2010年09月19日

尖閣諸島で軍事衝突の場合でも米軍は日本に協力する義務がない!

☆中国漁船衝突 米、尖閣は日米安保の対象 組織的な事件と警戒
(9月16日の産経新聞)

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100917/chn1009170010000-n1.htm

米政府の認識と立場は、クローリー国務次官補(広報担当)によって端的に表明された。同氏は8月16日の記者会見で(1)尖閣諸島は日本の施政下にある(2)日米安保条約5条は、日本の施政下にある領域に適用される−との見解を表明。そのうえで「条約が尖閣諸島に適用されるかと問われれば、そうだ」と明言した。



《外務省ホームページより》

日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html

第五条

各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。




《日米安保条約・第5条の抜け道》

「(日米両国の)共通の危険に対処するように行動する」

          ↓

・米国にとって猛威ではないなら、条約は発動されない抜け道がある。

・米国にとって猛威であっても、敵陣地の写真1枚を日本に提供することによってでも、いちおうの(日本への協力)義務を果たしたことにしてしまう抜け道がある。

トリック -劇場版 2- 超完全版

トリック -劇場版 2- 超完全版

価格:5,670円(税込、送料別)

posted by はなゆー at 12:46| Comment(3) | TrackBack(0) | キャスターメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あのですね(-.-")凸 (仮の話として)中国軍艦隊や中国空軍が出張ってきて「先制攻撃」をしたら、条約発動と日米双方が認識されると考えますが・・・如何か?
Posted by フォン・すー at 2010年09月19日 15:07
そんな都合のいいことを中国がやってくれるわけないじゃん
Posted by いーあるさん at 2010年09月20日 00:16
全面戦争なら米国軍基地がある以上は米国も出張るが、今回そこ迄は有り得ないです。
煽り屋の妄想です。
中国政府は冷徹です。
Posted by 田仁 at 2010年09月20日 16:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック