2011年01月29日

民主党政権は「デフレギャップ」をことのほか甘く見すぎているとの説

☆日本経済 デフレの13年で富が4000兆円減と京大教授が試算
(週刊ポスト2月4日号)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110124-00000004-pseven-pol

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/797.html

デフレはなぜ、「悪」なのか。京都大学大学院の藤井聡・教授(都市社会工学)は日本がデフレで失った経済損失をこう算出する。

「日本が1995年から世界各国の平均値で経済成長し、インフレが進んできたと試算すると、2008年の我が国のGDPは1193兆円になっていたことになります。現実は500兆円だから半分以下です。デフレによって失われた富は13年間で4000兆円。日本の成長を世界平均の3分の1と低く仮定しても損失の累計は1920兆円になります。これだけの富があれば、財政赤字解消だけでなくインフラを整備し、企業も膨大な研究開発投資で強靭な国際競争力を身につけていた」

だからこそ、このデフレスパイラルを脱却し、経済回復させるにはインフレを起こし、「バブル経済」を発生させる効用を、今こそ本気で考えるべきなのだ。

            ↓

92 名前:名無しさん@3周年[sage]
投稿日:2010/12/26(日) 11:42:58 ID:MaexhF9f [1/2]

円高、産業空洞化によるデフレギャップ構造で、民間の所得が激減してきたのに、その民間の困窮をあざ笑いながら、つい最近まで「内需拡大のために公務員の給料を上げろ。」とか「円高で内需拡大する。」とかって役人天国で開き直った世迷言ほざいていたのが官公労と民主党員らだ。

「市場原理主義」を批判しながら「市場原理主義の本山」ともいうべきシカゴ大学で修士号を取得した白川方明を日銀総裁にゴリ押ししたのが民主党。



〔日本銀行レポート・調査論文〕

http://www.boj.or.jp/research/brp/ron_2003/ron0301a.htm/
GDPギャップと潜在成長率
――物価変動圧力を評価する指標としての有用性と論点――
2003年1月30日 日本銀行調査統計局

               ↑

ここの「図表3」と「図表10」が重要であると考えられる。

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posted by はなゆー at 15:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たしかに、<民主党政権は「デフレギャップ」をことのほか甘く見すぎている>との指摘については同感。
最近では、与謝野や藤井のような“デフレ派”を政権中枢に据えたのが、主要な証拠のひとつ。

リフレ派の論客も与謝野・藤井起用に激怒している。

■与謝野馨起用と聞いて激鬱。
失われた二十年最大の戦犯の一人だよ?!
橋本政権時に消費税増税を企て景気回復を叩き潰し、
麻生政権時のリーマン崩壊後に緊縮増税志向を崩さず、
自民下野の原因になった人物だぞ?
この期に及んで何の反省もしていない、彼を経済通と持ち上げ続けたマスコミの責任は重い
http://twitter.com/fukubasky/status/25363717017313280

与謝野氏はミスター老害と呼ぶべき存在だ。
2008年のリーマンショックを「蚊に刺された程度」と診断し、
政策対応が後手に回ったことが日本経済崩壊加速の主因になった。
不況が深刻だと分かると、
今度は無駄遣いてんこ盛りの14兆円補正予算を編成して、
日本財政を破壊した
http://twitter.com/cookie_downtown/statuses/25708465733238784

そもそもここ数年の日本経済の悲劇は
リーマンショック後の財務大臣に与謝野を抱えていたことだと思っていたが、
自民党が下野すると民主党は「円高で内需拡大」とほざき、
さらにはわざわざ与謝野を召還するという信じられない選択。
わけわからん。
http://twitter.com/ano_ano_ano/status/25426974985949184

リーマンショッの時に経済財政担当大臣で、
リーマンショックが日本経済に与える影響について「ハチに刺された程度」
といった人が再び経済財政相とは。。ジョークがきつすぎるよ、
菅さん、じゃなかった「官」さん
http://twitter.com/TaoHiker/status/25687295210299392

与謝野が自民時代にやってたデフレターゲットは形を変えた大量殺戮。君殺すことなかれ。
http://twitter.com/sansamp2/statuses/25741956223074305

