投稿日:2011/01/13(木) 23:46:58
道路のことを書く。
まず小泉改革の目玉だった道路公団民営化なんだが、実は民営化というのは名ばかりの民営化であり、旧道路公団の金利つきの40兆円の借金を別の高速道路機構なる68人の従業員しかいない独立行政法人というハコにとばしただけだ。山一証券のとばしとまったく同じ構図。
金利つきの40兆円の借金がなくなった新しい6社の高速道路会社が黒字化したわけだ。この高速道路会社には天下りファミリー企業が無数あり、すごい利権になってる。
またこの機構の金利つきの40兆円の借金を、高速道路会社が貸付料という形で機構に支払うわけだが、この貸付料というのはお手盛りで、高速道路会社の実際入ってくる道路の通行収入のより低い額で支払われる。
高速道路会社というのは、民営化といいながら、実は100%国が株式を保有しており、国土交通省の特殊法人にすぎないんだが、株式会社ということでまったく国の調査が入らない仕組みになっている。
一応このような貸付料という形で借金を返済するようになっているんだが、政府は新たに13兆円の借金をして決まっているだけで、高速道路会社に13兆円分の道路をつくらせようとしているわけだ。
つまり、金利つきの40兆円の借金返済をするといいながら、新たに13兆円の借金増加させているわけだな。
893 名前:名無しさん[]
投稿日:2011/01/14(金) 00:00:57
まず、約40兆6千億の道路機構の借金なんだが、なんのことはない、
まず金利支払いのない借金、これは国や自治体の出資金が4兆5000億円
政府の借金が 6900億円
金利つきの借金は 35兆4000億円ある
内訳 政府借入金 8兆7000億円
政府引き受け債 10兆9000億円
政府出資金 5兆円
政府保証債 8兆円5000億円
これは旧公団が政府以外の金融機関から調達した資金(借金)
財投機関債 3兆円1000億円
縁故債 1兆円3000億円
ただしこの35兆円の道路機構の借金はカラクリがあって高速道路建設のために財投債という国債を財務省が発行し郵貯・かんぽ・年金などから調達した資金を旧公団に又貸ししていただけだったわけだ。
894 名前:名無しさん[]
投稿日:2011/01/14(金) 00:06:33
道路整備特別会計は一般会計ではない。
いつも思うんだが、ガソリン税など車にかかる税金は10種類ある。
この予算は国土交通省の利権になっている。
暫定税率が廃止されたとき、多くの国民の家計が助かった。
はやく、高速道路無料化の仕組みをつくらなければならん。
方法はいくらでもある。
895 名前:名無しさん[]
投稿日:2011/01/14(金) 00:15:31
あまり知られてないんだが、高速道路ユーザーが払った高速道路料金やガソリン税などは一般道路建設にあてられており、高速道路建設ではない。