2010年09月22日

〔史料〕米政界の一部「日本を核武装させて中国や北朝鮮と戦わせろ」

☆日本の核武装とアメリカ 
(2006年10月24日。田中宇の国際ニュース解説)

http://tanakanews.com/g1024japan.htm

「日本を核武装させろ」という主張は、10月9日の北朝鮮の核実験後、再びアメリカのタカ派言論人から活発に出されている。「悪の枢軸」という言葉を作り、ブッシュに演説で使わせたネオコンのデビッド・フラム(David Frum)は「アメリカがイスラエルに軍事援助してイランの核施設を先制攻撃させるのが良いのと同様、日本を核武装させて北朝鮮を叩かせ、中国に対抗させるのが良い」と主張している。

またフラムは「日本は核拡散防止条約(NPT)を無視して核武装すればよい」とも言っている。この主張の裏には「NPT体制はアメリカの軍事戦略を縛っているので、日本に破らせて壊すのが良い」というネオコンの考え方があるのだが、まるで「日本は戦前の猛々しさを取り戻し、国際社会の批判など無視して軍事大国になり、反米の朝鮮を征伐し、中国を侵略すればよい」と言っているかのように聞こえる。

日本では、こうしたアメリカ内部の意見を「極論」と切り捨てて自らを安心させたい人が多いかもしれないが、そうした「見ざる聞かざる」の態度は危険である。フラムは「悪の枢軸」を発案した人であり、ブッシュをその気にさせてイラク侵攻を挙行し、今またイラン攻撃を画策している実行力のあるネオコンの代表格の一人である。




《おまけ》

☆借刀殺人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E5%88%80%E6%AE%BA%E4%BA%BA

借刀殺人(しゃくとうさつじん)は兵法三十六計の第三計。
「刀を借りて人を殺す」である。


敵が我に対して攻撃意図を明らかにしたときに、同盟国が対応をまだ決定していなかったなら、この同盟国を引きずり込んで敵を攻撃させるよう仕向けよ。我が方の労力を払うのでなく、損卦すなわち山澤損をもって推し進めよ。(同盟国が)喜んで自分のものを差し出させるよう仕向けよ。

※山澤損は上は山、下は澤。下卦の澤の陽を損して上卦の山の陰を益し、澤の深を損して山の高きを益す。(易経)



同盟者や第三者が敵を攻撃するよう仕向ける戦術。敵を討っても自軍の損害は出さないことも目指している。例えば、敵のうちの一国と密かに講和して、交換条件に今までその国が同盟していた他の敵国を背後から奇襲させるというような計も借刀殺人にあたる。(本邦の小早川秀秋)


鄭の荘公(在位紀元前744年 から701年)が、鄶(かい国名)を奪おうとしたとき、まず鄶の臣下のうち勇猛な者、優秀な者の氏名を書き連ねて、鄭が彼らに官位や土地を与えるとした誓約書を捏造した。それを鄶の都の城門の外に立てた祭壇の下に埋め、そこに鶏の血まで撒いて、あたかも誓約の儀式が本当になされたかのように工作した。鄶の君主はこれを見つけて、誓約書に氏名のあがっている者をことごとく殺してしまった。荘公はすかさず鄶を滅ぼした。

紀元219年、蜀の関羽は魏の樊城を攻めた。魏の援軍は撃退され曹操は遷都を検討するほどの窮地に陥った。ここで司馬懿と蒋済は、関羽の領土を分け合うことを条件に、呉の孫権と同盟することを曹操に献策した。魏と同盟した孫権は、関羽に恨みを持つ糜芳と傅士仁を寝返らせて、関羽の本拠地の江陵を占領した。関羽はやむなく樊城から撤退したが、呂蒙の懐柔工作で関羽軍からは離反者が続出。関羽は息子とともに孫権の軍に捕らえられ殺されてしまった。

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ラベル:田中宇
posted by はなゆー at 19:18| Comment(2) | TrackBack(0) | ムンクの叫び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国の共産党・・・中国覇権主義

まず中国は「尖閣諸島」に上陸、つぎに「沖縄(琉球王国)」・・・

本『ショーダウン』ペンタゴン(国防総省)の元高官二人「ジェッド・バビン氏」「エドワード・ティムパーレーク氏」

しかも「米国大統領は日本側からの再三の防衛支援の要請にも応じず、日本の首相に『米国は中国との戦争はしたくない』と告げて、不介入を表明し、国連への調停を求めるように通告する」。 だそうだ・・・

日本は核武装を持つべきだ。

主な核武装論者 (Wikipedia)

伊藤貫(国際政治・米国金融アナリスト)
中川八洋(筑波大学名誉教授 歴史人類学専攻)
副島隆彦(常葉学園大学 教育学部特任教授)
中西輝政(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
志方俊之(帝京大学教授。元陸将。元陸上自衛隊北部方面総監)
福田和也(慶應義塾大学教授、文芸評論家)
平松茂雄(「沖縄と共に『自立国家日本』を再建する草の根ネットワーク」専任講師、国家基本問題研究所評議員)
西部邁(秀明大学学頭)
兵頭二十八(軍学者)
小林よしのり(漫画家)
橋下徹(弁護士、大阪府知事)
勝谷誠彦(コラムニスト)
西村眞悟(政治家)
田母神俊雄(軍事評論家)
石原慎太郎(作家、東京都知事)
櫻井よしこ(評論家、ジャーナリスト、国家基本問題研究所理事長)
元谷外志雄(アパグループ代表)
和田秀樹(精神科医)
星野秋史(星秋リコネサンス代表

Posted by ほり at 2010年10月06日 08:08
この記事で売国右翼が釣れるとは!
言語能力が不自由な事で知られる日本右翼とは言え、流石に驚いた!
日本核武装とか、余りにアカラ様な「ヤンキーの走狗」過ぎて「馬鹿じゃねー!www」と言う内容ですが、理解不能な様子。
痛々しいですね!売国奴の名前を列挙しちゃって。
Posted by 田仁 at 2010年10月06日 21:30
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