http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E5%AF%86%E8%B2%BB%E6%A8%AA%E9%A0%98%E5%95%8F%E9%A1%8C
陸軍機密費横領問題(りくぐんきみつひおうりょうもんだい)は、田中義一が立憲政友会入りする際の「持参金」300万円の出所に関わる疑惑である。
陸軍大将であった田中が1925年に政界に転身し、立憲政友会入りをした際に、300万円の持参金を用意していた。出所について尋ねられた田中は、神戸の実業家・乾新兵衛から借りたと言っていたが、シベリア出兵の際の陸軍機密費を横領して乾に渡し、それを乾が公債に替えて田中に渡したものではないか、という疑惑が持上った。
国会でも審議されたが、この問題を追及していた検事・石田基が大森―蒲田間の鉄橋下で変死体となって発見され(1926年10月)、疑惑はうやむやのうちに終わった。
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ラベル:石田基