2006年04月02日

売られ続ける日本、買い漁るアメリカ

「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ―米国の対日改造プログラムと消える未来」。

日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。痛みを伴う構造改革の果てに、我々日本人がたどり着くのは…。

本山美彦・著。

価格:¥1,365 (税込)

ビジネス社。

日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、金融、建築、保険、法律、学校、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。開放という美辞麗句の下、痛みを伴う構造改革の果てに我々日本人がたどり着くのは、これまで経験したことのない想像を絶する「下流社会」と「植民国家」の誕生である。

『年次改革要望書』『共同現状報告書』『外国貿易障壁報告書』『日米投資イニシアティブ報告書』『首脳への報告書』。日本改造を進める五つのレポートとは。


▼ 目次 ▼

第1章

米国エスタブリッシュメントが進める日本改造

(超党派による「日本改造計画」
二〇一〇年までに、米国は日本市場を「開放」する ほか)

第2章 「神々の争い」に敗れた日本

(オプスディとカリスマ運動
実利を宗教で裏打ちするキリスト教右派
ほか)

第3章 日米投資イニシアティブの正体

(日本を「安値」で買うために構造改革する
日本の政策決定プロセスが変わった瞬間
ほか)

第4章 日本の「医療市場」が飲み込まれる

(日本の大学は「米国の予備校化」する
米国医療制度という名の「地獄」
ほか)

第5章 「五つのレポート」が与えるアンダー・プレッシャー

(「抗議のポーズ」を取るだけの日本政府
クリントン政権下の包括協議と『年次改革要望書』
ほか)

第6章 世界経済を恫喝する「USTR」
(組織ではなく「代表者」という事実
安全保障を軸とする政治同盟とSTRの誕生
ほか)

posted by はなゆー at 16:53| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 書籍やDVDなどの紹介 ☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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