この記事へのコメント
現在、大きな「ねじれ」があるため、このままでは政権・与党の法案は国会を通りません。
民主党・国民新党政権が、政策やマニフェストを実行するためには、
キャスティングボートを握っている公明党と連立するなど、
中小政党との連立を実現する以外、選択肢はありません。

菅首相は、「部分連合」を主張していますが、「連立」を主張する小沢派・鳩山派や識者からは、
「甘い考え」だと一蹴されています。

鳩山氏、部分連合は「甘い話」 首相に疑問
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091101000206.html

ねじれ国会の対応では、政策ごとに協力相手を選ぶパーシャル連合は、
一時しのぎにはなっても、長続きしない。
協力相手の案の丸のみを続けざるを得ず、全体的な政策体系が崩れる。
長期的な安定を求めるなら、連立の組み換えを考える必要がある。
来年度予算のことを考えると、年内にめどが立たなければ政権運営は苦しくなる。
公明党は民主党と政策的に近く、カギになると思う。(日大教授・岩井奉信氏)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010091400963

よって、国会で安定した過半数を維持する新しい枠組みを作ろうとするのは、当たり前です。

すなわち、

(1)公明党と連立するか、
(2)みんなの党(+α)と連立するか、
(2)公明党・みんなの党の両党と連立するか、

民主党が政権を維持するには、この3つの選択肢のうちどれかを選択せざるを得ません。

公明党との連立志向は、菅派より、小沢派のほうが強いので、
公明党と連立できれば、“路線的挙党一致体制”となり、民主党内も安定するでしょう。

代表選の時の記事ですが、小沢前幹事長は、公明党との連立実現に意欲を持っていたようです。

自らの対応については「当選した場合は、スカッと皆さんに申し上げる」と述べるにとどまったが、
新たな連立相手として、公明党を想定しているとみられている。
小沢氏は2月下旬、公明党の支持母体である創価学会前会長の秋谷栄之助・最高指導会議議長らと
都内のホテルで密かに会談、民主党内に波紋を広げた。
小沢陣営は「創価学会とパイプのある小沢さんだったら公明党とうまく手を結べる」と新人議員の説得を試みた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100919/stt1009191801002-n2.htm
Posted by yuri at 2010年09月29日 23:15
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