http://twitter.com/#!/mistress_mimi/status/68188030195871744
福島県郡山市の母です。山下俊一氏の100mSvまで大丈夫の言葉を信じ、安全だと思ってるママ多数。洗濯物は外。子供を公園で遊ばせる。避難=過剰反応だと批判する。危険を訴える人の方が少数なんです。福島の子供達を助けて!
シュンソク(福島県福島市・伊達市)
http://twitter.com/#!/shunsoku2002/status/64876806225936384
【拡散希望】誰か、長崎県の人見てませんか?長崎大学山下教授は、飯舘村等の避難を妨害し、福島市や郡山市などの人々がマスクで自己防衛することを否定、高線量放射線の中で子どもを外遊びさせるよう推奨するなど、大迷惑な人です。早く引き取ってください。
☆ドグラ・マグラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%A9
正木敬之(まさき けいし)
九州帝国大学精神病科教授。従六位。「狂人の解放治療」なる計画の発起人。学生時代から常人の理解を超越した言動で周囲を驚かせてきたが、すべては「狂人の解放治療」を見据えてのことだったらしい。若林博士の言葉によると、「私」が目覚める1ヶ月前に自殺したらしいのだが…。
若林鏡太郎(わかばやし きょうたろう)
九州帝国大学法医学教授。正木教授とは学生時代の同級生。「私」の記憶が戻るようにと色々と取り計らってくれている。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2093_28841.html
正木博士が座ったまま、真青になって両手を上げた。
「……が……学術のために……」
「……ダ……駄目です……駄目です……絶対に駄目です」
私の眼から、涙が止め度もなく溢れ流れはじめた。そのために正木博士の顔も、部屋の中の光景もボンヤリして見えなくなったが、それを拭いもあえずに私は叫び続けた。
「学術が何です。……研究が何です。毛唐の科学者がどうしたんです。……僕はキチガイかも知れませんが日本人です。日本民族の血を稟けているという自覚だけは持っています。そんな残忍な……恥知らずな……毛唐式の学術の研究や、実験の御厄介になるのは死んでも嫌です。……学術の研究というものが、どうしてもコンナ穢らわしい、恥知らずな事をしなければならないものならば……そうして僕が是非ともコンナ研究に関係しなければならない人間ならば、僕はそんな過去の記憶と一緒に、この頭をブッ潰してしまいます……今……直ぐに……」
「……ソ……ソ……そんな訳じゃない……実はお前は……君は呉一郎の……呉一郎が……」
こう云ううちに正木博士の態度が、シドロモドロに崩れて来た。天地が引っくり返っても平気の平左と思われたその大胆不敵な、浅黒い顔色が、みるみる真赤になり、又たちまち真青に変化した。中腰になって両手を伸ばしつつ、私の言葉を遮り止めようとして狼狽している態度が、新しく新しく湧き出る私の涙越にユラユラと揺らめき泳いだ。しかし私は皆まで聞かなかった。
「嫌です嫌です。僕が呉一郎の何に当ろうが……どんな身の上だろうが同じ事です。誰が聞いたって罪悪は罪悪です」
「……………」
「先生方は、そんな学術研究でも何でも好き勝手な真似をして、御随意に死んだり生きたりなすったらいいでしょう……しかし先生方が、その学術研究のオモチャにしておしまいになった呉家の人達はドウなるのですか……呉家の人達は先生方に対して何一つわるい事をしなかったじゃありませんか。そればかりじゃありません。先生方を信じて、尊敬して、慕ったり、便り縋ったりしているうちに、その先生方に欺瞞されたり、キチガイにされたりしているじゃないですか。この世に又とないくらい恐ろしい学術実験用の子供を生まされたりしているじゃないですか。そんな人々の数えても数え切れない怨みの数々を、先生方は一体どうして下さるのですか。……死ぬ程、愛し合っている親子同志や恋人同志が、先生方の手で無理やりに引離されて、地獄よりも、非道い責苦を見せられているのを、先生方はどうして旧態に返して下さるのです。唯、学術の研究さえ出来れば、ほかの事はドウなっても構わないと仰言るのですか」
「……………」
「御自分で手を下しておいでにならなくとも、おんなじ事ですよ。その罪の告白を、他人に発表させておけば、それで何もかも帳消しになると思っておいでになるのですか……良心に責められているだけで、罪は浄められると思っておいでになるのですか」
「……………」
「……あんまり……あんまり……非道いじゃありませんか」
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