2010年09月25日

〔尖閣紛争〕日本の外務省は中国の外交能力を甘く見すぎていた

▼ 菅直人内閣は6月8日の初閣議でいきなり対中国強硬方針を決定


☆尖閣諸島「領有権問題存在しない」 政府が答弁書を閣議決定
(6月8日の産経新聞)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100608/plc1006082343049-n1.htm

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/683.html

菅内閣は8日夜の初閣議で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「解決すべき領有権の問題は存在しない」とする答弁書を決定した。


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▼ 外務省ホームページより ▼

報道官会見記録(平成22年9月8日15時00分〜。於:本省会見室)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/hodokan/hodo1009.html

【NHK 藤田記者】中国の漁船について、(中国漁船の)船長が巡視船にぶつかったということで日本側が逮捕しましたが、現状と今後の外交に与える影響について、どのように受け止めていらっしゃるのか、お願いします。


【外務報道官】
(略)
今後の日中関係に与える影響等についていろいろお考えになっていることはあるかと思いますが、いずれにせよ、中国は戦略的互恵関係を発展させていくべき、我が国にとって非常に重要な隣国であり、パートナーであります。したがいまして、我々としては、今回の事案が日中関係に悪影響を与えることはないと考えております。


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孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25449807041
24日米国務省副報道官代理:(中国は逮捕が非合法と主張しているがこれに対する米側立場は?)ーこれは真に2国間で話合う問題ー。
米国は尖閣領有権に中立という立場をとっている以上、これから派生する事件では一方的に日本の立場を支持するのでなく中立の立場をとる可能性が高いことを留意すべし


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25469564601
尖閣:総括1:
船長釈放は危機拡大を防ぐ意味で支持。他方中国の圧力に屈す形招いた点で大失態。根本は世論形成のマスコミ及び政府(外務省含む)の安全保障面の劣化。
拿捕時外務報道官「日中関係に悪影響を与えることはないと考える」と発言。多分外務→官房長官説明も同様。拿捕処理時


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25469969195
尖閣総括2:
官房長官発言危機意識なし。更に朝日、毎日、読売、日経は社説で「拿捕当然」と記述。そろって当然の文字。紛争の歴史を学べば係争地での公権力行使は危険、軍事衝突の可能性内蔵。特に中国はそう。この危険への考察なく『当然」は危険。4大紙がかけば国民はそう理解。危険な風潮醸成


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25470433102
出発点は新内閣初閣議で尖閣諸島領有権問題存在しないと閣議決定した(サンケイ報道)こと。本来中国動向を慎重に判断すべきものを何故いとも簡単に決定したのか。誰が仕掛けたのか。この方針があれば海上保安庁は拿捕するのが当然。戦略の基本は外部環境の把握。これ不十分のまま突入は第2次大戦時も


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25471107695
尖閣総括4:
米国は領有権問題に中立と言明。今回領有権から派生する拿捕に対しても国務省報道官レベルで中立表明。同時にアーミテージは緊張を利用し、比沖での海兵隊訓練に自衛隊を参加させるなど自衛隊の米戦略一体化を推進させる発言。日本にも呼応勢力。領有権問題なしの閣議決定等これに関連


孫崎享(元・外務省国際局長。元・防衛大学校教授)
http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/25471413507
尖閣総括5:
中国の巨大化、米国の対日対中態度変化、日本をとりまく安全保障環境厳しい。日本は独自に安全保障を考察する必要増大。その中外務省甘く、大手マスコミも拿捕時社説をみればオピニヨンリーダーの役割果たすには不安。何をみれば良いか極めて難しい時代。情報は力。情報選択が問われる時代

ラベル:孫崎享
posted by はなゆー at 17:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぶっちゃけ、自民時代には完全に働いてたフェイル・セーフ機能を今回わざと外務省がサボタージュしたでしょ。
皆が当初楽観的だったのはセーフ機能が働くと思ってたから。
民主党の対中パイプが少ないだの、マスゴミは外務省の故意のサボタージュ隠蔽に援護射撃してます。
どこぞの低知能が「下野なう」と捲土重来を誓ったソノ方法が「疑獄」や「事変」なんだと思います。
そんな売国のゴミ屑が権力機構の彼方此方に潜んだ状態で、そも中国と事を構えられるとか妄想する方がオカシい。
経済とか上り調子の中国が総合力では(世界の市場として期待され)優勢と言うロシアの乾いた見方が中立派の正直な見方。
但し、ソイツ等頭のオカシい輩は、戦前からずっと中国をソウ遣って舐めて来ました。
だから、事を構えた時点で負けが決するんです。
馬鹿さえ居なけりゃ、まだ選択肢の模索も出来るものを。
傷の小さい内に止めるしかないじゃないですか!現状では。
Posted by 田仁 at 2010年09月25日 18:19
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