2011年01月24日

ドキュメンタリー映画「フード・インク」を鑑賞した人のツイート

〔動画〕映画『フード・インク』『ありあまるごちそう』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=qyBph6Qx8vU


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29087954370568193
そして「フード・インク」鑑賞のため渋谷なう。


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29183275821957120
フード・インク感想1)ファストフードを批判する作品は、しばしば大量消費する消費者を「身勝手で愚かな人々」として描き、大量生産する労働者を「モラルのない非道な存在」あるいは「思考停止したロボット」として映し出す。しかし、本作が問うのはモラルよりも「システム」だ。


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29183414519209984
フード・インク感想2)貧困層ほど(危険だと知りながらも)ファストフードを食べざるを得ない現実、生産現場で働く人々の多くが移民など弱い立場の労働者であることを描き出す。貧しい者が作り貧しい者が食べ、上層にいる人々だけが儲かるシステムを見事に暴く。


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29183530021953536
フード・インク感想3)スーパー・サイズミーでも感じたけど、現代人がアメリカの象徴だと思っているマクドナルドは、実は「アメリカ文化を破壊した象徴」だ。飲食店に「流れ作業」を取り入れたことで、アメリカの食文化が根こそぎ失われようにすら見える。


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29184127286648832
フード・インク感想4)後半はアメリカの特殊性を知らないと分かりにくい。食産業の持つ政治力は日本では想像できなほど強く、食品を批判すると罰せられる法律まである。モンサント問題も仕組みが複雑なので、映画だけでは意味不明かも。


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29184479117443072
フード・インク感想5)一番衝撃だったシーン:色の悪いボロボロの肉がすごい速さでラインを流れる。アンモニアで殺菌され、様々な機械を通り終える頃には粉末というか粘土状。ローラーで形成され、真四角になったらそのまま四角い箱へ。「はい、出来上がり。ハンバーガーのパテです」


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29185876940554240
TVでハイチのことやってる(てた?)んだね。そういや、モンサントは「支援」と称して自社の種子をハイチに寄付してたっけ・・・。


たつや(会社員)
http://twitter.com/#!/parcfestival/status/29186550881320961
アメリカの食産業って政治力がそんなに強いのか。銃と同じかな


ササキチはる(派遣社員)
http://twitter.com/#!/hsasakichi/status/29189926260051968
政治献金がすぎょい!



《関連》

☆食の支配が世界を制する (医療従事者nanaya氏のブログ)

http://nanaya-dokugo.jugem.jp/?eid=255

http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/708.html

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)なんつうものは、どう考えても食料安全保障の点からわが国の存続危機に通じるのではないかと思うので、賛成しがたいのである。

1年以上前にアメリカで劇場公開された『フード・インク』
(注:アクセスすると音が鳴る)
http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

(略)

ドキュメンタリーのこの映画「食を制するものが世界を制す」とでも言っているようだ。

たとえば、ケンタッキー・フライドチキンの場合。契約農家の養鶏場で、30万羽の鶏が従来の2分の1の期間(49日間)で飼育されている。鶏は胸肉が2倍サイズに育てられ、骨が成長に追いつかず、2〜3歩歩くと倒れてしまうのだという。農家は企業から借金し、作業は不法移民労働者にやらせる。鶏舎は糞まみれで死体が散乱し劣悪な環境での飼育に、鶏には大量の添加物を投与する。

トウモロコシと大豆を合わせた穀物はスーパーに並ぶ商品の90%に含まれている。トウモロコシの大生産地であるアイオワ州、種子のほとんどはモンサント社のもので、多くは遺伝子組換えによるもの。農家が使用する種子に関することにまで、モンサント社が特許権などを主張して裁判を起こし、モンサント社の種子しか使えないような状況を作り出す。

年間一人90kgも肉を食べるアメリカでは、安くすぐ太らせる家畜の飼料としてコーンを使用してきた。もともと草を食べていた牛はコーンをうまく消化できない。病原性の高い腸内細菌などが発生した場合、病原菌を排除できない腸管のなかでは、O157のような病原菌が大発生してもおかしくない。飼育の現場は糞まみれで不衛生、事実、アメリカでは命を落とすような食中毒が増えているという。

アメリカの牛肉産業は、大手4社が80%を占め、農地の30%はコーン畑に。そこにはアメリカ政府の援助がたくさん入っている。穀物メジャーが安く仕入れ、世界各国に売りさばく。

