清水潔・著。新潮文庫。
価格:¥620(税込)
ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。
埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者がたどり着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。
「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞作。
▼ 著者略歴 ▼
清水 潔
1958(昭和33)年、東京都生れ。ジャーナリスト。写真専門学校の報道写真科を卒業後、新聞社写真部を経て「FOCUS」編集部へ。現在は、テレビ局の報道局記者。連載「交通大戦争」で警視総監感謝状。桶川事件で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」、「JCJ大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
▼ 目次 ▼
第1章 発生
第2章 遺言
第3章 特定
第4章 捜索
第5章 逮捕
第6章 成果
第7章 摩擦
第8章 終着
第9章 波紋
補章 遺品