2011年01月15日

ドイツ労働裁判所判決「派遣労働者の低賃金を容認した労働協約は無効」

☆独労働裁判所が判決 派遣への低賃金協約は無効 28万人賃上げ可能性も (赤旗)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-15/2011011507_01_1.html

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/655.html

ベルリン労働裁判所は昨年12月14日、低賃金を容認したキリスト教系労組の労働協約に対し「同一労働同一賃金の原則からあまりにもかけ離れている」と無効を宣言しました。

ドイツでは、派遣労働者にも同一労働同一賃金を保障する法律が2004年から施行されましたが、労働協約で別に定めた場合は例外となっています。



《アーカイブ》

☆独派遣 2年で5%賃上げ 最低賃金もアップ 企業の反対覆す 15万人に適用 (2010年2月1日の赤旗)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-02-01/2010020107_01_1.html

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/656.html

世界的な経済危機のもとでドイツでは企業の生産縮小が進み、派遣労働者数も2008年末の約80万人から09年5月末には50万人になるなど派遣労働者切りが深刻化しています。しかし、労働者側は「不況の中でも公正な賃金を」と要求してきました。今回の合意は「企業としては派遣労働者の賃上げを認める余裕はない」との論理を覆すものとして、注目されています。




《おまけ》

反米嫌日戦線・死ぬのはやつらだ(40代の派遣自動車工員)
http://twitter.com/yaturada/status/16746155114
トヨタでも日産でも、遅かれ早かれ殺人事件が起きるだろう。その予防のためには同一労働同一賃金の原則が法制化されなければならない。


presov2002
http://twitter.com/presov2002/status/16763996314
自動車製造工場の派遣労働っていう雇用形態は覚醒剤みたいなもんか。雇用側は濡れ手に粟で労働者はボロボロに。



反米嫌日戦線・死ぬのはやつらだ(40代の派遣自動車工員)
http://twitter.com/yaturada/status/16768809967
その通りだ。日産の追浜工場なんぞ、アスベスト丸出しの老朽化した工場内で派遣社員は働かされている。アパルトヘイトのようなものだ。正社員が派遣社員に殺されるのも自業自得だ。



☆派遣労働者諸君 自殺するな!社会に復讐しろ!
(2008年6月10日の反米嫌日戦線)

http://anarchist.seesaa.net/article/100107814.html

http://www.asyura2.com/07/social5/msg/562.html

アキバの無差別殺人。
加藤容疑者は特殊な人間じゃない。

世の中に絶望して人を殺す若者は、この国の大企業によって無数に増産されている。

派遣労働者が、物言わぬバカだと思うなよ。
死刑を恐れないほどのどん底にいなければ理解できないアキバの凶行。

殺人が免罪される筈もないが、俺はあえて加藤容疑者に同情する。

(略)

たいていは1週間ごとに日勤と夜勤が交互にシフト。カラダはボロボロだ(正社員は当然ながら夜勤手当がつく)。

そして、一度、ハケンになると、まず正社員になれないのが現実。(トヨタの季節工なんぞ、法律で3年以上勤務者は正社員にしなければならないので2年でクビにされてしまう)

一生を人間扱いされないハケン奴隷で生きることになるしかない人間が、鬱憤を晴らそうと無差別殺人に走るのもムリもないんじゃないか?
俺はそう考えるがね…。




☆東証一部上場企業で働く派遣の同士諸君へ
(2007年12月31日の反米嫌日戦線)
http://anarchist.seesaa.net/article/75663669.html

今年も、大変な年だったと思う

俺たちが、報道されない劣悪な環境の中で身を削って働き
そのおかげで、やつら従業員は
不況だといいながらヌクヌクと100万円ものボーナスを手に入れ
長期休暇を満喫し、海外旅行に出かけている

その一方で、俺たち時給の派遣は、やつらの長期休暇のおかげで
来月の給料は10万円以上のマイナスが約束されている
自分らの幸せが、俺たち派遣のおかげで成り立っていることを
あいつらは、なにも自覚していない

何を買った、何を食べた、自分の子供がどうしたと
自慢話をダラダラとブログに書き綴っている
あいつらは、俺たちを救うことなんぞ考えちゃいない

自分らの幸せな生活のためには、生贄としての俺たちが必要だからだ

せめて今日から、ささやかな、反撃の狼煙を上げよう

あいつらを、どん底に落とすためにナニができるか?

残業代タダ法の成立をさせることも、そのひとつだ

とりあえず、祈ろう、やつらの家族に不幸が訪れますように……

そして、派遣社員の来年が良い年でありますように。




☆大晦日に (2008年12月31日の反米嫌日戦線)

http://anarchist.seesaa.net/article/111973722.html

日本を背負えるか?

この言葉は、派遣の首切りで経営した気分になっているトヨタやキヤノンら大企業の経営者にぶつけたい。

日本は法人税が高い。
人件費が高い。
このままでは、日本から企業から逃げていく。

口を開けば、恫喝のような言葉が出てくる。

企業の社会保険負担は小さいし、消費税負担も少ないことを誤魔化しているというのに、よくもイケシャアシャアと云えるよ。

(略)

日本から出て行くなら出て行け。
どうぞご自由に。

派遣労働者に幸あれ。

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posted by はなゆー at 18:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うらやましい。日本は労働者がおとなしいもの(/_\;)
Posted by 悔誤員 at 2011年01月15日 18:33
殺人を奨励すれば、ドイツで出された判例を日本でも出させる一助となるのかね?
逆に差別に利用される可能性は考えないのか?
何故、そう迄して根気の要る正攻法を拒絶して「安易な奇策」に頼りたがる?
Posted by 田仁 at 2011年01月15日 21:45
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