近年、地球上の各地に多発する干ばつ・水害・冷害などの自然大災害は、将来の食料供給安定の保証まで脅かしている。このような国際危機をも、資本家とブローカーたちは金融市場で先物取引など金儲けの材料に利用しているのだ。関税撤廃などで安く手に入るはずの食料も不測の事態が発生すれば、大金を積んでも食料が手に入らない現象が起きるだろう。国内の生産地を見捨てた将来、国民の命の元を誰が保障してくれるのだ。

アメリカも日本も安くて手軽なファストフードは低賃金の労働者が多く食している。彼らは肥満や生活習慣病で危うい命を抱え、働けなくなった頃に寿命を迎えると想像される。社会の底辺を支える労働者たちの食事が彼らの寿命を決定する。得するのは巨大な富を持つ人種だけではないかしら、裏側に隠された社会の不条理と思えて仕方ない。




☆映画『フード・インク』(Food, Inc.)を観た
(アメリカはここ、クリーブランド。)
http://www.rgblog.net/2009/11/14/food-inc/

ちらっとネット上で見かけたんですが、この映画はドイツ映画の『いのちの食べかた』
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
に通じるものがあるらしい。ちなみに『いのちの食べかた』、実は私、まだ観てません。かなり衝撃的なドキュメンタリーらしいですが、こちらの『フード・インク』も凄いです。特にアメリカ在住者は必見ですよ!だって、私達の食生活が危ないから!

普段なにげなく私達が口にしてる食べ物の元を辿ると、遺伝子組み替えした安価なトウモロコシと大豆に辿り着く。それらは、とてもじゃないけど普通では食べれないもの。そして、その影に巨大企業が牛耳る大量畜産工場の存在。大量に生産するために、牛や豚や鶏は衛生上且つ倫理上とてもありえないような環境でぎゅうぎゅう詰めにされ、身動き出来ずにト殺をただ待つだけ。短期間に太らせるためにホルモン剤を抽入され、太った体で身動きできない鶏の姿は痛々しかった。牛も本来は牧草が主食なはずなのに、その安価なトウモロコシを飼料として食べてるせいで病気にかかりやすくなります。精肉加工工場では杜撰で不衛生のまま加工され、これらがいわゆる、最近よくニュースで話題になるリコール肉の原因というわけ。

もっとこれ以上の話、この大量畜産工場事業が生み出す問題、不当に扱われる移民の工場労働者、厳しい立場にある下請け農家、ロビイストとブッシュ政権により歪んだFDA(アメリカ食品医薬品局)、価格競争による世界食料危機、そしてファーストフードによるアメリカ人の肥満問題と貧困の関係などなどが詰った映画なんですが、とりあえず私的に簡単に言うとこんなカンジでしょうか。

(略)

映画のメッセージでもありますが、とにかく地産ものを選ぶべき。それは、お肉もお野菜も乳製品などもです。オーガニック食品だけを出来れば買い続けたいけど、ある意味それは非現実的でもある。オーガニックフードは、高いですから。それに、あらゆる加工品に姿を変えて含まれてる遺伝子組み替えしたトウモロコシ(例:ハイフルトースコーンシロップ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E6%80%A7%E5%8C%96%E7%B3%96
は完全に避けれません。だから出来る限りファーマーズマーケットなどで購入したり、野菜の自家栽培をしたり、アーミッシュ製のものを選んで買ったり、そしてちゃんと原材料のラベルを読み商品選びをするべきかなと。


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氷室隆(環境技術のライター)
http://twitter.com/#!/himurotakasi/status/25724290787708928
【TPPで日本農業は壊滅】いままで関税で貿易対象にならなかった日本のコメがTPP参加国に開放されると、日本人向けのコメがつくられるようになる。コシヒカリのような銘柄米が、米国や豪州で出稼ぎの日本の農民の手でつくられる。生産価格1kg50円だ。結果、日本国内の水田は耕作放棄される。


氷室隆(環境技術のライター)
http://twitter.com/#!/himurotakasi/status/25729657206734848
耕作放棄された水田には資産価値はない。大規模化のために投じられた資本は回収できない。借金と税金が大規模経営農家に重くのしかかる。悪夢だ。これらは、すでに関税自由化で山林地主が被った悲劇とおなじだ。ご存知のように、いま日本の山林は、タダ同然で中国人に買われている。

posted by はなゆー at 00:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
卵も駄目かもしれない。鳥の餌がさ!高い宅配卵のパッケージに…遺伝子組み換えのトウモロコシは…ません。て?ことは?ガラス張りのセレブな家の玄関から見えた卵容器に書いてあった。卵宅配サービスだよ!我々コンビニ卵駄目だね。
Posted by 介護員 at 2011年01月24日 07:48
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