日本人はデフレの怖さがわかっていない。
リーマンショック後、日本だけが資金供給量を増やしていないから、
円高になり、不況になった。経済学を勉強していれば一目瞭然。 by 森永さん
(エラーがでたのでアドレス省略)

■先の内閣改造で就任した藤井裕久官房副長官も昨年8月、
ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで
「大反対だ。インフレの危険性があり、お年寄りを直撃し、サラリーマンにも相当影響がある」と言明している。
日銀法改正論については、民主党の有志でつくる
「デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟」(デフレ脱却議連)やみんなの党などが主張している。
(記事:エラーがでたのでアドレス省略)
藤井裕久は本当に最悪です。
RT @hatenademian: 藤井さんひどいですね
RT @kuroseventeen: なんかもう、本格的にダメだな。日本を滅ぼす気、満々。
(エラーがでたのでアドレス省略)

GDPが中国に抜かれた真相…金融政策の失敗なければ、給料は今の2倍
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110126/plt1101261614001-n1.htm

ただし、貴投稿記事の下に貼ってあるコピペは、2ちゃんねるの自民党支持者(あるいは自民党支持のネット右翼)によるもの。
つまり、この十数年間の自民党のマクロ経済政策の失政の罪を野党や労組などに
責任転嫁し、自民党を擁護しようという姑息な意図が露骨に出ている。

「失われた20年」をもたらした大半の責任は、
予算編成&予算・政策の執行をできる与党の立場にあった自民党にある。
当然の話。
なにしろ「日銀法改悪」も、ほかならぬ与党・自民党によるものであるからだ。

今の民主党のマクロ経済政策はダメだが、自民党に批判する資格はない。

「失われた20年」を反省しておらず、いまだに、こんなことを言っている↓

■谷垣さん頭どうかしてますね。自民党終わりました。
RT @THC_420: ロイター デフレ下でのインフレターゲット導入には疑問=自民党総裁→
むしろ自民党谷垣総裁にこそ疑問。政権公約は観測気球か。 #defle #refle
http://twitter.com/smith796000/status/19702773689
スイスやスウェーデンの例は完全に無視する「いちばん」バカな谷垣総裁
(エラーがでたのでアドレス省略)
財務省と日銀の洗脳度が「いちばん」の自民党
(エラーがでたのでアドレス省略)

石破茂政調会長は自党が掲げたリフレ・インタゲを
「ハイパーインフレにならないとは言い切れない。麻薬を打つと元気になるが中毒になる。
みんなの党のデフレ脱却法案には党として反対でまとまっている。ギャンブルだ。」と全否定
http://twitter.com/THC_420/status/18800681041
【拡散希望】自民党石破氏がマニフェストを反故にして金融政策否定! 石破発言
(エラーがでたのでアドレス省略)


自民党には現状でまったく期待してないが、それにしても事実上、
若者は見殺しで、官僚の天下り先と特定企業だけ無駄なお金を垂れ流す、
産業政策にかけるとはね。やれやれ。
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18740598634
今回の石破発言は自分の党の政策もろくに理解してない低レベルを露骨にあらわしているのと、
やはり政治家には高校レベルからの経済学の教養が必要だと思いました(田中秀臣・経済学者)
(エラーがでたのでアドレス省略)



■自民党も消費税15%論!
まるで日本は財務省とマスメディアに牛耳られてしまったかのようです。
自民党の野田毅氏が消費税15%論をぶち上げました。
その前に、メスメディアが日本の借金額を900兆円を超えた、と報道したのが効いています。
まったく何をかいわんやです。この国はどうしてしまったのでしょうか。
http://takeyama-y.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-a109.html
Posted by yuri at 2011年01月29日 19:24
デフレは世界潮流。
為替格差を利用する大企業の「国境を股に掛けた」稼ぎ方が世界規模のフラット傾向を指向する限り、島国規模の受動的「経済大国」日本が一国で左右出来る事項では無い。
出来ると考える方が誇大妄想気味。
デフレ・インフレ云々に関しては、米国と中国の経済的セメギ合いに注目した方が合理的だ。
又、日本人の経済苦は国内問題。
財界と世襲官僚に富が集中した。
竹中平蔵が代表する「経済学」なるモノに騙されてはいけない。
Posted by 田仁 at 2011年01月29日 22:56
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