2010年11月29日

〔沖縄県知事選の反省〕滋賀県「嘉田方式」を導入しなけば勝てなかった

沖縄県民の証言

         ↓

http://alcyone.seesaa.net/article/171096974.html#comment

投票日迫る某日の某所伊波選対を尋ねて、私も底冷えを感じた・・なにこの、すきま風・・。

私のような熱狂的主婦層支持者があれほどいたにもかかわらず、ろくに動員もしていない。某党幹部らの牛耳る選対に冷や水を浴びせられた気分・・。

やはり、あの官僚的な政党の人たちではもーだめだ。21世紀のカメジロー、みたいなキャッチコピーも出せないんだから。

正しいこといってれば勝つ、なんていって、何十年沖縄で選挙やってるばー?沖縄の土着民は地縁・血縁・義理・人情で動く。それがどーしたよ。

今後は、滋賀県の女性知事さんみたいに、党派を排除した市民運動主体の選挙運動をしなければ、沖縄は日本政府やアメリカから取り返せない・・

でも、個人的に、私は投票日前日にふと思ったのです。もし伊波さんが知事になったとして、彼にはどれだけの苦難が待っているのやら。アメリカは、現時点でも普天間基地に嘉手納の機能を一時移動するという暴挙にでて、宜野湾市民への威圧=いやがらせというより武力による威嚇を行っている。伊波さんが知事になったら、アメリカも日本政府も、もっともっと、あらん限りの嫌がらせ謀略をしてくるに違いない。そのときに苦悩する伊波さんをみるのはつらい・・。伊波さんを沖縄のキリストにしてはいけない。こんな苦しい沖縄県知事は、あのウソツキタコ坊主にやらしといたらよろしいのでは・・という悪魔のささやきがふと聞こえたのです。・・これはひいきの引き倒しとゆーのかな・・負け惜しみとゆーのかな・・

まーでも気を取り直して、またやってこ。衆院解散も近いことだし。アメリカ軍の没落自滅もあり得ることだし。いや、その前に日本沈没もあるだろうし。

Posted by アカマターおばさん at 2010年11月29日 20:58



★2006年の滋賀県知事選で嘉田由紀子候補は「もったいない」をキャッチフレーズにして、東海道新幹線の新駅の凍結を訴え、当選した。政党の組織に依存しない「市民派」的な勢力をかき集めたのが成功した。



☆嘉田由紀子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%89%E7%94%B0%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%AD%90

2006年、「もったいない」を合言葉に、新幹線新駅の建設凍結、県内に計画されているダムの凍結見直し、旧志賀町に予定されている廃棄物処分場の凍結、などを主張して滋賀県知事選挙に出馬。

真に県民のための県政を目指すという「超政党」という立場から全政党に対して推薦依頼を提出。自民党と民主党がそれぞれ、国松知事と嘉田の双方から主張を聞く会を催した。民主党内には嘉田を推す声が強かったが、新幹線の新駅に対する立場を変えることができず、結果的に自民、民主両党は現職に相乗りした(民主党県連の決定直後に小沢代表の相乗り禁止指令が出た)。

共産党は当初嘉田支援のために動いたが、途中で推薦から支持に切り替えた嘉田への反発と、新駅及びダム建設推進に含みを残す自民党近江八幡支部との対立から支援を見送り、対立候補(無所属の推薦候補)を立てた。嘉田側は、共産党から他党の関係者を入れないように申し入れを受け、「政党の違いは小異であり、県民党の立場で支持を求めた」が、受け入れられなかったとしている。公明党は嘉田・国松での調整がつかず自主投票とした。嘉田は、社民党への要請でも、途中で推薦から支持に切り替え、社民は不快感を表明したが、最終的に受け入れた。

最終的には嘉田には社民党の支持と、近江八幡支部をはじめとする自民党非主流派の支援が残った形となった。選挙戦の末、自民、公明、民主の3党の推す国松善次前知事を破り、当選。

2010年7月、滋賀県知事選挙に再選を目指して出馬。自民党前衆議院議員の上野賢一郎らを破り、再選。

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posted by はなゆー at 21:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 床屋政談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つくづく思うのですが、候補者の意見を聞き入れない選対なんて存在意義あるんですかね…。
自分たちがいなければ候補者は選挙に勝てないんだぞという奢りがあったんでしょうか。
だとしたら、(選対に対して)あんたら何様だと思う。
Posted by サトリーレック at 2010年11月30日 06:39
前のエントリーで、民主党議員が伊波さんを応援したことが仇になったという意見を見ましたが、これは選対筋からの意見でしたね…
確かにそういう理由もあったかもしれないけど、伊波さんに対する選対の態度を考えると、民主党議員の応援に原因があったというのは選対側の責任逃れ、自分たちのしたことの棚上げだとしか思えない。


ところで、某党幹部って、やはり社民党幹部でしょうか…?
Posted by サトリーレック at 2010年11月30日 07:16
昨日はえもいわれぬ複雑な心境で殴り書きしちゃったので、一生懸命運動した政党関係者にはひどい言い方だったと反省。ですが、伊波さん個人の責任というより、やはり、支援した政党の無責任さが敗因の一つと思います。どこの党が、というよりは、政党間の反目が、選対の熱気を奪っていたように思うのは私だけ?もちろん、仲イマが猿真似クリンチ作戦にでたとか、アメリカのやらせ北朝鮮騒動とか、テレ朝NSが直前の金曜日に、仲イマヨイショ番組を放送したとか、いろんなハンディがあったのも事実ですが。
今日の琉球新報にも、グアムか県外かでもめたせいで、候補者は打ち合わせや会議にかなりのエネルギーを取られたとの内幕記事あり。グアムにこだわって、揚げ足を取られたのは事実。グアムの環境やグアム島民の反対は無視?
私が行った選対は、那覇や宜野湾ではないところだったせいで活気がなかったのか?選挙たけなわに、電話作戦もしていない。印刷物が配布されずに山積み。事務所はしーん。訪れた支持者(私)に、その印刷物を渡そうともしない。街頭演説も当地ではほとんどなかった。
はっきりいって無党派層へのアピール、まったくやっていない。
古いとか新しいとかではなくて、選挙の基本?やってるの?新商品のアピールしない人たちが漫然と陣取っている地方営業所みたいな・・。営業経験者の私としては、もー歯がゆいのなんのって。ボランティアの動員もできないなんて。社・共はソーカ学会の爪の垢でも飲んだほうがいいよ。
今回、社社共で共闘して出馬が決まったときは、よくやってくれた、と思ったものです。政党政治のこんな限界・現実が見えてしまったのも一つの収穫と思えばいいかな・・。
Posted by アカマターおばさん at 2010年11月30日 23:06
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