2011年02月20日

国会図書館で在日米軍基地問題を調査した国会議員の行動は「筒抜け」

1997年に国立国会図書館に出向していた外務官僚が、国会議員が図書館に依頼した調査資料の極秘リストをつくり外務省に報告していたことが、公開された外交文書で分かった。



☆議員の依頼資料を極秘報告 国立図書館出向の外務官僚
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021901000542.html

http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/924.html

依頼の多くは、沖縄の在日米軍基地問題やミサイル防衛など安全保障政策をめぐり、出版物や論文といった資料提供を要請する内容だった。


                   ↓


保坂展人(サティスファクション・パーティー=社民党)
http://twitter.com/#!/hosakanobuto/statuses/38972049045069824
国会図書館の「議員情報漏洩」問題は、大きな反響を呼んだ。国会図書館にとっては致命的なスキャンダルで、存在の根底を揺るがす事態だ。私は、3年にわたって日本政府の「電子政府構想」の影に暗躍した外資系企業の存在や、海外における営業実態を調査してきた。マル秘情報で届けられたのかどうか。


森原秀樹(サティスファクション・パーティー=社民党)
http://twitter.com/#!/HidekiMorihara/status/38910502331613184
国会議員が、膨大な情報を持つ官僚に対抗する数少ない手段のひとつが、国会図書館の立法調査。外務省の出向者が、議員の調査内容を役所に極秘報告との報に落胆。これは大問題。優秀な調査員に迷惑がかかり、議員との信頼関係も崩れる。官僚が怖くなる。



森原秀樹(サティスファクション・パーティー=社民党)
http://twitter.com/#!/HidekiMorihara/status/38913679042936832
国会議員の調査機関としては、衆参各院の調査局もある。衆院調査局には役所の出向者も多いと聞く。国会図書館の報を聞き、疑心暗鬼になる。調査局が省庁に照会をかける際、どの議員の調査かは役所に伝えないとされているが…。国会図書館と調査局が役所と筒抜けとなると、相当に痛いし問題だ。


磯道義典(満州育ち。72歳)
http://twitter.com/#!/YoIsomichi/status/38737562428387328
米国に報告するためにこんな調査をしているのだろうか。外務省が米国スパイなのでは?


上海
http://twitter.com/#!/shanghai_ii/status/38722316250791936
これ個人を特定する形でまとめたということですよね。他の図書館なら存亡に係わるようなことでっせ。




《おまけ》

http://current.ndl.go.jp/node/4139
令状なしの貸出記録提出を拒んだ館長、非難される(米国)
Posted 2006年6月23日
米国ニュージャージー州で、警察から貸出記録の提出を求められた際、州法に基づいて令状を要求した公共図書館長が、「警察の捜査に非協力的」「操作を妨害した」として市長や郡議会から非難を受けています。図書館委員会は7月の非公開ヒアリングまで保留するとしていますが、郡議会からは処罰が提案されています。

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posted by はなゆー at 05:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2/19付朝日新聞社説に対するブロガーの反応
Excerpt: 昨日付の朝日新聞の社説は少なからぬブロガーの言及するところとなった。 以下に、私
Weblog: 誰も通らない裏道
Tracked: 2011-02-20 07:04
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