▼ ある人からの情報 ▼
ここで、90年代のある出来事を思い出していただきたいと思います。四国の香川県にある「ちろりん村」のテレビCMの問題です。「ちろりん村」のCMの中に、ちらっと、ほんのちらっと「原発バイバイ」の文字が入っていたことで、瀬戸内海放送はそのCMの放映を打ち切ってしまったのです。この問題は裁判で争われたものの、「ちろりん村」の敗訴となりました。電力会社のCMは放映できて「原発バイバイ」がちらっと入った「ちろりん村」のCMは放送基準に触れるということになったのです。
詳しくは「ちろりん村」のホームページで。
http://www.niji.or.jp/chirorin/MENU/BAIBAI/baibai.html
これは、放送業界と電力会社の結びつきの強さを印象付けるには、十分過ぎる出来事でした。
《備考〜渡辺武達・同志社大学教授の文》
http://muratopia.org/Awaji/Act/CATV/report.html
ちろりん村は1988年以来瀬戸内海放送でスポットコマーシャルを打ってきた。くだんのCMが問題になる前にも数回、時節にあわせてCM内容を変更してきている。この「原発バイバイ」というコピー(広告文)をふくむCMの場合でも新しく内容が変更された90年6月にいったん二度放映されながら、後でどこかの抗議(電力関係事業者?)があり、その部分が放送法でいう「政治的公平」条項に違反しているという屁理屈をつけ、局内考査会議という形式をととのえ、打ち切られたわけである。
この件で私じしんは原告側にたったつぎのような意見書を高松地方裁判所にだした。そこでの主張は
(1)「原発バイバイ」のコピーは全体のCM画面のほんの一部でその他の画面は食品販売だし、当該部分にしても自然食品のプラス・イメージづくりそのもので、マーケティングの論理にそったものだし、内容的に禁止すべきものではけっしてない。
(2)日々、全国の電力会社や資源エネルギー庁、科学技術庁などが原発推進のCMや文書をばらまいているとき、ちろりん村のこの程度のコピーが放送法違反というのはいちじるしく公平を欠き、法の下での平等を保障する憲法違反であると同時に、意見の多様性をもとめる放送法の違反、そしてなによりも
(3)原発の推進が民衆の利益に反するというものである。
電力業界・政府・巨大メディアは総計五百億円を超えるエネルギー関連の広告費によって結びつき、それら三者はタッグを組んで民衆にあるがままの社会的事実を知らせない。そこにはえげつないほどの情報操作の構造があるわけだ。
たとえば、政府の依頼で(1991年)日本原子力文化振興財団が作成した答申「原子力PA(Public Acceptanceの略で民衆による受容のことーー筆者)作戦」(作成委員長は読売新聞の論説委員)には、「女性(主婦)層には、訴求点を絞り、信頼ある学者や文化人等が連呼方式で訴える方式をとる」「文部省に働きかけて原子力を含むエネルギー情報を教科書に入れてもらう」などとあり、「原発バイバイ」放映中止と控訴棄却はその悪徳行為の一環にすぎないことがわかる
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中曽根康弘は生きてるだけで罪業だ。
無論、清和会の飼い猫はソレを知ってて「罪の付け換え」に熱心なのだが。
馬鹿だと騙される奴も居るからな…。
清和会の飼い猫は勿論、我利我利亡者の素質タップリだ。
靖国原理主義の頂点に立つ、中曽根康弘の意の侭に動くのは世襲官僚。
よく知ってる癖に。
民主党には迂回路に継ぐ迂回路でコントロールが利きにくいからこそ、自民党が政権に返り咲くべきなのだ。
下野なう勢力に取って!は。