by 介護員 at 2010年07月28日 22:33
>若い層や市民運動的なポジションの人

社民党員には若い層はほとんど存在しないんです。受け皿がどこにもない。

年齢層が高めの党員というのは、全労協系労組員が多いんですが、組織維持に追われて汲々とせざるを得ず、頭が硬直している。柔軟な思考が生まれてくる余地はどこにもないんです。各都道府県連のトップは、そのような人たちで占められている。

次に多いのはインテリ、知識人層。佐高信さんや、最新号の『社会民主』で福島さんと対談している佐藤優さんあたりが代表的ですが、この人たちの存在は組織票にはならないんですね。考えていることや、発言などは、よく言えばそれぞれユニーク、悪く言えばバラバラ。社民党はそれらインテリの提言について、有力者から優先してつまみ食いしながら取り入れようとしているふしはありますが、なかなかうまくいかない、それは各都道府県連の有力者に柔軟な思考ができる人が少ないからです。党首はリーダー(指導者)であるはずなんだけれど、リーダーシップを効かせることが難しい。

その次に多いと思われるのは、エセ・インテリ、似非知識人。この層は悪質です。思考がストップしている。教条的。自治体議員、県連や労組の中堅幹部に多く、そして年齢層は高め。何もできないくせに発言権が強い。インテリや知識人層の発言をつまみ食いしながら、強引に自分の言い分を通す輩ですね。

今回の参院選で自民党が健闘したのは何故だと思いますか?

前回の参院選直後から、三年間、死に物狂いで組織固め、票固めを着実に行なったからです。社民党は、そのような選挙運動をしない。だから沖縄県では勝てず、自民党に取られてしまった。三年間の積み重ねに対し、わずか数ヶ月の選挙運動では、太刀打ち出来ないのは当然でしょう。

市民運動の層に、社民党支持者が多いのも知られていますが、この人たちは、自分たちの蛸壺に嵌ってしまっていることが多い上、つきあう党員は、よくてインテリ、多くは似非インテリですから、頼りにならない。

辻元清美さんは、こういった社民党の体質を熟知しているはず。いますぐ選挙準備にとりかからなければ、次の選挙で当選するのは無理。そして社民党の支持層は全く当てにできない。ならば離党するしかない、と。これは、是非は別として、きわめて合理的な判断だというべきです。

では、若い層をどのように取り込むのか。一つだけ方法があります。市民運動家の若手から優秀な人材を新たに取り込むことに成功した土井チルドレン(辻元清美、保坂展人、中川智子・現、福島瑞穂)の前例に倣って、福島チルドレンを抜擢するという方法があります。しかし、今の福島さんにそれだけの力量があるのか、そこが問題点となるでしょう。福島おろしをはねのけたうえで、福島チルドレンを産み出せるのか。

福島おろしが回避できれば、福島チルドレンに値する候補者は、若手に限っても豊富だと思います。
Posted by Devlin at 2010年07月28日 22:57
辻元清美・阿部知子の消費税増税発言はかなりのダメージとなったと思われますが、それについては一言も触れていません。
また、共産党との選挙協力ができなかったことについても触れていません。
結局のところ、本質的な問題には触れず、上っ面の議論に終始しています。

最大の問題は党内がまとまっていないことでしょう。
辻元清美・阿部知子のような消費税増税推進派がテレビに出ては勝手な発言をし、それを誰も止められない状況は、もう組織としての体をなしていないとも言えます。
党内不一致の状態を放置しながら、党が割れないようにと気を使えば、全てを曖昧にせざるを得ず、党の存在感は薄れていくでしょう。

離党を表明した辻元清美に対し、当面、離党届を受理せず、慰留を続けるとのことです。
また、いつもの悪い癖が出て来たという感じです。
Posted by nekonekoneko at 2010年07月29日 15:34
小異を捨てて大同に着く、言うは易いが実行に於いて、コレを根性で継続する事がそも出来ない。
気力とか、常に迫られる政治的判断に耐える精神力とか、兎に角無い。
一瞬だけ稀に燃え上がるので精一杯。
でも、日本人って皆、大概がソウ。
だから、フランスとかギリシャとか、大規模なストを社会が支持したりせず、段々と生活が苦しくなる一方になる。
如何に圧制に適した土壌である事か!
Posted by 田仁 at 2010年07月29日 19:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック