☆朝鮮半島における冷戦 (ロシア国際放送「ロシアの声」)
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/04/18750638.html
http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/672.html
北朝鮮は今後、この非常に強力な3カ国と軍備競争することはできないだろう。これは果てしない経済危機に陥っている同国の国力を弱め、国民の厳しい経済状態を悪化させるだけである。
北朝鮮は、韓国との関係拡大、及び、外交的平和のために核ミサイルへの野心を捨て去らなければならない。その時、軍の安全保障強化に資金が供給され、国には商品や資本、テクノロジーが入ってくるだろう。
《備考》
☆中国の傘下で生き残る北朝鮮
(田中宇の国際ニュース解説)
http://tanakanews.com/100903nkorea.htm
北朝鮮は冷戦後、どこからも支援を得られず、欧米日から制裁されて窮し、核実験やミサイル発射などの暴挙によって米韓の気を引いて支援をせびるしかなかった。しかし今後、改革開放策が軌道に乗るほど、北朝鮮は経済的にも政治的にも国家破綻の可能性が低くなる。
(略)
改革開放を進めるほど、北朝鮮は安定し、米韓との緊張を高める必要はなくなる。
☆朝鮮、ラソン特別区の建設へ (中国「人民日報」)
http://j.people.com.cn/94474/7127546.html
朝鮮のク・ボンテ貿易次官は2日、第4回北東アジア経済貿易協力ハイレベル・フォーラムに出席し、「朝鮮はすでにラソン市を経済貿易特別区に指定し、これを世界的な加工貿易区に建設していく長期的な計画を立てた」と発表した。
(略)
ク・ボンテ次官は今回のハイレベルフォーラムの席上「朝鮮は生産、建設、社会発展など面でこれまでにない大革新と大飛躍を目指しており、ラソン特別区の開発を積極的に進めている。朝鮮はラソン経済貿易特別区を世界的な加工貿易区と中継貿易区にしていく」と述べた上で、北東アジアの国々が相互信頼と協力を一段と強化するよう呼びかけた。
☆羅先特別市
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E5%85%88%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%B8%82
1991年10月24日、国連開発計画は、この地域(琿春・ポシエト・羅津)の開発に300億ドルを投資し、20年間にわたってこの河川の下流に「第二の香港、シンガポール、ロッテルダム」を建設するという豆満江(図們江)地域開発計画を発表し、この地域ににわかに注目が集まった。
1991年12月、朝鮮民主主義人民共和国政務院の決定により、621km2の「羅津・先鋒自由経済貿易地帯」(FETZ)が設定される。1993年3月には「羅津・先鋒自由経済貿易区開発計画」によって地域が拡張される。1998年には地帯の名称が「羅津・先鋒経済貿易地帯」となる。
計画は1993年〜94年の北朝鮮核問題や96年の飢饉など不安定な政治要因により曲折を経ているが、中国資本の投資活動や韓国とのコンテナ輸送などで一定の成果を見せている。
《付記》
★関東軍参謀(当時)の石原莞爾は羅津を「真に東亜における第1の天然の良港である」と絶賛している。
★昭和7年の時点で→
http://www.dokokyo.or.jp/ce/ce0909/aruku_01.html
羅津湾は、大連港以上の天然の良港で、北満洲の大貨物集散地である。裏日本と羅津とを結び、将来1千万トン以上の東洋一の航路になると期待されている。
2010年09月05日
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と中国中央電視台は報じてました。
ソレもゴールデンタイム報道冒頭で異例の長い時間報じる手法で、でした。