タレラン伝 上・下。
J・オリユー。
宮澤泰・訳。
「タレランのまなざしはこの世で最もはかり知れない」(ゲーテ)。激動する近代ヨーロッパ誕生の演出家、毀誉褒貶相半ばする外交政治家の高貴にして破天荒な一生の真相に初めて迫る一大巨編。最高の伝記作家兼歴史家によるフランスの大ベストセラー遂に完訳。
四六上製 各730頁 (1998年6月刊)
タレラン伝(上)
【目次】
1 1754‐1796
(建国の古よりの大貴族の血
いたいけな足に帯びた終生の枷
傷口に注がれた曾祖母の愛
両親に見捨てられた幼子
心ならずも纒わされた僧衣
ほか)
2 1796‐1815
(浦島タレラン、フランスに還る
民主フランスに古の遺産を吹き込まん
総裁政府の対外関係大臣に就任
臆面もない「役得」の享受
前任大臣ドゥラクロワの細君に授けた子種?
ほか)
タレラン伝(上)
タレラン伝(下)
【目次】
2 1796‐1815
(皇帝ナポレオンに随行したポーランドでの辛い生活
対外関係大臣の職を辞し副大選帝侯となる
ヴァランセの虜囚となったスペイン王族への温情
ロシア皇帝との際どい密談
ナポレオンに「征服」された祖国フランス
ほか)
3 1815‐1838
(未練一杯の在野生活
イギリス大使館での不作法
すさんだ心と憂さ晴らしの生活
いつまでもお呼びのかからぬ侘しさ
「全国民の意向に逆らって統治することはできない」
ほか)
タレラン伝(下)
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