2011年01月25日

「国民総背番号制」の開始は2015年1月、低所得者対策が口実

国民一人一人に番号を割り振り、所得の把握や社会保障分野での活用を目指す「税と社会保障の共通番号制度」。利用開始時期は15年1月。



☆番号制度 15年に導入…政府、月内に基本方針決定
(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000011-mai-pol

http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/504.html

消費税率を引き上げる際には低所得者ほど負担感の増す「逆進性対策」が課題。政府は、番号を活用し、低所得者への社会保障を充実させることで、消費税増税への理解を得たい考えだ。




《しかし矛盾した政策も…》

☆B型肝炎救済へ所得増税案 数年に限定、3兆円規模
(1月21日の朝日新聞)

http://www.asahi.com/politics/update/0121/TKY201101210550.html

http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/280.html

ただ、税率引き上げは高所得者の負担額が多くなるため、所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案も検討する。

posted by はなゆー at 06:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何度も詳細に賛成理由を述べたので、今回は詳細な理由はほとんど書きませんが、
番号制度導入は賛成です。
日本は遅すぎるくらい。
先進国なら、一刻も早く導入するべきでしょう。
(以前、「賛成」と書いたら、
「統一教会工作員」などと何の根拠もない誹謗中傷を浴びせてくる典型的なC層の方がいましたが)

・不公平税制の是正(「クロヨン」「トーゴーサン」)
・徴税コストの削減(人件費等の行政経費の削減)
・税の捕捉率のアップ(消費税率を引き上げる前にやることがある、それが番号制度)
・給付付き税額控除やそれをさらに進化させた負の所得税といった低所得者層に対する給付的生活支援施策導入には番号制度が必要
等々の理由で番号制度は必要不可欠。

>☆B型肝炎救済へ所得増税案 数年に限定、3兆円規模
>(1月21日の朝日新聞)
>ただ、税率引き上げは高所得者の負担額が多くなるため、
>所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案も検討する

これと番号制度は、何の関係もない話だ。
私は、「所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案」には反対で、
対案として、社民党などがマニフェストで提案している累進課税の強化に賛成だが、
「(肝炎救済のため)所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案」に反対することと、
番号制度に賛成することに何ら論理的に矛盾はない。

この案に反対といえばいいだけの話で、
それを口実に何の関係もない番号制度に反対するのは、詭弁です。
Posted by yuri at 2011年01月26日 18:31
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