http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021901000083.html
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/712.html
千葉県警市川署は19日、同居していた92歳の母親の首を絞めて殺害したとして、殺人の疑いで市川市中山の無職加納秀紀容疑者(70)を逮捕した。同署によると、母親は認知症だったという。動機を調べている。
逮捕容疑は今月18日午後3時ごろ、市川市内の霊園駐車場に止めた車の中で、母親の松江さんの首をタオルのようなもので絞めて殺害した疑い。
(略)
加納容疑者には両手首と首に切り傷があり、「自殺しようとした」と供述している。
《備考》
☆自殺大国ニポン (きっこの日記。2009/04/27)
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090427
1週間前、元タレントの清水由貴子さんが自殺した。あたしは、由貴子さんが、お母さまの介護をするために芸能界を引退してたことを知らなくて、今回、「世田谷通信」の記事を書くために彼女のことを調べて、それで初めて3年前に引退してたってことを知った。だから、由貴子さんが、小学生の時にお父さんが亡くなって、それ以来、お母さまと妹さんと3人でがんばって来たことも知らなかったし、芸能活動をしながら、重病のお母さまのことを支え続けて来たってことも知らなかった。
亡くなった人のことを悪く言う人はいないものだけど、由貴子さんの場合は、ホントにお母さん思いのやさしい人だったようで、近所の人たちも、芸能界の友人たちも、みんなが口を揃えたように、その人となりを話してた。各報道によれば、由貴子さんの80才のお母さまは、30年ほど前から糖尿病と腎臓病を患い、ほとんど目が見えない状態だったそうだ。そして、半年ほど前に転んで骨折してからは車椅子が必要になり、認知症も進行してしまい、最も重い「要介護度5」に認定されてたそうだ。
「要介護度5」ってのは、お水を飲むこともトイレに行くことも1人ではできず、さらには、何か問題が起きても自分では人を呼ぶこともできず、1日24時間、誰かが看てないと生活できない状態ってことだ。一般的には、専門の施設に入れて看てもらわないとムリなレベルで、とても仕事をしながら1人で自宅介護できるレベルじゃない。だから、由貴子さんは、それまで続けて来た派遣のオペレーターの仕事を辞めて、お母さまの介護だけに専念するようになったそうだけど、その果てにあったのが、今回の不幸な結末だった。
ワイドショーやスポーツ紙は、「介護疲れで自殺」とかって無責任に報じてたけど、あたしは、そうは思わない。最後まで自宅介護にこだわってた由貴子さんは、誰よりもお母さまのことが大好きで、大好きなお母さまを介護できることを喜びに感じてた。いつでも笑顔で「お母ちゃん」「お母ちゃん」て話しかけて、食事の介護もトイレの介護も喜んでやってた。お天気のいい日には、「お母ちゃん、今日はお天気がいいから公園までお散歩に行こうよ」って言って、お母さまの体を抱き抱えるように支えたり、車椅子を押したりして、お散歩を楽しんでたそうだ。こんなにやさしい女性が自殺しなきゃなんなかっただなんて、この国の福祉は、いったいどうなってるんだろう?
(略)
これらの分布から推測できることは、お金持ちがたくさん住んでる地域は自殺者が増えずに、所得の低い人たちが多く住んでる地域だけ、自殺者が急増してるってことになる。
(略)
‥‥そんなワケで、アメリカ発の世界的な金融危機が起こる前の時点、つまり、トヨタやキヤノンを始めとした経団連に加盟してる大企業が大規模な派遣切りを始める前の時点でも、ニポンの自殺者の割合は、世界の資本主義国の中ではダントツの1位だったワケで、旧共産主義国並みの自殺率を誇ってる唯一の自殺大国だったってワケだ。そして、そのデータを取った年よりも、遥かに状況が悪化してる現在の自殺者の分布を見ると、お金持ちが多く住んでる地域は変化がなくて、低所得者が多く住んでる地域だけが増加してるんだから、ニポンの政府が推し進めて来た資本主義ってモノは、他の国々の資本主義とは違うニセモノの資本主義だったってことになる。
結局、お金持ちや大企業だけを優遇して、そのツケをすべて低所得者や中小企業に押しつけるっていう自民党政治が続いて来た結果が、このアリサマってことになる。
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自身の意識改革が一番後回し。
政権交代に対応出来てない。
だから「マニフェスト見直し」なんだよ。
オマケに、きっこさんも困窮するし、ね!