2011年05月10日

〔写真ニュース〕福島県で学校給食に福島県産牛乳が復活

☆福島の牛乳 うれしい (4月28日の読売新聞)

http://allatanys.jp/A005/20110428PHY03333.html

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/784.html

福島第一原発事故による加工前牛乳の出荷制限が、原発周辺など一部地域を除き解放された福島県で、27日から県産牛乳が本格的に店頭に並び、学校給食でも復活した。



☆チェルノブイリ原子力発電所事故
http://goo.gl/12YcB

汚染された区域の一部の子供は、甲状腺に最大50グレイの高い線量を受けた。これは汚染された地元の牛乳を通じて、比較的寿命の短い同位体である放射性ヨウ素を体内に取り込んだからである。いくつかの研究により、ベラルーシ、ウクライナ、およびロシアの子供での甲状腺癌の発生が増えていることが判った。




☆原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」
(スイス国際放送。3月23日)
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29799892


しかし、がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。

イギリスにあるセラフィールド (Sellafield)の使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされていない。

(略)


swissinfo.ch:原爆を経験した唯一の国である日本が今また大規模な原発事故に見舞われているというのはある意味ひどい皮肉のようです。当時の医療的な経験は今回の役に立ちますか。

ヴァルター:それはないだろう。当時は特別な治療を施すことがまったくできなかった。その上、被曝の影響は異なる。広島と長崎で被曝した父親を持つ子どもたちとチェルノブイリで被曝した父親を持つ子どもたちをイスラエルの研究者たちが調査した。その結果、父親が原爆で被曝した後に生まれた子どもたちには遺伝子の変異がまったく見られなかったことが分かった。

それに対し、チェルノブイリの事故後に解体作業者として入った父親から被曝後に生まれた子どもたちには一定の割合の遺伝子(ミニサテライトDNA)に相当数の変異が見られた。遺伝的な視点で見ると、今回の福島第一原発の事故は深刻なケースだ。

posted by はなゆー at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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